マネジメント系システム監査
職務分掌とは?
読み方: しょくむぶんしょう
1行定義
一人の担当者が業務の全プロセスを完結できないよう役割を分離し、不正・誤謬を防ぐ内部統制の基本原則
詳細解説
職務分掌(Segregation of Duties / SoD)は、内部統制の根幹原則のひとつで、ひとりの担当者が業務の承認・実行・記録・確認のすべてを行えないように役割を分離し、相互牽制を機能させる仕組みです。例えば「購買担当者が発注・検収・支払い承認をすべて行う」状態は職務分掌が機能していない典型例であり、横領のリスクが高まります。適切な職務分掌では「発注(購買部門)→ 検収(倉庫部門)→ 支払い承認(経理部門)」と役割を分離します。情報システムでは「開発者が本番環境に直接アクセスできない」「システム管理者がデータを直接変更できない」という形で実装されます。J-SOX や COBIT でも重要な統制項目として位置づけられ、ITパスポートでは内部統制・予防統制の具体例として出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1一人が全プロセスを完結できないよう役割分離する原則
- 2承認・実行・記録・確認を別担当者が担う
- 3IT系の例:開発者が本番環境に直接アクセスできない
- 4J-SOX・COBIT の重要統制項目
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26