ストラテジ系マーケティング
D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)とは?
読み方: でぃーとぅーしー
1行定義
メーカー・ブランドが小売店・流通業者を介さず、自社ECサイトやSNSを通じて消費者と直接取引するビジネスモデル
詳細解説
D2C(Direct to Consumer)とは、製品を製造・企画するブランドが、従来の「メーカー→卸→小売→消費者」という流通チャネルを省略し、自社ECサイト・公式SNS・直営店舗を通じて消費者と直接販売・コミュニケーションを行うビジネスモデルです。D2Cが注目される背景として、①Shopify等のECプラットフォームの普及で自社ECの構築コストが大幅低下、②SNSによる直接ファン育成が可能になった、③消費者データを直接取得・活用できるようになった、という3つがあります。D2Cのメリットは①中間業者マージンの削減による高利益率、②顧客データの直接収集によるパーソナライゼーション、③ブランドストーリーを直接伝えられる顧客体験の設計、④迅速な製品フィードバックと改善サイクルです。代表事例として、Warby Parker(眼鏡)・Glossier(コスメ)・国内ではベースフード・D2Cコスメブランドなどが挙げられます。デメリットとして、自社での物流・CS・マーケ機能を全て担う必要があり、スケール時の運営コストが増大します。ITパスポートでは「D2Cの定義(中間流通を排除した直接販売)」「従来流通との比較」「サブスクリプションとの組み合わせ(定期購入モデル)」が問われます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1D2C=メーカーが卸・小売を介さず消費者に直接販売するモデル
- 2中間流通を排除→高利益率・顧客データ直接取得・ブランド体験の一貫設計が可能
- 3デメリット:物流・CS・マーケを全て自社で担うため規模拡大時のコスト増大リスク
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26