セキュリティセキュリティシラバス9.0
デジタル署名とは?
読み方: でじたるしょめい
1行定義(シラバス9.0 / IPA公式 · 確認日 2026-06-08)
送信者が秘密鍵でデータのハッシュ値を暗号化した電子的な署名。改ざん検知・送信者認証・否認防止の3つを同時に実現する
詳細解説
デジタル署名(Digital Signature)は、公開鍵暗号技術を使って「データが改ざんされていないこと」「送信者が正当であること」「送信者が後から送信を否定できないこと(否認防止)」の3つを同時に保証する電子的な署名です。動作の仕組み:送信者側でデータのハッシュ値を計算→そのハッシュ値を**秘密鍵で暗号化**した値が「署名」です。受信者側では受け取った署名を**公開鍵で復号**してハッシュ値を取り出し、受け取ったデータ本体から改めて計算したハッシュ値と一致すれば「改ざんなし・正規の送信者からの送信」と確認できます。重要な点:デジタル署名は「秘密鍵で暗号化(署名)→公開鍵で復号(検証)」の方向で使います(通常の公開鍵暗号の逆)。実際には証明書(PKI:Public Key Infrastructure)によって「その公開鍵が本当に本人のものか」を認証局(CA)が保証します。FE試験では「デジタル署名の3つの機能(改ざん検知・認証・否認防止)」「秘密鍵で署名・公開鍵で検証という方向性」「ハッシュ関数の役割(一定長の指紋値)」「PKI・認証局の役割」が頻出です。
FE試験での出題ポイント
- 1秘密鍵で署名・公開鍵で検証(公開鍵暗号の逆向きの使い方)
- 23つの保証:改ざん検知・送信者認証・否認防止
- 3ハッシュ関数:任意長データ→固定長の指紋値(一方向性・衝突困難性)
- 4PKI・認証局(CA):公開鍵が本人のものであることを第三者が証明する仕組み
関連用語
IPA シラバス 9.0 準拠 / 最終更新: 2026-06-08