第一種電工

第一種電工第一種電気工事士試験の過去問と3段階の解説

第一種電気工事士は、一般住宅の工事に加えて、ビルや工場などの自家用電気工作物の電気工事にも携われる国家資格です。合格ナビでは、電気技術者試験センターが公表した過去問を、初級・標準・上級の3段階の解説とあわせて分野別に学べます。登録なしで1問目から解けます。

収録
257問
8科目
電気の基礎理論・配電理論・配線設計・電気応用・電気機器・蓄電池・配線器具・電気工事の施工方法・自家用電気工作物の検査方法・配線図・保安に関する法令
解説
3段階
初級・標準・上級

科目から解く

電気の基礎理論57問
  • 電気の基礎理論
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 57問
0%
この科目を解く
配電理論・配線設計29問
  • 配電理論・配線設計
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 29問
0%
この科目を解く
電気応用9問
  • 電気応用
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 9問
0%
この科目を解く
電気機器・蓄電池・配線器具46問
  • 電気機器・蓄電池・配線器具
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 46問
0%
この科目を解く
電気工事の施工方法44問
  • 電気工事の施工方法
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 44問
0%
この科目を解く
自家用電気工作物の検査方法30問
  • 自家用電気工作物の検査方法
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 30問
0%
この科目を解く
配線図14問
  • 配線図
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 14問
0%
この科目を解く
保安に関する法令28問
  • 保安に関する法令
まちがえた 0問たまたま 0問未着手 28問
0%
この科目を解く

試験のあらまし

資格区分
国家資格(第一種電気工事士)。電気工事士法に基づく国家資格。自家用電気工作物(最大電力500kW未満・高圧600V超)の電気工事は第一種電気工事士でなければ従事できません(電気工事士法3条)。商業施設・工場・大規模太陽光発電所・キュービクル受電設備の電気工事が独占業務範囲。第二種電気工事士の作業範囲(一般用電気工作物・600V以下)を完全に包含する上位国家資格。電験三種への登竜門としても訴求。
実施機関
一般財団法人 電気技術者試験センター(経済産業大臣指定 試験機関)
受験資格
制限なし(年齢・学歴・国籍・実務経験を問わず誰でも受験可)。ただし免状交付には、試験合格に加えて電気工事の実務経験3年以上が必要(試験合格前の経験も通算可)。
試験日
例年年1回・筆記10月/技能12月に実施。学科はCBT方式(9月)も選択可。最新日程は試験センター公式をご確認ください。
試験時間
学科試験 140分(CBT・筆記いずれも)/技能試験 60分
出題数
学科 四肢択一式 50問(マークシート/CBT)/技能 候補問題10題から事前公表→当日1題出題
出題範囲(学科)
電気の基礎理論(直流回路/交流回路/電力/三相交流/電気と磁気/電磁誘導)/配電理論・配線設計(高圧6,600V/単3式/三相3線式・三相4線式/電圧降下/短絡電流)/電気応用(電動機始動方式/照度計算/電熱)/電気機器・蓄電池・配線器具(高圧変圧器/VCB/LBS/蓄電池/CT・VT)/電気工事の施工方法(高圧屋内屋外配線/キュービクル/接地工事/絶縁耐力試験)/自家用電気工作物の検査方法(絶縁耐力試験/継電器試験/保護リレー試験)/配線図(高圧単線結線図/JIS図記号)/保安に関する法令(電気事業法/電気工事士法/電気工事業法)の8分野横断
合格基準
学科 60点(30問/50問正答)以上で合格(科目別足切りなし・総得点のみで判定)
受験料
13,000円(インターネット申込)/ 14,400円(書面申込)。最新額は試験センター公式を確認
合格率
令和7年度 学科57.4%(受験者36,154人・合格者20,735人から算出)/技能58.1%(受験者28,403人・合格者16,509人から算出)。全体の合格率は公式に公表されていません
受験者数
令和7年度 受験申込者50,937人(学科受験者36,154人)

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター公式試験要項。受験手数料・実施日は変動するため必ず電気技術者試験センター公式の最新案内をご確認ください。最終確認日:2026-06-14。

本サイトは一般財団法人 電気技術者試験センターと一切関係ありません。掲載問題は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記して掲載しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。解説は合格ナビ独自の3レベル構成です。本サイトは学科試験のみ対応・技能試験は範囲外です。免状交付には電気工事の実務経験3年以上が必要です。 正確な試験要項・受験申込・合格発表は必ず電気技術者試験センターの公式サイトで確認してください。

学習ブログから

よくある質問

Q第一種電気工事士とはどんな資格ですか?

