テクノロジ系データベース
正規化とは?
読み方: せいきか
1行定義
データの冗長性・更新異常を排除するためにテーブルを分割・整理する設計手法。第1〜第3正規形が基本
詳細解説
正規化(Normalization)は、リレーショナルデータベースの設計において、データの冗長性(重複)を排除し、更新異常(挿入・削除・更新時に生じる不整合)を防ぐためにテーブルを段階的に分割・整理する設計手法です。正規化の段階(正規形)は次の通りです。第1正規形(1NF):繰り返し項目を排除し、各セルに単一の値のみを持たせる。第2正規形(2NF):1NFを満たした上で、主キーの一部にのみ依存する列(部分関数従属)を別テーブルに分離する。第3正規形(3NF):2NFを満たした上で、主キー以外の列に依存する列(推移的関数従属)を別テーブルに分離する。ボイス・コッド正規形(BCNF):3NFをさらに厳密化した形。正規化の目的は「データの整合性確保」「更新処理の簡素化」「ストレージ効率の向上」ですが、過度な正規化はJOINが増えてクエリが複雑になり性能低下を招くため、実務では非正規化(意図的な冗長化)も行われます。ITパスポートでは「第1〜第3正規形の定義」「関数従属性の概念」「正規化の目的と効果」「非正規化とのトレードオフ」が頻出です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1第1NF:繰り返し項目排除、各セルに単一値
- 2第2NF:部分関数従属を別テーブルに分離
- 3第3NF:推移的関数従属を別テーブルに分離
- 4過正規化はJOIN増加で性能低下、実務では非正規化も使用
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-25