危険物に関する法令64製造所等の区分

危険物乙四 危険物に関する法令 問64:製造所等の区分

危険物の貯蔵所の種類と基準に関する次の記述のうち、**正しいもの**はどれか。

  • 移動タンク貯蔵所とは、地盤面下に埋設したタンクで危険物を貯蔵する施設をいう。
  • 屋内貯蔵所は、原則として一の貯蔵倉庫の床面積を1,000㎡以下としなければならない。正答
  • 屋外タンク貯蔵所は、容量にかかわらず保有空地や防油堤を設ける必要はない。
  • 簡易タンク貯蔵所は、一の簡易貯蔵タンクの容量を6,000L以下とする。
  • 地下タンク貯蔵所は、定期点検の義務がない施設である。
正答:屋内貯蔵所は、原則として一の貯蔵倉庫の床面積を1,000㎡以下としなければならない。

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正しいのはイです。屋内貯蔵所は一の貯蔵倉庫の床面積を1,000㎡以下とするのが原則です。

  • ア(誤): 地盤面下に埋設するのは地下タンク貯蔵所(移動タンクはタンクローリー)。
  • イ(正): 屋内貯蔵所の貯蔵倉庫は床面積1,000㎡以下が原則。
  • ウ(誤): 屋外タンク貯蔵所は防油堤・保有空地が必要。
  • エ(誤): 簡易貯蔵タンクは1基600L以下。
  • オ(誤): 地下タンク貯蔵所は定期点検義務がある。

「屋内貯蔵所=床面積1,000㎡以下」を押さえます。

標準試験対策の基準レベル

貯蔵所の種類と基準:

貯蔵所は屋内・屋外・屋内タンク・屋外タンク・地下タンク・簡易タンク・移動タンクの各貯蔵所に区分されます(危政令第2条)。

  • ア(誤): 移動タンク貯蔵所はタンクローリー。地盤面下に埋設するタンクは地下タンク貯蔵所
  • イ(正): 屋内貯蔵所は、一の貯蔵倉庫の床面積1,000㎡以下が原則(危規則)。
  • ウ(誤): 屋外タンク貯蔵所は、危険物の漏れに備えた防油堤や、消火活動・延焼防止のための保有空地が必要。
  • エ(誤): 簡易タンク貯蔵所の一の簡易貯蔵タンクは600L以下(6,000Lは誤り)。
  • オ(誤): 地下タンク貯蔵所は、漏れの発見が難しいため定期点検義務がある。

引っかけパターン: 移動タンクと地下タンクを取り違える、簡易タンクの容量を誤る、屋外タンクに防油堤不要とする、地下タンクを定期点検不要とする。「移動タンク=ローリー/地下タンク=埋設・定期点検必須/簡易タンク600L以下」を区別します。

上級誤答論破・根拠法令まで深掘り

【理論的背景】

製造所等は「製造所・貯蔵所・取扱所」に大別され、貯蔵所はさらに7種に細分されます。各貯蔵所には、危険物の貯蔵形態(屋内/屋外/タンク/移動)に応じた構造・設備基準が定められています。乙四では、施設名とその実体(移動タンク=ローリー、地下タンク=埋設)、容量・面積の数値規制、定期点検義務の有無が問われます。

【貯蔵所7種の整理】

  • 屋内貯蔵所: 屋内の倉庫で容器入り危険物を貯蔵。一の貯蔵倉庫の床面積は原則1,000㎡以下
  • 屋外貯蔵所: 屋外の場所で第2類の一部・第4類(特殊引火物を除く)等を容器貯蔵。
  • 屋内タンク貯蔵所/屋外タンク貯蔵所: タンクで貯蔵。屋外タンクは防油堤・保有空地が必要。
  • 地下タンク貯蔵所: 地盤面下に埋設したタンク。漏えい検知が難しく定期点検義務がある。
  • 簡易タンク貯蔵所: 一基600L以下の簡易タンク(同一品質は3基まで)。
  • 移動タンク貯蔵所: タンクローリー。移送には乗車基準(資格者の乗車)がある。

【危険物保安行政との接続】

  • 定期点検(危政令第8条の5)の義務対象には、地下タンクを有する製造所等・移動タンク貯蔵所・一定倍数以上の製造所等が含まれます。地下・移動タンクは漏えいの危険が高いため点検が重視されます。
  • 屋外タンク貯蔵所の防油堤は、タンク破損時に危険物が流出して広範囲に拡散するのを防ぐための重要設備で、容量に応じた容量規制があります。
  • 施設名の取り違え(移動タンク=ローリー、地下タンク=埋設)は頻出の引っかけです。

【試験での位置づけ】

貯蔵所の種類は法令で頻出度Bです。核心は、(1)屋内貯蔵所=床面積1,000㎡以下、(2)移動タンク=ローリー/地下タンク=埋設、(3)屋外タンクは防油堤・保有空地が必要、(4)簡易タンクは1基600L以下、(5)地下タンク貯蔵所は定期点検義務あり、です。引っかけは、移動と地下を取り違える(本問のア)、屋外タンクに防油堤不要とする(ウ)、簡易タンク容量を誤る(エ)、地下タンクを点検不要とする(オ)です。施設の実体と数値を結び付けて押さえます。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(誤): 地盤面下埋設は地下タンク貯蔵所。
  • イ(正): 屋内貯蔵所の貯蔵倉庫は床面積1,000㎡以下が原則。
  • ウ(誤): 屋外タンクは防油堤・保有空地が必要。
  • エ(誤): 簡易貯蔵タンクは1基600L以下。
  • オ(誤): 地下タンク貯蔵所は定期点検義務がある。

【根拠法令】危険物の規制に関する政令第2条・第8条の5・第10条等、危規則。

【補足】屋内貯蔵所=床面積1,000㎡以下。移動タンク=ローリー/地下タンク=埋設・定期点検必須。屋外タンクは防油堤・保有空地。簡易タンクは1基600L以下。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 危険物の規制に関する政令第2条・第10条等、危規則。屋内貯蔵所は一の貯蔵倉庫の床面積1,000㎡以下が原則。移動タンク貯蔵所はタンクローリー(地下埋設は地下タンク貯蔵所)。屋外タンク貯蔵所は防油堤・保有空地が必要。簡易タンクは1基600L以下。地下タンク貯蔵所は定期点検義務対象。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

関連論点

貯蔵所の種類(屋内貯蔵所の床面積規制頻出度B

危険物に関する法令の他の問題

1
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