データベースデータベースシラバス9.0
正規化とは?
読み方: せいきか
1行定義(シラバス9.0 / IPA公式 · 確認日 2026-06-08)
リレーショナルデータベースの設計技法。データの重複・更新異常を排除するため表を適切に分割する処理。第1〜第3正規形が基本
詳細解説
正規化(Normalization)は、リレーショナルデータベースの設計において、データの冗長性(重複)を排除し、更新異常(挿入・削除・更新の整合性問題)を防ぐために表(テーブル)を適切に分割する設計手法です。第1正規形(1NF):各セルに1つの値のみを持つ(繰り返しグループの排除)。第2正規形(2NF):1NFの状態から、主キーの一部にのみ依存する属性(部分関数従属)を別テーブルに分離する。主キーが単一属性の場合は自動的に2NFを満たします。第3正規形(3NF):2NFの状態から、主キーに推移的に依存する属性(推移関数従属)を別テーブルに分離する。ボイスコッド正規形(BCNF):3NFを強化した形式。高度な正規化(第4・第5正規形)は実務ではあまり使われません。正規化の注意点:正規化しすぎると結合(JOIN)が多くなり、クエリのパフォーマンスが低下します。実務では、あえて非正規化(デノーマライゼーション)してパフォーマンスを優先することもあります。FE試験では「第1〜第3正規形の定義」「正規形を判別する問題」「正規化によって排除される更新異常の種類」が頻出です。
FE試験での出題ポイント
- 1第1NF:繰り返しグループなし(各セル単一値)
- 2第2NF:部分関数従属の排除(複合主キーで主キーの一部にのみ依存する属性を分離)
- 3第3NF:推移関数従属の排除(主キー→中間属性→非キー属性の推移依存を分離)
- 4正規化の弊害:JOIN増加→クエリ性能低下(非正規化とのトレードオフ)
関連用語
IPA シラバス 9.0 準拠 / 最終更新: 2026-06-08