テクノロジ系AI・新技術

エッジコンピューティングとは?

読み方: えっじこんぴゅーてぃんぐ
1行定義

データの発生源(デバイス・工場・車両)の近くで演算処理を行い、クラウドへの通信遅延を低減する分散コンピューティングの概念

詳細解説

エッジコンピューティング(Edge Computing)は、データの処理をクラウドの中央サーバーではなく、データが発生する場所の近く(エッジ)—デバイス自体・工場のゲートウェイ・基地局・ローカルサーバー等—で行う分散コンピューティングの概念です。「エッジ」とはネットワークの端(末端)を意味します。クラウドコンピューティングとの使い分けは次の通りです。クラウド:大規模な計算・長期的なデータ保管・AI学習に適する。遅延が数十〜数百msになる場合がある。エッジ:リアルタイム性が必要な処理(数ms以下の遅延)・大量データのフィルタリング・オフライン継続動作に適する。エッジコンピューティングが必要になる主なユースケースは次の通りです。自動運転:障害物の検知・ブレーキ判断を数ms以内で行う必要があり、クラウドへの送信では間に合わない。工場自動化:製造ラインの異常検知をリアルタイムで行い生産停止を防ぐ。IoTデータ前処理:センサーデータを現地でフィルタリング・集約してからクラウド送信量を削減。スマートシティ:信号制御・監視カメラの映像解析をリアルタイムで処理。エッジAI:AIモデルをエッジデバイス上で動かす(NVIDIA Jetson・Coral等)ことで、クラウドへのデータ送信なしにAI推論を実現。ITパスポートでは「エッジコンピューティングの定義」「クラウドとの役割分担」「IoT・5Gとの関係」「遅延低減のメリット」が頻出です。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1データ発生源の近くで処理してクラウド通信の遅延を低減
  • 2自動運転・工場自動化など数ms以下のリアルタイム処理に必須
  • 3IoTデータをエッジでフィルタリングしてクラウド転送量を削減
  • 4クラウド(大規模処理・AI学習)とエッジ(低遅延処理)の役割分担

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26