テクノロジ系ネットワーク
ロードバランサとは?
読み方: ろーどばらんさ
1行定義
複数のサーバーにリクエストを分散して処理負荷を均等化し、システムの可用性とスループットを向上させる装置
詳細解説
ロードバランサ(Load Balancer)は、クライアントからのリクエストを複数のサーバー(バックエンドプール)に分散させることで、特定のサーバーへの負荷集中を防ぎ、システム全体のスループット向上と可用性確保を実現する装置またはソフトウェアです。主な負荷分散アルゴリズムはラウンドロビン(順番に割り振り)・最小接続数(接続数が少ないサーバーへ)・IPハッシュ(同一クライアントを同じサーバーへ)などです。ロードバランサにはL4ロードバランサ(TCP/UDP層で分散)とL7ロードバランサ(HTTP層でURLパスやヘッダーで振り分け)があります。L7はHTTPSの終端(SSL終端)も担当するため、バックエンドサーバーの負荷軽減にも貢献します。高可用性(HA)構成ではロードバランサ自体もアクティブ・スタンバイの冗長化が必要です。ヘルスチェック機能により、障害サーバーを自動的にプールから外し、正常サーバーへのみリクエストを送ることができます。代表的なソフトウェアはNginx・HAProxy・AWS ELB(Elastic Load Balancing)・GCP Cloud Load Balancingです。ITパスポートでは「スケールアウトとロードバランサの関係」「可用性向上のための冗長化」が頻出です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1リクエストを複数サーバーに分散してスループット向上
- 2ヘルスチェックで障害サーバーを自動排除し可用性確保
- 3L4はTCP層、L7はHTTP層(URL・ヘッダー)での振り分け
- 4SSL終端:L7ロードバランサでHTTPS処理を集約し後段を軽量化
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-25