第一種電気工事士 学科試験 よくある質問
受験資格・試験の科目と問題数・合格基準・脱炭素DX需要・電験三種へのステップアップ・第二種からのステップアップ・免状交付の実務経験5年・独学合格・技能試験対策など 15 件のQ&Aをまとめています。 解決しない場合は お問い合わせフォーム からご連絡ください。
第一種電気工事士とはどんな資格ですか?
第一種電気工事士は、自家用電気工作物(最大電力500kW未満の需要設備)の電気工事に従事するために必要な国家資格です。電気工事士法に基づく国家資格として、商業施設・工場・キュービクル受電設備などの電気工事に従事できます。第二種電気工事士の作業範囲(一般用電気工作物)を包含する上位資格で、電験三種へ進む人の足がかりにもなります。受験者数は年間約4〜5万人。産業用太陽光発電・蓄電池・EV急速充電など工事の対象設備が増えており、転職・独立の選択肢が広がる資格です。
第一種電工試験に受験資格はありますか?
受験資格の制限はありません。年齢・学歴・国籍・実務経験を問わず誰でも受験できます。ただし**免状交付には実務経験5年(電気系大学・高等専門学校卒は3年)が必要**で、試験合格と免状交付は別ステップになります。実務経験を満たすまでは「試験合格者」のステータスを保持し、実務経験を積みながら免状申請の準備をするのが王道。第二種電工合格→実務経験を積む→第一種学科合格→実務経験5年で免状取得が標準キャリアパスです。詳細は一般財団法人 電気技術者試験センター(https://www.shiken.or.jp/)でご確認ください。
試験の科目と問題数を教えてください。
第一種電工 学科試験は四肢択一式50問・マークシート方式(CBT方式も選択可)・試験時間140分の一括試験です。主な出題範囲は 電気の基礎理論 約6〜8問・配電理論・配線設計 約7〜10問(第一種固有最重要)・電気応用 約5〜7問・電気機器・蓄電池・配線器具 約7〜10問(最大配点候補)・電気工事の施工方法 約7〜10問(最大配点候補)・自家用電気工作物の検査方法 約4〜6問・配線図 約5〜7問・保安に関する法令 約4〜6問 の8分野横断です。配電理論と電気機器と施工方法の3分野で全体の42〜60%を占めるため、ここを最優先で固めるのが王道です。なお本サイトは学科試験のみ対応・技能試験は範囲外です。
第一種電工試験の難易度・合格率はどれくらいですか?
第一種電工は第二種電工の上位資格で、難易度も一段上がります。学科(筆記)約45%・技能 約65%・全体 約30%で推移。受験者数は年間約4〜5万人で、合格者数は学科 約1.5〜2万人/年。第二種電工(学科合格率 約60%・全体 約50%)と比べてやや難ですが、宅建(15〜17%)・行政書士(10〜15%)・社労士(6〜8%)と比べれば現場系資格として十分達成可能な難易度。200〜300時間程度の学習で合格可能(第二種既習者は100〜150時間)。コストパフォーマンスが高く、第二種電工合格者の次の挑戦として最適です。最新の確定値は 試験センター公式 でご確認ください。
合格基準は何点ですか?
学科試験は100点満点中60点(30問/50問正答)以上で合格です。科目別足切り(最低基準点)は設定されておらず、総得点のみで判定します。配点は2点×50問=100点満点。技能試験は欠陥なく時間内(60分)に作品を完成させれば合格(欠陥例:誤接続、被覆の剥ぎ不足、ねじり接続、心線損傷等)。学科合格→技能不合格の場合、次回受験時に学科免除(同年度・翌年度の2回まで)の優遇措置があります。
試験はいつ・どこで実施されますか?
第一種電工は例年年1回・筆記10月/技能12月に実施されます。CBT方式(9月)も選択可能で、受験機会が拡大。試験会場は全国主要都市の指定会場(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇等)で、申込時に希望地域を選択します。第二種電工が年2回実施なのに対し、第一種は年1回のため計画的な学習が必要。正確な日程・会場・申込期限は一般財団法人 電気技術者試験センター(https://www.shiken.or.jp/)でご確認ください。
受験料はいくらですか?
第一種電工の受験料は11,300円(インターネット申込)/ 11,600円(書面申込)です。学科・技能セットで1回分。第二種電工(9,300円)よりやや高め。最新額・納付方法は一般財団法人 電気技術者試験センター公式でご確認ください。
免状交付の実務経験5年は何が認められますか?
免状交付には電気工事の実務経験が必要です。具体的には:①一般用電気工作物(住宅・店舗等)の電気工事 ②自家用電気工作物(500kW未満)の電気工事 ③これらの工事に係る監督業務 が認められます。電気系大学・高等専門学校卒業者は実務経験3年に短縮。実務経験は「試験合格前後を問わず通算」できるため、学生時代のインターンや第二種電工取得後の実務経験も累積できます。詳細な実務経験の認定基準は管轄の都道府県知事(免状交付権者)にお問い合わせください。
技能試験はどんな試験ですか?本サイトで対策できますか?
