テクノロジ系システム開発
回帰テスト(リグレッションテスト)とは?
読み方: かいきてすと
1行定義
ソフトウェアの変更・修正後に、以前正常に動作していた機能が壊れていないかを確認するテスト。既存テストケースを再実行する
詳細解説
回帰テスト(Regression Test: リグレッションテスト)は、ソフトウェアにバグ修正・新機能追加・リファクタリング等の変更を加えた後に、変更によって以前正常に動作していた既存機能が壊れていないか(デグレードしていないか)を確認するテストです。「デグレードテスト」「退行テスト」とも呼ばれます。回帰テストが必要な理由は、ある部分の修正が別の部分に意図しない影響(副作用)を与えることが多いためです。例えばログイン機能のバグ修正が決済機能に影響するケースなどです。回帰テストの実施方法は既存のテストケース(テストスイート)を変更後に再実行することで、手動でも実施できますが、テストケースが増えるにつれて自動化(回帰テスト自動化)が不可欠になります。自動化ツールはSelenium(Web UIテスト)・pytest・JUnit・Cypress・Playwright等があります。CI/CD(継続的インテグレーション)パイプラインと組み合わせて、コードをコミットするたびに自動で回帰テストを実行する仕組みが現代の標準的な開発プラクティスです。回帰テストの範囲選択(全件実行か影響範囲に絞るか)はリスクベーステストの観点で判断し、変更の影響が大きい部分を優先します。ITパスポートでは「回帰テストの定義と目的」「CI/CDとの関係」「テスト自動化の必要性」が出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1ソフトウェア変更後に既存機能の動作破壊(デグレード)を検出
- 2既存テストケースを再実行する手法
- 3テストケース増加に伴い自動化(Selenium・pytest等)が不可欠
- 4CI/CDと組み合わせてコミット毎に自動実行するのが現代の標準
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26