第一種電気工事士は、自家用電気工作物(最大電力500kW未満の需要設備)の電気工事に従事するために必要な国家資格です。電気工事士法に基づく国家資格として、商業施設・工場・キュービクル受電設備などの電気工事に従事できます。第二種電気工事士の作業範囲(一般用電気工作物)を包含する上位資格で、電験三種へ進む人の足がかりにもなります。令和7年度の受験申込者数は50,937人。産業用太陽光発電・蓄電池・EV急速充電など工事の対象設備が増えており、転職・独立の選択肢が広がる資格です。

Q第一種電工試験に受験資格はありますか?

受験資格の制限はありません。年齢・学歴・国籍・実務経験を問わず誰でも受験できます。ただし免状交付には、試験合格に加えて電気工事の実務経験3年以上が必要で(令和3年4月1日に5年以上から短縮)、試験合格と免状交付は別ステップになります。試験合格前の実務経験も通算できるため、合格時にすでに3年以上の経験があれば、すぐに都道府県知事へ免状を申請できます。詳細は一般財団法人 電気技術者試験センター(https://www.shiken.or.jp/)でご確認ください。

Q試験の科目と問題数を教えてください。

第一種電工 学科試験は四肢択一式50問・試験時間140分の一括試験です。マークシートで解答する筆記方式と、試験会場のパソコンで解答するCBT方式があり、申込みのときにどちらかを選びます(令和8年度の上期はCBT方式のみ)。主な出題範囲は 電気の基礎理論 約6〜8問・配電理論・配線設計 約7〜10問(第一種固有最重要)・電気応用 約5〜7問・電気機器・蓄電池・配線器具 約7〜10問(最大配点候補)・電気工事の施工方法 約7〜10問(最大配点候補)・自家用電気工作物の検査方法 約4〜6問・配線図 約5〜7問・保安に関する法令 約4〜6問 の8分野横断です。配電理論と電気機器と施工方法の3分野で全体の42〜60%を占めるため、ここを最優先で固めるのが王道です。なお本サイトは学科試験のみ対応・技能試験は範囲外です。

Q第一種電工試験の難易度・合格率はどれくらいですか?

第一種電工は第二種電工の上位資格で、出題範囲が広がります。令和7年度は学科57.4%(受験者36,154人・合格者20,735人から算出)・技能58.1%(受験者28,403人・合格者16,509人から算出)でした。受験申込者数は50,937人。第二種電工(令和7年度の学科56.6%)と同水準で、宅建(令和7年度18.7%)・行政書士(令和7年度14.5%)・社労士(令和8年度9.3%)と比べても現場系資格として十分達成可能な難易度。200〜300時間程度の学習で合格可能(第二種既習者は100〜150時間)。コストパフォーマンスが高く、第二種電工合格者の次の挑戦として最適です。最新の確定値は 試験センター公式 でご確認ください。

Q合格基準は何点ですか?

学科試験は100点満点中60点(30問/50問正答)以上で合格です。科目別足切り(最低基準点)は設定されておらず、総得点のみで判定します。配点は2点×50問=100点満点。技能試験は欠陥なく時間内(60分)に作品を完成させれば合格(欠陥例:誤接続、被覆の剥ぎ不足、ねじり接続、心線損傷等)。学科に合格して技能で不合格だった場合、次の回と次の次の回は学科試験が免除されます(電気技術者試験センターの試験概要では、免除の対象を「前回又は前々回に第一種電気工事士学科試験に合格した方」としています)。

Q試験はいつ・どこで実施されますか?

令和8年度の第一種電工は上期と下期の2回実施されます。上期は学科試験がCBT方式のみで4月1日〜5月8日、技能試験7月4日。下期は学科試験のCBT方式9月11日〜10月18日・筆記方式10月4日、技能試験11月21日です(2026年10月2日に電気技術者試験センターの「令和8年度電気工事士試験の実施日程等のご案内」で確認)。学科試験は申込みのときにCBT方式か筆記方式のどちらかを選び、両方は受けられません。筆記方式と技能試験は、申込みのときに試験地を選び、会場は選べません。CBT方式は各都道府県で、予約期間内に自分でマイページからCBT会場と日時を予約します。正確な日程・会場・申込期限は一般財団法人 電気技術者試験センター(https://www.shiken.or.jp/construction/first/)でご確認ください。

Q受験料はいくらですか?