技能試験は事前に公表される候補問題10題から、当日1題が出題されます。試験時間は60分で、課題に従って実機で電線を接続・配線して作品を完成させる実技試験。工具(電工ナイフ・ペンチ・圧着工具・ドライバー・高圧用工具等)と材料(電線・スイッチ・コンセント・高圧端末処理材等)は受験者持参。第二種より複雑な高圧端末処理(CV端末処理・KIP接続)が課題に含まれます。欠陥なく完成すれば合格率約65%。**本サイトは学科試験のみ対応**で、技能試験は範囲外です。技能対策は工具・材料の購入と実機練習が必須のため、予備校(CIC日本建設情報センター・SAT・ユーキャン・ホーザン電工試験向け工具セット等)の活用を推奨します。独学ロードマップ で詳細な学習プランを紹介しています。
独学でも合格できますか?
学科試験は独学合格が十分可能です。合格率約45%の中難度で、必要勉強時間は200〜300時間(合格者目安・第二種既習者は100〜150時間)。週5時間確保できれば1年計画、週10時間なら6ヶ月で合格圏に到達。出題範囲は8分野で配電理論・電気機器・施工方法の3分野(合計約21〜30問)を最優先で固める戦略が王道。合格ナビは各分野の電気技術者試験センター公表過去問(出典明記)+独自3レベルAI解説で提供し、令和8年度試験対応の最新法令(電気設備技術基準・電気事業法)に対応しています。技能試験は工具と高圧複線図練習が必須のため、予備校・通信講座の併用を推奨。まずは 無料演習モード で実力を確かめられます。
第二種電工なしで第一種をいきなり受験できますか?
はい、可能です。第一種電工は受験資格に第二種電工の所持が含まれていないため、いきなり第一種を受験することができます。ただし第一種は第二種の作業範囲を完全に包含する内容のため、第二種で扱う基礎理論・低圧配線・低圧屋内配線が前提知識として要求されます。**完全未経験者がいきなり第一種を狙う場合は300時間以上の学習が必要**で、効率的ではありません。一般的には「第二種電工で土台を固める→実務経験を積みながら第一種学科合格→実務経験5年で第一種免状取得」が王道のキャリアパスとして推奨されます。
第一種電工取得後のキャリアはどうなりますか?
第一種電工取得後のキャリアは大きく広がります:①大規模電気工事会社への転職、②自家用電気工作物(最大電力500kW未満)の電気工事を扱う独立開業、③商業施設・工場・産業用太陽光発電所の電気工事専門会社、④EV急速充電器設置工事・大規模蓄電池工事への参入、⑤電気主任技術者(電験三種)への発展・電気設備の保安監督業務。第二種電工が扱えない自家用電気工作物(最大電力500kW未満)の工事に従事できるようになる点が最大の違いで、扱える工事の範囲が広がる上位資格です。年収・受注単価は地域や勤務先で大きく異なるため、求人情報で最新の水準を確認してください。
合格ナビの問題は本試験問題の転載ですか?著作権は大丈夫ですか?
はい、電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記して掲載しています(IPA同等の著作権GREEN判定カテゴリ)。同団体は公式FAQで「学校など教育機関や、自主的なグループ学習等の教育目的なら許諾および使用料の必要はありません」と明示容認しており、出典明記の上で適法に利用しています。解説(初心者/標準/上級の3レベル)は合格ナビ独自に作成し、各問の根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法の該当条文・規定)を明記しています。本サイトは一般財団法人 電気技術者試験センターと一切関係ありません。試験センターが公表する公式情報を必ずあわせてご確認ください。料金プラン はプレビュー期間中、全問・全解説を無料公開中です。
第一種電気工事士は1発合格できますか?
学科・技能とも1回で合格する人は珍しくありません。学科は**50問中30問正答(60点)以上**で、科目別の足切りがなく総得点だけで判定されます。技能は公表された候補問題から出題され、**欠陥ゼロで完成させること**が合格条件です。1発合格を分けるのは主に2点です。①**学科の計算・高圧受電設備の単線結線図を捨てない**(第二種より高圧・自家用の出題が増えるため、第二種の延長の暗記では6割に届きにくくなります)。②**技能で時間切れを起こさない**(候補問題を全課題とも一度は時間を計って作り切ることが大切です)。合格ナビは学科の公表問題274問に3段階の解説を付けており(2026-09-13 時点)、過去問を解く で高圧分野の正答率を先に確かめられます。
第一種電気工事士の過去問はどれを使えばよいですか?
選ぶ基準は3つです。①**解説に根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気事業法など)が書いてあるか**(第一種は高圧受電設備の保安規定まで出るため、「正解はイ」だけでは応用が利きません)。②**写真・図記号・単線結線図の問題が収録されているか**(第一種は機器の写真と結線図の読み取りが得点源です)。③**計算問題の解き方が式レベルで示されているか**。合格ナビは電気技術者試験センターの公表問題を出典明記で収録し、各問に根拠規定と初級・標準・上級の3段階解説を付けています。過去問を解く は会員登録なしで利用できます。