ITパスポート 法務・コンプライアンス問題の覚え方【ゴロ合わせ一覧】
2026-05-21ITパスポート 法務 コンプライアンス 覚え方

ITパスポート 法務・コンプライアンス問題の覚え方【ゴロ合わせ一覧】

この記事でわかること(30秒サマリ)

  • 著作権法・不正アクセス禁止法・個人情報保護法の頻出ポイント
  • ゴロ合わせ・記憶術の一覧
  • 公益通報者保護法・特定電子メール法など混同しやすい法律の違い
  • 令和5〜8年度の具体的な出題例と解き方

法務・コンプライアンス問題は「法律名 → 何を禁止・保護しているか」の対応関係を覚えるだけで得点できます。難しい法律条文の暗記は不要です。

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頻出3大法律:著作権法・不正アクセス禁止法・個人情報保護法

著作権法(毎年出題)

著作権法は「著作物(文章・音楽・プログラム・データベース等)を作った人の権利を保護する」法律です。

試験で問われる最重要ポイント3つ

1. プログラムは著作物:ソフトウェアのソースコードは著作権法の保護対象です。

2. 業務著作は法人の著作権:会社の指示で社員が業務中に作成したプログラム・文書は、原則として会社(法人)が著作権者です。

3. 引用の条件:他者の著作物を引用するには「出所明示」「必要最小限の範囲」「主従関係(引用が従)」の3条件が必要です。

ゴロ合わせ:「プログラム著作権は会社持ち(かいしゃもち)、個人が作っても業務なら会社」

不正アクセス禁止法

正式名称:「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」。コンピュータシステムへの不正侵入・不正アクセスを禁止する法律です。

試験で問われるポイント

  • 不正アクセス行為の定義:アクセス制御機能(ID・パスワード等)を突破して、正当な権限なくシステムを利用すること。
  • IDの不正取得・保管も禁止:他人のIDやパスワードを不正に取得・保管する行為も禁止対象です。
  • 法人も対象:行為者個人だけでなく、行為を放置した管理責任も問われます。

ゴロ合わせ:「不正アクセス禁止はカギ(アクセス制御)を無断で使うな」

個人情報保護法

個人情報(生存する個人を識別できる情報)の適切な取扱いを義務づける法律です。2022年改正で罰則強化・要配慮個人情報の規定が整備されました。

試験で問われるポイント

用語意味
個人情報氏名・住所・電話番号・メール等、特定の個人を識別できる情報
要配慮個人情報病歴・障害・前科等、取扱いに特別な配慮が必要な情報
第三者提供の制限原則として本人の同意なく第三者に提供できない
匿名加工情報個人を識別できないように加工した情報。同意なく第三者提供可能

ゴロ合わせ:「個人情報は本人の同意が大原則。例外(匿名加工)があれば第三者提供OK」

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混同しやすい法律の一覧表

法律名が似ていて混同しがちな法律を整理します。試験では法律名と保護対象・禁止行為の対応を問われます。

法律名何を禁止・保護するかキーワード
不正アクセス禁止法コンピュータへの不正侵入・不正アクセスID・パスワード・アクセス制御
不正競争防止法企業の営業秘密不正取得、商品形態模倣営業秘密・ノウハウ・商品形態
著作権法著作物(プログラム含む)の無断利用創作・プログラム・引用条件
特許法発明(技術的アイデア)の独占権発明・20年間・特許登録
商標法ブランドロゴ・社名等の商標の独占権マーク・ロゴ・登録商標
個人情報保護法個人情報の適切取扱い義務同意・第三者提供・匿名加工
公益通報者保護法公益通報(内部告発)した従業員の保護内部告発・解雇禁止・保護
特定電子メール法迷惑メール(スパム)の規制未承諾メール・オプトイン・送信者表示
プロバイダ責任制限法ネット上の誹謗中傷に対するISPの責任制限発信者情報開示・削除要請

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公益通報者保護法・特定電子メール法の混同パターン

公益通報者保護法(令和7年度出題傾向)

「会社の法令違反を外部機関に通報した社員を解雇してはいけない」法律です。

試験のひっかけパターン:「社内への報告は保護対象か」→ 保護対象です。社内(上司・コンプライアンス窓口)への報告も含まれます。

覚え方:「公益通報者保護法 = 正直者(告発した人)を守る法律」

特定電子メール法(令和5年度出題)

「受信者の事前同意(オプトイン)なしに広告・宣伝メールを送信することを禁止」する法律です。

試験のひっかけパターン:「既存顧客へのメールは例外か」→ 既存顧客であっても、広告・宣伝メールは事前同意(オプトイン)が必要です(一部例外あり)。

覚え方:「特定メール法 = 迷惑メール禁止。送る前にOK(オプトイン)をもらう」

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令和5〜8年度の出題例

令和6年度 出題例イメージ

問題:A社はWebシステムを開発し、そのソースコードを自社サーバに保管している。このソースコードの著作権はどこに帰属するか。
ア 開発担当社員 イ A社(法人) ウ 著作権は発生しない エ 国

解答:イ(A社)。業務著作なので著作権は法人(A社)に帰属します。

令和7年度 出題例イメージ

問題:他人のIDとパスワードを無断で使ってSNSにログインした行為は、どの法律に違反するか。
ア 著作権法 イ 不正競争防止法 ウ 不正アクセス禁止法 エ 個人情報保護法

解答:ウ(不正アクセス禁止法)。アクセス制御(ID・パスワード)を突破した不正侵入です。

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まとめ:法務問題の攻略ポイント

法務・コンプライアンス問題は「法律名 → 保護・禁止対象 → キーワード」の3点セットを覚えるだけで得点できます。条文の細かい番号や施行年は試験に出ません。

まず表の上位3法律(著作権法・不正アクセス禁止法・個人情報保護法)を完全習得して、次にその他の法律を追加する順序で進めてください。

セキュリティ分野の攻略法と組み合わせると、テクノロジ系・ストラテジ系の両方でセキュリティ・法務の得点が安定します。

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