テクノロジ系システム開発
オブジェクト指向とは?
読み方: おぶじぇくとしこう
1行定義
データと処理をオブジェクトとしてまとめ、再利用・拡張しやすいプログラムを設計するパラダイム
詳細解説
オブジェクト指向(Object-Oriented Programming / OOP)は、データ(属性)と処理(メソッド)を「オブジェクト」として一体化してプログラムを構築するプログラミングパラダイムです。現代のほぼすべての主要プログラミング言語(Java・Python・C++・JavaScript・Swift等)がオブジェクト指向をサポートします。主要概念は次の通りです。クラス:オブジェクトの設計図(テンプレート)。例えばCar クラスは「色・速度」の属性と「走る・止まる」のメソッドを定義。インスタンス:クラスから生成された実体(具体的なオブジェクト)。カプセル化:データと処理を外部から隠蔽し、公開インターフェース(public)のみで操作させる。継承:既存クラス(親クラス)の属性・メソッドを引き継いで新クラス(子クラス)を作成する。ポリモーフィズム(多様性):同じメソッド名を呼び出しても、オブジェクトの種類によって異なる処理を実行できる。オブジェクト指向のメリットはコードの再利用性向上・変更の影響範囲の局所化・チーム開発での役割分担のしやすさです。UML(統一モデリング言語)はオブジェクト指向の設計を図式化する標準表記法で、クラス図・シーケンス図・ユースケース図が代表的です。ITパスポートでは「クラス・インスタンス・継承・カプセル化の定義」「UMLの概念」が頻出です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1クラス(設計図)からインスタンス(実体)を生成
- 2カプセル化でデータを隠蔽し外部からの直接操作を防ぐ
- 3継承で親クラスの属性・メソッドを子クラスが引き継ぐ
- 4ポリモーフィズム:同一メソッド名でオブジェクト種別ごとに異なる動作
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-25