令和8年度の第一種電工の受験手数料は、インターネット申込み13,000円・書面申込み14,400円(非課税)で、第二種(インターネット申込み11,100円)より高くなっています(2026年10月2日に電気技術者試験センターの「令和8年度電気工事士試験の実施日程等のご案内」で確認)。申込みは原則インターネットです。最新額・納付方法は一般財団法人 電気技術者試験センター公式でご確認ください。

Q免状交付に必要な実務経験(3年以上)は何が認められますか?

電気工事に従事した期間が実務経験になります。対象外は、軽微な工事・特殊電気工事(ネオン工事・非常用予備発電装置工事)・5万V以上で使用する架空電線路の工事・保安通信設備の工事です(電気技術者試験センター「電気工事士の免状交付」)。第二種電気工事士として一般用電気工作物の電気工事に従事した期間も数えられ、試験合格前の経験も通算できます。一方、東京都の免状申請窓口は、資格が必要な工事を資格なしで行った期間や、保安・点検・維持運用の業務、施工管理・現場監督は実務の年数に含まれないと案内しています。認定の可否は住所地の都道府県の免状窓口にお問い合わせください。

Q技能試験はどんな試験ですか?本サイトで対策できますか?

技能試験は事前に公表される候補問題(令和8年度はNo.1〜No.10)の配線図の中から出題されます。試験時間は60分で、配線図と施工条件に従って電線を接続・配線して作品を完成させる実技試験です。工具は受験者が持参し、材料は試験会場で支給されます(電気技術者試験センターの試験概要は「持参した作業用工具により、配線図で与えられた問題を支給される材料で、一定時間内に完成させる方法」と説明しています)。合否は、第一種・第二種共通の「欠陥の判断基準」に当たる欠陥がないかで判定されます。本サイトの問題演習は学科試験のみ対応です。練習には工具と練習用の材料を自分で用意して手を動かす必要があります。独学ロードマップ で学習プランを紹介しています。

Q独学でも合格できますか?

学科試験は独学合格が十分可能です。令和7年度の学科合格率57.4%で、必要勉強時間は200〜300時間(合格者目安・第二種既習者は100〜150時間)。週5時間確保できれば1年計画、週10時間なら6ヶ月で合格圏に到達。出題範囲は8分野で配電理論・電気機器・施工方法の3分野(合計約21〜30問)を最優先で固める戦略が王道。合格ナビは各分野の電気技術者試験センター公表過去問(出典明記)+独自の3段階の解説(初級・標準・上級)で提供し、令和8年度試験対応の最新法令(電気設備技術基準・電気事業法)に対応しています。技能試験は工具と高圧複線図練習が必須のため、予備校・通信講座の併用を推奨。まずは 演習モード で実力を確かめられます。

Q第二種電工なしで第一種をいきなり受験できますか?

はい、可能です。第一種電工は受験資格に第二種電工の所持が含まれていないため、いきなり第一種を受験することができます。ただし第一種は第二種の作業範囲を完全に包含する内容のため、第二種で扱う基礎理論・低圧配線・低圧屋内配線が前提知識として要求されます。完全未経験者がいきなり第一種を狙う場合は300時間以上の学習が必要で、効率的ではありません。一般的には「第二種電工で土台を固める→実務経験を積みながら第一種学科合格→実務経験3年以上で第一種免状取得」が王道のキャリアパスとして推奨されます。

Q第一種電工取得後のキャリアはどうなりますか?

第一種電工取得後のキャリアは大きく広がります:①大規模電気工事会社への転職、②自家用電気工作物(最大電力500kW未満)の電気工事を扱う独立開業、③商業施設・工場・産業用太陽光発電所の電気工事専門会社、④EV急速充電器設置工事・大規模蓄電池工事への参入、⑤電気主任技術者(電験三種)への発展・電気設備の保安監督業務。第二種電工が扱えない自家用電気工作物(最大電力500kW未満)の工事に従事できるようになる点が最大の違いで、扱える工事の範囲が広がる上位資格です。年収・受注単価は地域や勤務先で大きく異なるため、求人情報で最新の水準を確認してください。

Q合格ナビの問題は本試験問題の転載ですか?著作権は大丈夫ですか?

