ストラテジ系財務会計

IRR(内部収益率)とは?

読み方: あいあーるあーる
1行定義

投資のNPVがちょうどゼロになる割引率。IRRが資本コスト(ハードルレート)を超えれば投資価値あり。NPVを補完する投資評価指標。

詳細解説

IRR(Internal Rate of Return:内部収益率)は、投資から得られる将来キャッシュフローの現在価値の合計が初期投資額とちょうど等しくなる(NPV=0になる)割引率のことです。IRRは「投資が生み出す収益率そのもの」を示し、企業の資本コスト(WACC)や最低目標収益率(ハードルレート)と比較して投資可否を判断します。判定基準は「IRR>ハードルレート(資本コスト)なら投資価値あり」です。NPVとIRRの関係:割引率を変化させるとNPVが変化し、NPV=0になる点(横軸との交点)がIRRです。NPV法との使い分けとして、複数の投資案を比較する場合はNPV法(絶対額比較)が優れており、単一投資案の収益率を示す場合はIRR法が直感的です。IRRの欠点は①異常なキャッシュフローパターンでは複数のIRRが存在する場合がある、②投資規模を考慮しないため規模が異なる案件の比較に不向き、の2点です。IT投資評価では「プロジェクトAのIRRが15%、資本コストが8%→投資価値あり」という形で活用されます。ITパスポートでは「IRRの定義(NPV=0になる割引率)」「ハードルレートとの比較による判定」「NPVとの関係・使い分け」が問われます。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1IRRの定義(NPV=0になる割引率)
  • 2IRR>ハードルレートで投資価値あり
  • 3NPV法との違いと使い分け(絶対額 vs 収益率)
  • 4IRRの欠点(複数解の可能性・規模を無視)

関連用語

NPV(正味現在価値)
財務会計
ROI(投資利益率)
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キャッシュフロー計算書
財務会計
損益分岐点
財務会計

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26