アルゴリズム・疑似言語アルゴリズムと疑似言語シラバス9.0
線形探索とは?
読み方: せんけいたんさく
1行定義(シラバス9.0 / IPA公式 · 確認日 2026-06-08)
配列の先頭から末尾に向かって1要素ずつ順番に目的の値を探す最も基本的な探索アルゴリズム
詳細解説
線形探索(リニアサーチ)は、配列などのデータ構造において、先頭から末尾(または末尾から先頭)に向かって1要素ずつ順次比較しながら目的の値を探すアルゴリズムです。最も単純な探索方法であり、データが**ソート済みである必要がない**点が特徴です。計算量はO(n)で、n件のデータがあれば最悪n回の比較が必要です。具体的には、先頭要素から目的値と比較し、一致すれば終了、不一致であれば次の要素へ進むことを繰り返します。データが未整列でも使えることから、小規模データや一時的な検索に向いています。一方、大規模データでは探索回数が多くなるためパフォーマンスが低下します。FE試験の疑似言語問題では、線形探索の処理をトレースする問題や、「番兵(センチネル)法」(配列末尾に探索値を追加して終端チェックを省略する手法)を使った最適化コードの読解が出題されます。
FE試験での出題ポイント
- 1計算量O(n):n件のデータで最悪n回比較が必要
- 2ソート不要(未整列データに使える)のが線形探索の強み
- 3番兵法:配列末尾に探索値を置いて範囲外チェックを省略する最適化
- 4二分探索との比較(前提条件・計算量の違い)
関連用語
IPA シラバス 9.0 準拠 / 最終更新: 2026-06-08