はい、電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記して掲載しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。解説(初心者/標準/上級の3レベル)は合格ナビ独自に作成し、各問の根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法の該当条文・規定)を明記しています。本サイトは一般財団法人 電気技術者試験センターと一切関係ありません。試験センターが公表する公式情報を必ずあわせてご確認ください。いまは登録なしで、全問の問題と3段階の解説を見られます。

Q第一種電気工事士は1発合格できますか?

学科・技能とも1回で合格する人は珍しくありません。学科は50問中30問正答(60点)以上で、科目別の足切りがなく総得点だけで判定されます。技能は公表された候補問題から出題され、欠陥ゼロで完成させることが合格条件です。1発合格を分けるのは主に2点です。①学科の計算・高圧受電設備の単線結線図を捨てない(第二種より高圧・自家用の出題が増えるため、第二種の延長の暗記では6割に届きにくくなります)。②技能で時間切れを起こさない(候補問題を全課題とも一度は時間を計って作り切ることが大切です)。合格ナビは学科の公表問題に3段階の解説を付けており、過去問を解く で高圧分野の正答率を先に確かめられます。

Q第一種電気工事士の過去問はどれを使えばよいですか?

選ぶ基準は3つです。①解説に根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気事業法など)が書いてあるか(第一種は高圧受電設備の保安規定まで出るため、「正解はイ」だけでは応用が利きません)。②写真・図記号・単線結線図の問題が収録されているか(第一種は機器の写真と結線図の読み取りが得点源です)。③計算問題の解き方が式レベルで示されているか。合格ナビは電気技術者試験センターの公表問題を出典明記で収録し、各問に根拠規定と初級・標準・上級の3段階解説を付けています。過去問を解く は会員登録なしで利用できます。

第一種電工の試験をくわしく知る

科目ごとの出題数

  • 電気の基礎理論(直流/交流/オーム/三相交流/電磁誘導):約6〜8問(計算中心・第二種ベース+発展)
  • 配電理論・配線設計(高圧6,600V/電圧降下/短絡電流):約7〜10問(第一種固有・最重要)
  • 電気応用(電動機始動方式/照度計算/電熱):約5〜7問(第一種固有・実務直結)
  • 電気機器・蓄電池・配線器具(高圧変圧器/VCB/CT/VT/蓄電池):約7〜10問(最大配点候補・第二種ベース+高圧)
  • 電気工事の施工方法(高圧屋内屋外配線/キュービクル/接地工事):約7〜10問(最大配点候補・第二種ベース+高圧)
  • 自家用電気工作物の検査方法(絶縁耐力試験/継電器試験):約4〜6問(第一種固有・暗記)
  • 配線図(高圧単線結線図/JIS図記号/受電設備構成):約5〜7問(第一種固有度高・図記号暗記)
  • 保安に関する法令(電気事業法/電気工事士法/電気工事業法):約4〜6問(暗記中心・得点源)

合格の基準

  • 学科試験:100点満点中60点(30問/50問正答)以上で合格
  • 科目別足切り(最低基準点)は設定されておらず、総得点のみで判定
  • 技能試験:候補問題10題から事前公表され、当日1題が出題。欠陥なく時間内(60分)に完成で合格(欠陥例:誤接続、被覆の剥ぎ不足、ねじり接続、心線損傷等)
  • 学科合格→技能不合格の場合、次回受験時に学科免除(同年度・翌年度の2回まで)
  • 免状交付要件:学科+技能の両方に合格した上で、電気工事の実務経験3年以上が必要(令和3年4月1日に5年以上から短縮。試験合格前の経験も通算可)。実務経験を満たすまでは「試験合格者」のステータスを保持

科目ごとの攻め方

配電理論・配線設計第一種固有・最重要(約7〜10問)

配電線路(6,600V)・配電方式(単相3線式・三相3線式・三相4線式)・送配電損失・電圧降下・短絡電流・地絡電流・高圧受電設備(キュービクル・PAS・VCB・LBS)の構成・幹線の電線太さと許容電流・電圧降下計算を扱う第一種電気工事士の固有最重要分野で配点約7〜10問(全体の14〜20%)。第二種では扱わない高圧6,600V受電・キュービクル受変電設備の論点が中心。配電線の電圧降下(受電端電圧×短絡比)・短絡容量計算・力率改善コンデンサの容量選定が頻出。第一種試験の核心分野で、ここを固めれば合格に大きく近づく。

