データベースデータベースシラバス9.0

トランザクションとは?

読み方: とらんざくしょん
1行定義(シラバス9.0 / IPA公式 · 確認日 2026-06-08

データベースで「不可分に実行されるべき一連の操作単位」。COMMIT(確定)またはROLLBACK(取り消し)で完結する

詳細解説

トランザクション(Transaction)は、データベースにおいて「論理的な一まとまりの処理単位」であり、複数のSQL操作が「すべて成功するか・すべて取り消されるか(All or Nothing)」を保証します。銀行振込を例にとると、「口座Aから10万円引く」と「口座Bに10万円加える」は1つのトランザクションであり、片方だけ実行されると矛盾(10万円の消失)が生じます。トランザクションは`BEGIN`(開始)、`COMMIT`(すべての変更を確定)、`ROLLBACK`(すべての変更を取り消してトランザクション開始前の状態に戻す)で管理されます。トランザクションが持つべき4つの性質はACID特性(Atomicity: 原子性、Consistency: 一貫性、Isolation: 独立性、Durability: 耐久性)として定義されています。FE試験ではACID特性の各定義の理解と、「障害発生時のロールバック」「コミット後は耐久性が保証される」という動作原理が頻出です。また排他制御(ロック)や同時実行制御(デッドロックの発生条件と回避)も重要論点です。

FE試験での出題ポイント

  • 1All or Nothing:コミットまたはロールバックの2択
  • 2ACID特性の4要素の定義(原子性・一貫性・独立性・耐久性)
  • 3排他制御(ロック):他トランザクションが同じデータを同時更新しないよう制御
  • 4デッドロック:2つのトランザクションが互いのロック解放を待つ状態

関連用語

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IPA シラバス 9.0 準拠 / 最終更新: 2026-06-08