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基本情報 平成30年度 春期 問35|テクノロジ系に関する問題

問題

基本情報 | 平成30年度 春期 | 分野:テクノロジ系

Web サーバにおいて, クライアントからの要求に応じてアプリケーションプログ ラムを実行して, その結果を Web ブラウザに返すなどのインタラクティブなページ を実現するために, Web サーバと外部プログラムを連携させる仕組みはどれか。

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答え合わせ

正解は A
  • A
  • B
  • C
  • D

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

答えは a「CGI」 です。

普通のホームページは「あらかじめ作っておいた紙を見せるだけ」。でも「アンケート結果をその場で集計して見せる」みたいに、その人専用の答えを返したいときに、サーバの裏でプログラムを動かす仕組みが必要です。それがCGI(Common Gateway Interface)。

👉 覚え方:CGI=サーバの裏でプログラムを動かす橋渡し。

ほかの選択肢:b HTML=Webページを書く言葉/c MIME=メール添付などのデータ形式の規格/d URL=Webページの住所。

なぜこれが正解か

正解は a。CGI(Common Gateway Interface)は、Webサーバがクライアント要求に応じて外部プログラム(Perl、Python、Shellスクリプト等)を起動し、その実行結果を動的にWebブラウザへ返すインタフェース規約。動的Webページ(掲示板・問い合わせフォーム等)の元祖的技術。

各選択肢の解説

  • b HTML:Webページのマークアップ言語。静的な構造記述。
  • c MIME:メールやHTTPで多様なメディアタイプ(text/html、image/png等)を扱うデータ形式規約。
  • d URL:リソースの所在指定書式。`https://example.com/path` の形式。

覚え方・ひっかけ注意

「Gateway=サーバとプログラムの橋渡し」と理解する。現代はCGIからFastCGI/WSGI/ASGI/サーブレット等の常駐型に進化したが、概念としての「動的ページ生成の橋渡し」はCGIが起源。試験ではWebの動的処理=CGIと結びつけて答える。

理論的背景

CGIはRFC 3875で規定。リクエスト時にサーバが子プロセスをfork/execし、環境変数(REQUEST_METHOD、QUERY_STRING、CONTENT_LENGTH等)で入力を渡し、標準出力でレスポンスを返す。毎リクエストで新プロセス起動するためオーバヘッドが大きく、高負荷サイトには不向き。これを改善するのが常駐型実装。

実装の進化

  • FastCGI:プロセスを常駐させソケット通信で高速化。Nginx+PHP-FPMなど現役。
  • mod_perl/mod_php:ApacheにインタプリタをDSO組込み。
  • WSGI(PEP 3333):Pythonの標準WebサーバI/F(GunicornやuWSGI)。
  • ASGI:WSGIの非同期版(FastAPI、Django Channels)。
  • サーブレット/JSP:JavaのWeb実行環境(Tomcat)。
  • Node.js:イベントループでCGI概念を不要にし、サーバ自身がHTTP応答を返す。

実務での使われ方

レガシーシステム(cgi-binディレクトリで稼働するPerl/Shell)は今もインフラ系管理画面、ホスティングサービスの簡易動的ページで生存。新規開発ではコンテナ+アプリケーションサーバまたはサーバレス(AWS Lambda、Cloud Run)が主流。

試験での位置づけ

基本情報のWeb技術・ネットワーク分野で頻出。応用情報ではセッション管理(Cookie、サーバサイドセッション)、REST/GraphQL、SPAとSSRといったモダン技術と並べて出題される。

選択肢の発展補足

MIMEはRFC 2045〜2049でメール用に策定後、HTTPでも `Content-Type` ヘッダに流用された。これによりHTTPは画像・音声・JSON・PDF等あらゆるデータ型を扱える。URLはRFC 3986で構文規定。`scheme://userinfo@host:port/path?query#fragment` という構造を覚えると、HTTPSセキュリティやCORS議論が理解しやすい。

この問題の根拠出典:IPA(情報処理推進機構)公式 基本情報技術者試験 平成30年度 春期 問35
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

出典:IPA(情報処理推進機構)公式 基本情報技術者試験 平成30年度 春期 問35/ 公的機関配布資料につき出典明記の上引用。解説は合格ナビ独自の3段階の解説(初級・標準・上級)です。