平成22年度 春期17テクノロジ系

基本情報 平成22年度 春期 問17:テクノロジ系に関する問題

システムが時間とともに図のように故障と回復を繰り返した。このとき, RASIS の 信頼性 (Relabiity) と可用性 (Availability) を表す指標の組合せとして, 適切なもの 、 ン ンー。 ニーユ ニーユエ カ はどれか。 ここで, 7 っ 2な PD 2 とする。 1回目の 2回目の 回目の ll Il MI | 』 | り | ーー ん | s 回復 回復 回復 信頼性 可用性

  • aPA S
  • bPA 7 二5) ワ 7二S い正答
  • c多重プログラミングはターンアラウンドタイムの短縮に貢献するが, スループッ トの向上にはあまり役立たない。 エエ プリンタへの出力を一時的に磁気ディスク装置へ保存するスプーリングは, スル ープブットの向上に役立つ。
  • d7二S 7 十5) 問8 スループットに関する記述のうち, 適切なものはどれか。 ア ジョブとジョブの実行の間にオペレータが介入することによってシステムに遊休 時間が生じても, スループットには影響を及ぼばさない。 イ スループットはCFDU 性能の指標であり, 入出力の速度, オーバヘッド時間などに よって影響を受けない。
正答:BPA 7 二5) ワ 7二S い

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答えは b です(試験原本では信頼性=T、可用性=T/(T+S)の組合せ)。

RASISの2指標:

  • 信頼性(Reliability):故障せず動き続ける時間の平均=MTBF=T(平均稼働時間)
  • 可用性(Availability):全体時間のうち動いている割合=T÷(T+S)(Sは平均修理時間=MTTR)

図のT=動いてた時間、S=修理時間。これを当てはめます。

👉 覚え方:「信頼性=MTBF(壊れずに動く時間)」「可用性=MTBF÷(MTBF+MTTR)(動いてた割合)」。

ほかの選択肢は組合せが入れ替わったり計算式が違うので不正解。RASIS=Reliability/Availability/Serviceability/Integrity/Security の5指標、最初の2つが最重要!

標準試験対策の基準レベル

なぜこれが正解か

正解は b。RASISの主要指標:

  • 信頼性(Reliability)MTBF(Mean Time Between Failure、平均故障間隔)。図中の T が稼働時間で、これがMTBFに相当。
  • 可用性(Availability)稼働率=MTBF÷(MTBF+MTTR)=T÷(T+S)。Sは平均修理時間(MTTR: Mean Time To Repair)。

この組合せが b に該当する。

各選択肢の解説

他選択肢は信頼性と可用性の対応が入れ替わっていたり、計算式が異なるため不正解。スループット・多重プログラミングの記述が混ざっている選択肢(c, d)はOCR乱れで本問の趣旨と異なる。

覚え方・ひっかけ注意

RASIS=Reliability(信頼性)/Availability(可用性)/Serviceability(保守性)/Integrity(保全性)/Security(機密性)。「信頼性=故障しない時間の長さ可用性=動いてる時間の割合」。「故障しても可用性は維持可能」(冗長化)が応用問題の典型。

上級誤答論破・背景理論まで深掘り

理論的背景

システム信頼性工学の基本指標:MTBF=Σ稼働時間/故障回数、MTTR=Σ修理時間/故障回数、MTTF(Mean Time To Failure、修理不可能システムの平均寿命)。稼働率A=MTBF/(MTBF+MTTR)。信頼度関数R(t)=e^(-λt)(故障率λが一定の指数分布仮定)。直列システム:R = ΠR_i(全要素が動く必要、稼働率は積)、並列システム:R = 1-Π(1-R_i)(どれかが動けばOK、稼働率は1-(1-x)(1-y))。バスタブ曲線(初期故障期→偶発故障期→摩耗故障期)はハードウェア故障率の古典モデル。ワイブル分布は故障時間の柔軟なモデルで、形状パラメータβにより上記3期間を表現可能。

実務での使われ方

SLA(Service Level Agreement)の可用性指標:99%(Two Nines)=年間87.6時間停止、99.9%(Three Nines)=年間8.76時間、99.99%(Four Nines)=年間52.6分、99.999%(Five Nines)=年間5.26分、99.9999%(Six Nines)=年間31.5秒。Webサービスは通常Three〜Four Nines、ミッションクリティカル系はFive Nines以上を目指す。SLO(Service Level Objective、内部目標)、SLI(Service Level Indicator、測定指標)はSRE(Site Reliability Engineering、Google発祥)の基本概念で、Error Budget(許容停止時間予算)でリスクテイク判断する。

試験での位置づけ

FE科目AでRASIS・稼働率計算が定番。応用情報・ITサービスマネージャ・ネットワークスペシャリストでは直列/並列稼働率、冗長構成(N+1、2N、2N+1)の稼働率計算、保守性指標(MTTR短縮策)、可用性設計(高可用性HA、フォールトトレラント、災害復旧DR)が深く問われる。データセンタTier I〜IV(Uptime Institute)、ITIL 4の可用性管理プロセスとも関連。

選択肢の発展補足

信頼性設計の発展:FMEA(Failure Modes and Effects Analysis、故障モード影響解析)/FTA(Fault Tree Analysis、故障の木解析)/HAZOP(HAZard and OPerability Study)/RBD(Reliability Block Diagram)/Markov Reliability Model(修理可能システム)。SRE実践Error Budget Policy(予算超過時のリリース凍結)、Toil削減(運用作業の自動化)、Postmortem(非難なき事後分析)、Chaos Engineering(意図的障害注入で耐性検証)。MTTRよりMTTD/MTTI/MTTC(Detection/Identification/Containment)が現代の重視指標で、観測可能性(Observability、Three Pillars:Metrics/Logs/Traces)の運用基盤が必須。NIST SP 800-160、ISO/IEC 25010(システム品質特性、信頼性は8特性の1つ)も基礎規格として押さえる。

出典・引用について

出典:IPA(情報処理推進機構)公式 基本情報技術者試験 平成22年度 春期17/ 公的機関配布資料につき出典明記の上引用。解説は合格ナビによる独自AI解説です。

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