テクノロジ系データベース
レプリケーションとは?
読み方: れぷりけーしょん
1行定義
データベースのデータを複数のサーバーに自動的にコピー・同期する仕組み。高可用性・障害耐性・読み取り負荷分散を実現する
詳細解説
レプリケーション(Replication)は、あるサーバー(プライマリ・マスター)のデータベースの変更を別のサーバー(レプリカ・スレーブ)に自動的にコピー・同期し、複数のサーバーが同じデータを保持するようにする仕組みです。データベースの可用性向上・バックアップ・読み取り負荷分散の目的で広く使われます。レプリケーションの主な構成はプライマリ(書き込み担当)・レプリカ(読み取り担当)の1対多構成が一般的で、MySQLのバイナリログレプリケーション・PostgreSQLのストリーミングレプリケーション・MongoDBのレプリカセットが代表的実装です。レプリケーションの用途と効果は高可用性(プライマリが障害時にレプリカへフェイルオーバー・ダウンタイム最小化)・読み取り負荷分散(読み取りクエリをレプリカに分散してプライマリの負荷軽減)・バックアップ(レプリカをバックアップ元にしてプライマリへの影響なし)・地理分散(異なる地域にレプリカを配置してレイテンシ低減)です。レプリケーションの課題はレプリケーション遅延(プライマリへの書き込みがレプリカに反映されるまでに時間差が生じる)と一貫性(プライマリとレプリカで同時に読み書きするとデータが不整合になる可能性)です。同期レプリケーション(書き込み完了前にレプリカへの反映を確認・強い一貫性・遅い)と非同期レプリケーション(確認待ちなし・速い・遅延あり)のトレードオフがあります。ITパスポートでは「レプリケーションの目的(可用性・負荷分散)」「プライマリとレプリカの役割」「同期・非同期レプリケーションの違い」が出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1プライマリのデータをレプリカに自動コピー・同期する仕組み
- 2高可用性(フェイルオーバー)・読み取り負荷分散・バックアップに活用
- 3同期(強い一貫性・低速)vs非同期(高速・遅延あり)のトレードオフ
- 4レプリケーション遅延:プライマリへの書き込みがレプリカに即時反映されない
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26