危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 危険物に関する法令 問6|保安距離

問題

危険物乙四 | 危険物に関する法令

製造所等に対して確保すべき保安距離(保安対象物までの距離)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正しいのはウです。住宅までは10m以上離します。

保安距離の代表値:

  • 一般の住居: 10m以上 =ウ(正)
  • 学校・病院・劇場など多数の人が集まる施設: 30m以上 =イは「10m」が誤り
  • 高圧ガス施設: 20m以上 =エは「50m」が誤り
  • 重要文化財: 50m以上 =アは「20m」が誤り

オ(誤): 保安距離は施設の安全のためのもので、量が少なくても基準対象の施設には必要です。

数値の語呂: 住宅10・学校病院30・ガス20・文化財50。この4つは丸暗記が必須です。

保安距離(危政令第9条第1項第1号)の対象と数値:

保安距離は、製造所等で火災・爆発が起きたとき、周囲の保護対象物に被害が及ばないよう確保する最小距離です。

保安対象物保安距離
一般の住居10m以上
学校・病院・劇場等(多数人収容施設)30m以上
高圧ガス・液化石油ガスの施設20m以上
重要文化財・史跡等50m以上
特別高圧架空電線(7,000〜35,000V)3m以上(水平距離)
特別高圧架空電線(35,000V超)5m以上(水平距離)

選択肢の判定:

  • ウ(正): 一般住居10m以上。正しい。
  • イ(誤): 学校・病院等は30m以上。10mでは不足。
  • ア(誤): 重要文化財は50m以上。20mでは不足。
  • エ(誤): 高圧ガス施設は20m以上。50mは過大(数値違い)。
  • オ(誤): 保安距離は保護対象物に応じて確保する。量の多寡で一律免除されない。

引っかけパターン: 数値の入れ替え(学校病院30とガス20と文化財50の取り違え)が定番。「住宅10・学校病院30・ガス20・文化財50」を固定暗記します。

【理論的背景】

保安距離は、製造所・屋内貯蔵所・屋外貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・一般取扱所等で、火災・爆発時の輻射熱や爆風から第三者の生命・身体・文化財を守るために、保護対象物(保安対象物)との間に確保する水平距離です(危政令第9条第1項第1号)。距離の大小は、保護対象物の社会的重要性・避難の難しさ・代替不能性を反映します。多数の人が集まり避難が難しい学校・病院・劇場は30m、再生不能な重要文化財は50m、というように設定されています。

【実務・条文構造・確定数値】

保安距離(危政令第9条第1項第1号):

  • 一般住居: 10m以上
  • 学校・病院・劇場・その他多数の人を収容する施設: 30m以上
  • 高圧ガス・液化石油ガスの施設: 20m以上
  • 特別高圧架空電線: 7,000V超35,000V以下=3m以上、35,000V超=5m以上(いずれも水平距離)
  • 重要文化財・重要有形民俗文化財・史跡等: 50m以上

なお保安距離と混同しやすい「保有空地」は、製造所等の周囲に確保する空地で、延焼防止・消火活動のために設けます。保有空地は保護対象物との距離ではなく、施設の周囲に何も置かない帯状の空地で、指定数量の倍数や施設区分に応じて幅が定まります(保安距離とは別概念)。

【試験での位置づけ】

保安距離は法令科目の頻出論点です。核心は数値の暗記で、「住宅10/学校・病院・劇場等30/高圧ガス20/文化財50」の4つを正確に。引っかけは数値の入れ替え(学校病院を10や20、文化財を20や30、ガスを30や50にする等)です。距離が大きい順に「文化財50>学校病院30>ガス20>住宅10」と並べて覚えると入れ替えに強くなります。また、保安距離(保護対象物への距離)と保有空地(施設周囲の空地)の区別も頻出です。

【各選択肢の発展補足】

  • ウ(正): 一般住居10m以上。確定値。
  • イ(誤): 学校・病院・劇場等は30m以上。10mは不足。
  • ア(誤): 重要文化財は50m以上。20mは不足。
  • エ(誤): 高圧ガス施設は20m以上。50mは数値違い(過大)。
  • オ(誤): 保安距離は保護対象物に応じ確保。量の多寡で一律免除されない(指定数量以上の施設に課される基準)。

【根拠法令】危険物の規制に関する政令 第9条第1項第1号。

【補足】住宅10/学校・病院・劇場等30/高圧ガス・LPG施設20/重要文化財50/特別高圧架空電線3〜5(いずれも以上・水平距離)。保有空地は別概念。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 危険物の規制に関する政令 第9条第1項第1号(保安距離)。一般住居10m以上、学校・病院・劇場等の多数人収容施設30m以上、高圧ガス・液化石油ガス施設20m以上、重要文化財・史跡等50m以上。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

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