電験三種

第三種電気主任技術者 4科目試験 よくある質問

受験資格・試験の科目と問題数・合格基準・脱炭素DX需要・電験二種・電験一種への登竜門・第二種からのステップアップ・免状交付の実務経験不要・独学合格・科目別合格制度の活用など 15 件のQ&Aをまとめています。 解決しない場合は お問い合わせフォーム からご連絡ください。

Q電験三種とはどんな資格ですか?

電験三種(第三種電気主任技術者)は、電圧5万V未満の事業用電気工作物(出力5千kW以上の発電所等を除く)の保安監督を担う国家資格です。電気事業法に基づく国家資格として、商業施設・工場・大規模太陽光発電所・データセンター・キュービクル受電設備の電気主任技術者として選任され、電気設備の保安監督業務が独占業務範囲。電気工事士(第一種・第二種)が「電気工事従事者」なのに対し、電験三種は「保安監督者」の立場で電気インフラの上位資格。令和7年度の受験者数は48,942人。産業用太陽光発電・蓄電池・EV急速充電・データセンターなど選任が必要な設備が増えており、転職・独立の選択肢が広がる資格です。

Q電験三種試験に受験資格はありますか?

受験資格の制限はありません。年齢・学歴・国籍・実務経験を問わず誰でも受験できます。**第一種電気工事士のような実務経験要件は不要**で、試験合格=即免状申請可能です。社会人・学生・主婦など誰でも挑戦でき、合格後すぐに電気主任技術者として活動できる点が大きな魅力。詳細は一般財団法人 電気技術者試験センター(https://www.shiken.or.jp/)でご確認ください。

Q試験の科目と問題数を教えてください。

電験三種は4科目構成(理論/電力/機械/法規)で、各科目を独立して受験します(1日で4科目)。主な出題範囲は 理論 A問題14問+B問題3問(90分・電気理論/電子理論/電気計測)・電力 A問題14問+B問題3問(90分・発電/変電/送電/配電)・機械 A問題14問+B問題3問(90分・電気機器/パワエレ/電動機応用/照明/電熱/自動制御)・法規 A問題10問+B問題3問(65分・電気事業法/電気工事士法/電気施設管理)の4科目構成です。B問題は2問正答で1問分扱い。理論を最初に固めるのが合格戦略の基軸です。

Q電験三種試験の難易度・合格率はどれくらいですか?

電験三種は電気系国家資格の登竜門で、難易度は高めです。最新の令和8年度上期の合格率は12.8%(受験者25,127人・4科目合格者3,223人。令和8年度上期の結果・2026-10-29 確認)、令和7年度は13.0%(受験者48,942人・合格者6,365人から算出)です。合格率は4科目合格者÷受験者で、科目免除を使って合格した人も含みます。科目別の合格率も試験センターが試験の回ごとに結果資料(第3表)で公表しています(令和8年度上期: 理論24.3%・電力20.3%・機械20.1%・法規22.7%)。回ごとの推移は 電験三種の合格率分析 にまとめています。社労士(令和8年度9.3%)・行政書士(令和7年度14.5%)と同等の難度ですが、**科目合格(最初に合格した試験以降、申請により最大で連続5回まで免除)**を活用すれば複数回に分けて科目を取り切れます。必要な勉強時間は前提知識によって大きく変わります。最新の確定値は 試験センター公式 でご確認ください。

Q合格基準は何点ですか?

各科目100点満点中60点以上で合格です(例年は受験者全体の点数分布で55点に調整される年もあり)。4科目すべてに合格で全科目合格・免状申請可。配点はA問題14問×5点+B問題3問×5点(10点扱い)の構成(科目により異なる)。法規はA問題10問+B問題3問の構成。一部の科目だけ合格した場合は「科目合格」となり、最初に合格した試験以降、申請により最大で連続して5回まで当該科目の試験が免除されます(試験は上期・下期の年2回)。

Q科目別合格制度とは何ですか?

電験三種の最大の特徴である「科目別合格制度」は、4科目中一部の科目だけ合格した場合に「科目合格」となり、最初に合格した試験以降、申請により最大で連続して5回まで当該科目の試験が免除される制度です(試験は上期・下期の年2回)。例えば1回目に理論+法規の2科目合格→2回目に電力1科目合格→3回目に機械1科目合格すれば4科目合格となり免状申請可能。**一度で4科目すべてに受かる人の割合は公表されていない(令和7年度の合格率13.0%は科目免除を使った合格者も含む)が、科目合格を使えば複数回に分けて科目を取り切れる**ため、社会人受験者の標準戦略となっています。本サイトでは 合格戦略診断 で科目別合格戦略をシミュレートできます。

Q試験はいつ・どこで実施されますか?

電験三種は例年年2回(上期8月・下期3月)に実施されます。CBT方式(試験期間中の任意日に予約受験)も選択可能で、受験機会が大幅に拡大しました。試験会場は全国主要都市の指定会場(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇等)で、申込時に希望地域を選択。CBT方式ならテストセンターで受験可能。正確な日程・会場・申込期限は一般財団法人 電気技術者試験センター(https://www.shiken.or.jp/)でご確認ください。

Q受験料はいくらですか?