電気機器・蓄電池・配線器具最大配点候補・実務直結(約7〜10問)

高圧用変圧器(油入変圧器・モールド変圧器・ガス絶縁変圧器)・高圧進相コンデンサ・蓄電池(鉛蓄電池・ニッケルカドミウム蓄電池・リチウムイオン蓄電池)・遮断器(VCB・OCB・LBS・PAS)・避雷器・変成器(VT・CT)・高圧配線器具・電線(CV・CVT・OW・DV)・許容電流・電圧降下を扱う第一種の最大配点候補分野で約7〜10問(全体の14〜20%)。第二種ベース+高圧機器(6,600V級)の論点を追加。VCB(真空遮断器)・LBS(負荷開閉器)・CT/VT変成器の選定・蓄電池の容量計算が頻出。実務直結の専門知識。

電気工事の施工方法最大配点候補・得点源(約7〜10問)

高圧屋内・屋外配線工事(CV/CVTケーブル工事・がいし引き工事・地中配線工事)・低圧屋内配線工事(金属管/合成樹脂管/ケーブル工事)・接地工事(A種〜D種・接地抵抗値・接地線太さ)・絶縁抵抗値・絶縁耐力試験・高圧受電設備工事(キュービクル設置・PAS設置・連接接地)・施工場所別の工事方法を扱う最大配点候補分野で約7〜10問(全体の14〜20%)。第二種の低圧屋内配線+高圧屋内屋外配線・キュービクル工事が追加。接地工事の種類(A種10Ω以下/B種計算式/C種10Ω以下/D種100Ω以下)・絶縁耐力試験電圧(最大使用電圧×1.5倍)が頻出。

配線図第一種固有度高・図記号(約5〜7問)

単線結線図(高圧受電設備)・複線図(低圧配線)・電気図記号(JIS C 0617・JIS C 0303)・高圧受電設備の構成(PAS-VCB-変圧器-負荷の標準構成)・キュービクル内部機器配置・地絡保護協調(GR付PAS・SOG・SDG)・絶縁協調を扱う第一種電気工事士の固有度が高い科目で約5〜7問(全体の10〜14%)。第二種では低圧の複線図中心だが、第一種では高圧受電設備の単線結線図が中核論点。図記号の暗記・PAS(柱上気中開閉器)/VCB(真空遮断器)/VT・CT(変成器)の配置と機能理解が頻出。

電気の基礎理論計算中心(約6〜8問)

電気回路(直流・交流)・オームの法則・キルヒホッフの法則・抵抗の直並列接続・電力・電力量・力率・三相交流・電気と磁気・電磁誘導を扱う学科試験の基礎分野で配点約6〜8問(全体の12〜16%)。電圧・電流・抵抗の関係(V=IR)、有効電力・無効電力・皮相電力(P=VIcosθ)、三相交流の電力計算(P=√3VIcosθ)が頻出。第二種電工で既習の場合は復習程度で済むため、第二種既習者は時間配分の優位を活かせる科目。計算問題が中心のため苦手意識を持つ受験者が多いが、過去問パターンが固まっており、頻出公式と数値暗記で4〜6点を確保する。

電気応用第一種固有・実務直結(約5〜7問)

電動機(誘導電動機・同期電動機・直流電動機)・電動機の始動方式(直入れ始動・Y-Δ始動・リアクトル始動・コンドルファ始動)・電気照明(照度計算・光束法)・電熱(抵抗加熱・誘導加熱・誘電加熱・アーク加熱)・空調設備を扱う第一種電気工事士の固有科目で約5〜7問(全体の10〜14%)。電動機の始動電流抑制(Y-Δ始動で1/3に)・照度計算(E=F×N×U×M/A)・三相誘導電動機の同期速度(Ns=120f/p)が頻出。実務直結の高度な電気応用知識。

自家用電気工作物の検査方法第一種固有・暗記(約4〜6問)

