データベースデータベースシラバス9.0
ACIDとは?
読み方: あしっど
1行定義(シラバス9.0 / IPA公式 · 確認日 2026-06-08)
トランザクションが保証すべき4つの特性の頭文字。Atomicity(原子性)・Consistency(一貫性)・Isolation(独立性)・Durability(耐久性)
詳細解説
ACID特性は、信頼性の高いデータベーストランザクションが満たすべき4つの特性の頭文字をとった略語です。Atomicity(原子性):トランザクション内のすべての操作が完全に実行されるか、一切実行されないかのどちらかであること。中途半端な状態はない。Consistency(一貫性):トランザクションの前後でデータベースのデータが整合性のある状態を保つこと(制約違反・矛盾が発生しない)。Isolation(独立性/分離性):同時に複数のトランザクションが実行されても、互いに影響を与えないこと。1つのトランザクションは他のトランザクションの中間状態を参照できない。Durability(耐久性/永続性):一度コミットされたトランザクションの結果は、その後のシステム障害が発生しても失われないこと(ジャーナル/ログに記録されてディスクに保存)。FE試験では「4つの特性の定義を正確に選ぶ問題」「どの特性が何を保証するかを問う問題」が頻出です。近年の分散データベース(NoSQL系)では、可用性・整合性・分断耐性のトレードオフを示すCAP定理との対比で理解すると深みが増します。
FE試験での出題ポイント
- 1A原子性:All or Nothing(中途半端な実行がない)
- 2C一貫性:制約・整合性が保たれる(外部キー制約等を含む)
- 3I独立性:他トランザクションの中間状態が見えない
- 4D耐久性:コミット後はシステム障害があってもデータが失われない
関連用語
IPA シラバス 9.0 準拠 / 最終更新: 2026-06-08