テクノロジ系システム開発
ユーザストーリーとは?
読み方: ゆーざすとーりー
1行定義
アジャイル開発での要件記述形式。「[役割]として[目的]のために[機能]がしたい」の形式でユーザー視点から機能要件を記述する
詳細解説
ユーザストーリー(User Story)は、アジャイル開発(特にスクラム・XP)において要件を記述するための軽量なフォーマットで、ユーザー視点で「誰が・何のために・何をしたいか」を簡潔に表現します。標準的な記述形式は「[役割/ペルソナ]として、[達成したい目標/理由]のために、[特定の機能/操作]がしたい」(英語では「As a [role], I want [feature] so that [benefit]」)です。例として「オンラインショップの顧客として、購入履歴を確認するために、マイページで過去の注文一覧を見たい」のように記述します。ユーザストーリーはビジネス価値に焦点を当てた要件記述で、詳細な仕様書の代わりに対話(会話)を重視します。INVEST基準(Independent: 独立/Negotiable: 交渉可能/Valuable: 価値ある/Estimable: 見積もり可能/Small: 小さい/Testable: テスト可能)が良いユーザストーリーの条件です。アクセプタンスクライテリア(受け入れ条件)はユーザストーリーが「完了」したと判断する具体的な条件を記述したもので、テストの基準にもなります。エピック(Epic)は複数のユーザストーリーをまとめた大きな機能単位で、スプリントをまたいで開発されます。プロダクトバックログはユーザストーリーの優先順位付きリストで、スクラムの中核成果物です。ITパスポート試験では「ユーザストーリーの形式」「アジャイル開発との関係」「プロダクトバックログの概念」が出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1[役割]として[目的]のために[機能]がしたい の形式で要件を記述
- 2ユーザー視点でビジネス価値を重視したアジャイルの要件記述
- 3INVEST基準(独立・交渉可能・価値・見積可能・小さい・テスト可能)
- 4プロダクトバックログはユーザストーリーの優先順位付きリスト
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26