自家用電気工作物の竣工検査・定期検査(絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・絶縁耐力試験・継電器試験・遮断器試験・保護リレー試験)・測定器(絶縁抵抗計・接地抵抗計・クランプメータ・絶縁耐力試験器・継電器試験器・回転計)・電気設備技術基準の解釈に基づく検査基準・保安規程の運用を扱う第一種電気工事士の固有科目で約4〜6問(全体の8〜12%)。第二種では扱わない高圧設備の絶縁耐力試験(試験電圧の計算・印加時間10分間)・継電器試験・保護協調が中心論点。

保安に関する法令暗記中心・得点源(約4〜6問)

電気事業法(保安規程・主任技術者・自家用電気工作物の届出)・電気工事士法(第一種・第二種の作業範囲・認定電気工事従事者)・電気工事業法(登録・通知の区別)・電気用品安全法(PSEマーク特定/非特定)・電気設備技術基準・電気設備技術基準の解釈を扱う科目で約4〜6問(全体の8〜12%)。第二種より法令の出題範囲が広く、特に電気事業法(自家用電気工作物の規定・保安規程・主任技術者選任)・電気工事業法(特定建設業の登録要件)が中心論点。条文ベースの暗記中心で得点源化しやすく、合格者は満点近くを狙う。

勉強のしかた

配電理論・電気機器・施工方法の3分野(合計約21〜30問)を最優先で固める

第一種電工学科試験では配電理論・配線設計(約7〜10問・第一種固有最重要)と電気機器・蓄電池・配線器具(約7〜10問・最大配点候補)と電気工事の施工方法(約7〜10問・最大配点候補)の3分野で全体の42〜60%を占めます。高圧6,600V受電設備(キュービクル・PAS・VCB・LBS)・配電方式(単3式/三相3線式/三相4線式)・電圧降下計算・短絡電流計算・接地工事の種類と抵抗値・絶縁耐力試験電圧(最大使用電圧×1.5倍)など第一種固有の高圧論点が中心。学習時間の50〜60%をこの3分野に集中投下するのが王道戦略です。

第二種電気工事士既習者は基礎理論・低圧配線で大幅ショートカット可能

第二種電工合格者・既習者は、第一種の電気の基礎理論(約6〜8問)・低圧配線(電気機器・施工方法の低圧部分)の論点を流用でき、学習時間を大幅に短縮可能。第一種固有の論点(高圧配電/キュービクル/絶縁耐力試験/単線結線図/自家用電気工作物の検査)に学習時間を集中投下することで、第二種ベースから100〜150時間程度の追加学習で合格圏に到達できます。完全未経験者は200〜300時間が目安。

配線図(高圧単線結線図)と法令(電気事業法/電気工事業法)は暗記で得点源化

配線図(約5〜7問)はJIS図記号(C 0617・C 0303)と高圧受電設備の標準構成(PAS-VCB-変圧器-負荷)の暗記で満点近くを狙えます。法令(約4〜6問)は条文ベースの暗記中心で、電気事業法(自家用電気工作物の規定・保安規程・主任技術者選任)・電気工事業法(登録要件)が頻出。両分野で約9〜13問の暗記得点源を確保すれば、計算系で点を落としても合格基準点30問正答に到達しやすい構造です。

200時間プランで合格を狙う(筆記)→技能は別途30時間

第一種電工学科合格に必要な勉強時間は一般的に200〜300時間(合格者目安・電気未経験者は300時間以上)。第二種既習者は100〜150時間で合格圏到達。週5時間確保できれば1年計画、週10時間なら6ヶ月で合格圏に到達。学習配分は配電理論20%・電気機器20%・施工方法20%・基礎理論10%・電気応用10%・検査方法5%・配線図10%・法令5%。技能試験は候補問題10題を全パターン練習で30時間(高圧工具持参・実機練習が必須)。学科のみ本サイトで対応・技能は工具と高圧複線図練習が必要なため予備校・通信講座(CIC日本建設情報センター・SAT・ユーキャン等)の活用を推奨。

合格ナビは電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記して掲載しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 各問に根拠規定(電気設備技術基準◯条・内線規程◯節・電気事業法◯条・電気工事士法◯条・電気用品安全法◯条等)の参照箇所と、初級・標準・上級の3段階の解説を付与しています。 運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記して掲載し、電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠規定参照と、初級・標準・上級の3段階の解説を作成しています。最終確認日 2026-06-14(令和8年度(2026年度)試験基準日 2026-04-01)。

ほかの資格