電験三種の受験料は7,700円(インターネット申込)/ 8,100円(書面申込)です。4科目セットで1回分。第一種電気工事士(13,000円)より安価。最新額・納付方法は一般財団法人 電気技術者試験センター公式でご確認ください。

Q免状交付に実務経験は必要ですか?

いいえ、電験三種は**実務経験が一切不要**です。4科目合格すれば即免状申請可能。これは第一種電気工事士(免状交付に電気工事の実務経験3年以上が必要)と大きく異なる点で、学生や未経験者でも合格直後に電気主任技術者として活動を開始できる強みがあります。試験に合格した場合の免状交付の申請先は電気技術者試験センターです(交付手数料2,350円・非課税)。学歴と実務経験による認定で取得する場合は、各地域の産業保安監督部が申請窓口です。免状受領後は商業施設・工場の電気主任技術者として選任される道が開けます。

Q独学でも合格できますか?

電験三種は独学合格が十分可能です。令和7年度の全科目合格率13.0%の難関で、必要な勉強時間は前提知識によって大きく変わります。出題範囲は4科目で、理論を最初に完成させる→電力・機械→最後に法規という順序が定石。合格ナビは各科目の電気技術者試験センター公表過去問(出典明記)+独自の3段階の解説(初級・標準・上級)で提供し、令和8年度試験対応の最新法令(電気設備技術基準・電気事業法)に対応しています。まずは 演習モード で実力を確かめられます。

Q第一種電工なしで電験三種をいきなり受験できますか?

はい、可能です。電験三種は受験資格に他資格の保有が含まれていないため、いきなり受験することができます。**ただし完全未経験者は4科目の基礎から学ぶことになる**ため、効率的とは言えません。第二種電気工事士→第一種電気工事士の順で電気基礎理論を固めた後に電験三種に挑むキャリアパスが効率的です。完全未経験者でも理論を最初に時間をかけて固めれば独学合格は可能です。本サイトの 合格戦略診断 で最適な学習プランを診断できます。

Q電験三種取得後のキャリアはどうなりますか?

電験三種取得後のキャリアは大きく広がります:①大規模商業施設・工場・データセンターの電気主任技術者、②電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所又は蓄電所を除く。電気事業法施行規則56条)の保安監督、③産業用太陽光発電所・大規模蓄電池施設の電気主任技術者、④EV急速充電施設の保安監督業務、⑤電験二種・電験一種へのステップアップ(大規模電力施設・発電所の保安監督)、⑥電気管理技術者として独立し、複数物件の保安管理を受託、⑦コンサルタント業務(電気設備診断・省エネ提案)。電気主任技術者は電気事業法に基づき一定の事業用電気工作物に選任が必要な立場のため、選任先のある限り需要が続く資格です。年収・受託単価は地域・勤務先・経験年数で大きく異なるため、求人情報で最新の水準を確認してください。

Q合格ナビの問題は本試験問題の転載ですか?著作権は大丈夫ですか?

はい、電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記して掲載しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。解説(初心者/標準/上級の3レベル)は合格ナビ独自に作成し、各問の根拠(電気設備技術基準・電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法の該当条文・規定)を明記しています。本サイトは一般財団法人 電気技術者試験センターと一切関係ありません。試験センターが公表する公式情報を必ずあわせてご確認ください。いまは登録なしで、全問の問題と3段階の解説を見られます。

Q電験三種は過去問だけで受かりますか?

**「過去問を覚える」では受かりにくく、「過去問の解き方を身につける」なら有効**です。電験三種は類似の論点が繰り返し出題されますが、計算問題は数値や条件を変えて出るため、答えの数字を覚えても役に立ちません。特に理論・電力・機械はA問題・B問題とも計算の比重が大きく、公式の意味と式の立て方を理解していないと、見慣れない条件が1つ加わっただけで解けなくなります。一方で法規は条文と数値の暗記で得点できる問題も多く、過去問の反復が効きやすい科目です。合格ナビは4科目の公表問題に、根拠(電気設備技術基準・電気事業法等)と3段階の解説(初級・標準・上級)を付けています。過去問を解く で、正解した問題も「なぜその式になるか」を上級解説で確かめてください。

Q電験三種でいちばん難しい科目はどれですか?

科目別の合格率は年度ごとに入れ替わるため、「毎年この科目が最難関」とは言えません。ただ、つまずきやすさには構造的な違いがあります。**理論**は他の3科目の土台で、ここが弱いと電力・機械の計算も崩れます。**機械**は変圧器・誘導機・同期機・パワーエレクトロニクス・照明・電熱・自動制御と範囲が広く、学習量が最も多くなりがちです。**電力**は発電・変電・送配電の知識と計算の両方が必要です。**法規**は試験時間が65分と短く、条文の数値暗記と計算(B問題)が混在します。科目別合格制度(科目合格は申請により最大で連続5回まで免除)があるので、理論を最初に固め、自分の苦手が機械型か法規型かを過去問の科目別正答率で見極めてから配分するのが確実です。

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