問題
IPv6アドレスの特徴として,適切なものはどれか。
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答え合わせ
- A
- B
- C
- D
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
答えは d「複数のアドレス表記法があり,その一つは,アドレスの16進数表記を4文字(16ビット)ずつコロン“:”で区切る方法である」 です。
インターネットの住所を「IPアドレス」と言います。IPv4は数が足りなくなってきたので、もっとたくさん作れるIPv6が生まれました。
IPv6は128ビットと長いので、16進数4文字ずつ「:(コロン)」で区切って書きます。例:`2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334`。0が続く部分を「::」で省略する書き方もあり、表記法は一つではありません。
👉 覚え方:v6は長い→区切らないと読めない→コロンで4文字ずつ。
ほかの選択肢:a 96ビット=×(128ビット)/b 全部グローバル=×(リンクローカルなどもある)/c IPv4と1対1=×(数が全然違う)。
なぜこれが正解か
正解は d。IPv6アドレスは128ビット長で,16ビット(16進数4桁)ごとにコロン「:」で区切る表記が基本。例:`2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334`。各ブロックの先頭の0を省略したり,0が連続するブロックを「::」で1回だけ省略したりする表記も認められており,表記法は複数ある。
各選択肢の解説
- a 誤り:IPv6のアドレス長は128ビット。96ビットではない(IPv4は32ビット)。
- b 誤り:グローバルアドレスのほかに,リンクローカルアドレス(fe80::/10)やユニークローカルアドレス(fc00::/7)などがある。
- c 誤り:IPv4は約43億個,IPv6は約3.4×10^38個でアドレス数が大きく異なり,全てを1対1に対応付けることはできない。
- d 正しい:コロン区切りの16進数表記のほか,省略表記などがある。
覚え方・ひっかけ注意
「IPv6=128ビット=16進数4桁×8ブロック,コロン区切り」をセットで覚える。IPv4(32ビット/10進数/ドット区切り)との対比で覚えると忘れにくい。ビット長の数字(96・64など)を入れ替えたひっかけに注意。
理論的背景
IPv6はRFC 8200で標準化された128ビット長アドレス体系。アドレス空間は2^128≒3.4×10^38で、IPv4枯渇問題(RFC 1918プライベートアドレス+NAT併用の延命)を抜本解決する。アドレスは「グローバルユニキャスト(2000::/3)」「リンクローカル(fe80::/10)」「ユニークローカル(fc00::/7)」「マルチキャスト(ff00::/8)」等に分類される。
実務での使われ方
IPv6移行はデュアルスタック・トンネル(6to4/Teredo)・トランスレータ(NAT64/DNS64)の3手法が併用される。NDP(Neighbor Discovery Protocol:ICMPv6)がARPの役割を果たし、SLAAC(ステートレスアドレス自動構成)でDHCPなしでも自動設定可能。クラウド事業者(AWS/GCP)もIPv6対応を進めており、IoT・5GではIPv6前提設計が主流。
試験での位置づけ
基本情報・応用情報の頻出語。IPv4ヘッダ(20バイト・可変)とIPv6ヘッダ(40バイト・固定+拡張ヘッダ)の比較、フラグメント処理がエンドノード側のみになった点、IPsecが必須実装である点(オプションではない)は応用情報・ネットワークスペシャリストで頻出。
選択肢の発展補足
IPv4-mapped IPv6 address(::ffff:0:0/96)は「IPv4をIPv6空間で表現する」ためにアプリ層で使われるが、これは1対1の汎用対応ではなくマッピング技法に過ぎない(選択肢cが誤りである理由の補強)。
出典と作り方
出典:IPA(情報処理推進機構)公式 基本情報技術者試験 平成26年度 春期 問32/ 公的機関配布資料につき出典明記の上引用。解説は合格ナビ独自の3段階の解説(初級・標準・上級)です。

