FE

基本情報技術者(FE) 用語集

シラバス9.0対応 · 全30語収録 · 科目A・科目B両対応
疑似言語 / アルゴリズム / データ構造 / DB / ネットワーク / セキュリティ

IPA公式 · 確認日 2026-06-08

アルゴリズム・疑似言語

10

科目Bの中核。疑似言語プログラムの読解・探索・ソートアルゴリズム(試験で約16問出題)

疑似言語
ぎじげんご

FE試験科目Bで使用するプログラム記述言語。特定の実装言語に依存せず、アルゴリズムの論理構造をフローに近い形で表現する

線形探索
せんけいたんさく

配列の先頭から末尾に向かって1要素ずつ順番に目的の値を探す最も基本的な探索アルゴリズム

二分探索
にぶんたんさく

ソート済み配列の中央値と比較し、探索範囲を半分に絞ることを繰り返す高効率な探索アルゴリズム。計算量O(log n)

Big-O記法
びっぐおーきほう

アルゴリズムの計算量(処理ステップ数・メモリ使用量)をデータ件数nの関数で表す漸近的記法。最悪ケースの上限を示す

再帰
さいき

関数・手続きが自分自身を呼び出すプログラミング手法。木構造の探索や分割統治アルゴリズムで多用される

バブルソート
ばぶるそーと

隣接する2要素を比較して大小が逆なら交換することを繰り返す最もシンプルなソートアルゴリズム。計算量O(n²)

クイックソート
くいっくそーと

ピボット要素を基準に配列を2分割する操作を再帰的に繰り返す分割統治型ソート。平均計算量O(n log n)で実用最速

マージソート
まーじそーと

配列を再帰的に2分割してソートし、整列済みの2つの部分を1つにマージする安定ソート。計算量O(n log n)が保証される

計算量
けいさんりょう

アルゴリズムが問題を解くのに要する処理ステップ数(時間計算量)またはメモリ使用量(空間計算量)の尺度

ソートアルゴリズム
そーとあるごりずむ

データ集合を特定の順序(昇順・降順など)に並べ替えるアルゴリズムの総称。安定性・計算量・メモリ使用量の3軸で選択する

データ構造

7

スタック・キュー・配列・連結リスト・木・グラフ(科目A・B両方で出題)

スタック
すたっく

後入れ先出し(LIFO: Last In First Out)の原則でデータを管理するデータ構造。追加(push)と取り出し(pop)は最上部のみで行う

キュー
きゅー

先入れ先出し(FIFO: First In First Out)の原則でデータを管理するデータ構造。追加は末尾(enqueue)、取り出しは先頭(dequeue)から行う

配列
はいれつ

同じ型の要素を連続したメモリ領域に並べたデータ構造。添字(インデックス)で任意要素にO(1)でアクセス可能

連結リスト
れんけつりすと

各要素(ノード)がデータと次のノードへのポインタを持ち、要素を鎖状に連結したデータ構造。挿入・削除がO(1)で可能

ハッシュテーブル
はっしゅてーぶる

ハッシュ関数でキーをインデックスに変換し、データを格納する高速な連想配列。平均O(1)で検索・挿入・削除が可能

木構造
きこうぞう

根(ルート)ノードから枝分かれして葉(リーフ)に至る階層的なデータ構造。ファイルシステム・2分探索木・ヒープなど幅広く活用される

グラフ
ぐらふ

頂点(ノード)と辺(エッジ)で関係を表現するデータ構造。有向・無向、重み付き・重みなしがあり、経路・ネットワーク問題に使う

データベース

6

SQL・正規化・トランザクション・ACID(科目Aで約5〜8問出題)

正規化
せいきか

リレーショナルデータベースの設計技法。データの重複・更新異常を排除するため表を適切に分割する処理。第1〜第3正規形が基本

インデックス
いんでっくす

データベースの検索を高速化するための補助的なデータ構造。B+木やハッシュで実装され、全表スキャンを回避する

トランザクション
とらんざくしょん

データベースで「不可分に実行されるべき一連の操作単位」。COMMIT(確定)またはROLLBACK(取り消し)で完結する

ACID
あしっど

トランザクションが保証すべき4つの特性の頭文字。Atomicity(原子性)・Consistency(一貫性)・Isolation(独立性)・Durability(耐久性)

主キー
しゅきー

リレーショナルデータベースのテーブルで各行を一意に識別する列(または列の組み合わせ)。NULL不可・重複不可の制約が課される

外部キー
がいぶきー

あるテーブルの列が別のテーブルの主キーを参照することで、テーブル間の関係を定義し参照整合性を保証する制約

ネットワーク

3

TCP/IP・HTTP/HTTPS・DNS(科目Aで約5〜7問出題)

TCP/IP
てぃーしーぴーあいぴー

インターネットの基盤となるプロトコルスタック。TCP(信頼性のある接続型通信)とIP(パケットのアドレッシング・経路選択)の組み合わせ

HTTP/HTTPS
えいちてぃーてぃーぴー/えいちてぃーてぃーぴーえす

WebブラウザとWebサーバ間の通信プロトコル。HTTPSはTLS/SSLで暗号化した安全版。ポート番号80(HTTP)/443(HTTPS)

DNS
でぃーえぬえす

ドメイン名(例: www.example.com)をIPアドレスに変換する分散型名前解決システム。インターネットの「電話帳」

セキュリティ

4

ファイアウォール・公開鍵暗号・共通鍵暗号・デジタル署名(科目Aで約5〜7問出題)

ファイアウォール
ふぁいあうぉーる

ネットワーク境界で通信パケットを監視し、定義されたルール(ポリシー)に基づいて許可・拒否するセキュリティ装置

公開鍵暗号
こうかいかぎあんごう

暗号化と復号で異なる鍵ペア(公開鍵・秘密鍵)を使う非対称暗号方式。鍵配送問題を解決し、TLS/SSHで広く使われる

共通鍵暗号
きょうつうかぎあんごう

暗号化と復号に同一の鍵を使う対称暗号方式。公開鍵暗号より高速だが鍵配送問題がある。AES・DESが代表例

デジタル署名
でじたるしょめい

送信者が秘密鍵でデータのハッシュ値を暗号化した電子的な署名。改ざん検知・送信者認証・否認防止の3つを同時に実現する

用語を覚えたら実際の問題で理解を確かめよう

合格ナビのFE科目B練習機能で疑似言語プログラムを実際に解いてみましょう。