危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 基礎的な物理学及び基礎的な化学 問46|引火点・発火点・燃焼点の定義整理

問題

危険物乙四 | 基礎的な物理学及び基礎的な化学

引火点・発火点・燃焼点に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正しいのはアです。引火点=外部の火源で引火する最低の液温です。

  • ウ(誤): 発火点は引火点より高い。
  • イ(誤): 点火源なしで自ら発火するのは発火点(点火源を近づけるのは引火)。
  • ア(正): 引火点は外部の点火源で引火する最低液温。
  • エ(誤): 引火点が低いほど引火しやすく危険。
  • オ(誤): 燃焼点は引火点よりやや高い(低いは誤り)。

「引火点=外部火源・低いほど危険/発火点=火源なし・引火点より高い」を押さえます。

引火点・発火点・燃焼点:

  • 引火点: 可燃性液体が、外部の点火源によって引火するのに必要な最低の液温。液面の蒸気濃度が燃焼下限に達する温度。引火点が低いほど危険。
  • 発火点: 点火源がなくても、加熱だけで物質が自ら発火する最低温度。引火点より高い。
  • 燃焼点: 引火後、燃焼が継続する最低の液温。引火点よりやや高い(数℃程度)。
  • ウ(誤): 発火点は引火点より高い(同一物質で引火点<発火点)。
  • イ(誤): 点火源なしで自ら燃え出すのは発火点。「点火源を近づけて」は引火点の説明。
  • ア(正): 引火点は外部の点火源で引火する最低液温。
  • エ(誤): 引火点が低いほど常温で引火しやすく危険。
  • オ(誤): 燃焼点は引火点よりやや高い。

引っかけパターン: 引火点と発火点を入れ替える(本問のイ)、大小関係を逆にする(ウ)、引火点が高いほど危険とする(エ)。「引火点<燃焼点<発火点(同一物質)/低いほど危険」を固定します。

【理論的背景】

可燃性液体は、液面から蒸発した蒸気が空気と混合して点火源で引火します。この現象を温度の観点から整理したのが引火点・燃焼点・発火点です。乙四では、三者の定義の区別と大小関係(同一物質で引火点<燃焼点<発火点)、そして「引火点が低いほど危険」が最頻出です。引火点と発火点の混同が典型的な失点です。

【三つの温度の整理】

  • 引火点: 液面付近の蒸気濃度が燃焼下限界に達する液温。この温度以上で、外部の点火源があれば引火する。引火点が低い液体(ガソリン−40℃以下、ジエチルエーテル−45℃)は常温で引火し極めて危険。
  • 燃焼点: 引火後、点火源を取り去っても燃焼が継続する最低温度。引火点よりやや高い(おおむね数℃高い)。
  • 発火点: 点火源なしで、加熱だけで自然に発火する最低温度。引火点よりはるかに高い。二硫化炭素は発火点約90℃と第4類で最も低く、高温面(蒸気管・電球等)でも発火する危険がある。

大小関係(同一物質): 引火点 < 燃焼点 < 発火点。

【危険物との接続】

  • 品名分類との接続: 第4類の石油類区分は引火点で決まる(第一石油類21℃未満・第二21〜70未満・第三70〜200未満・第四200〜250未満)。引火点は危険性のランク付けの基準です。
  • 発火点の低さ: 二硫化炭素(発火点約90℃)は、火気がなくても高温の配管・電球の表面で発火し得るため、特別な注意が必要です。
  • 「引火点が低い=常温で蒸気が燃焼下限に達しやすい=危険」を押さえると、各物質の危険度を一貫して理解できます。

【試験での位置づけ】

引火点・発火点・燃焼点は物理化学・性質で最頻出(頻出度A)です。核心は、(1)引火点=外部火源で引火する最低液温、(2)発火点=火源なしで自ら発火、(3)同一物質で引火点<燃焼点<発火点、(4)引火点が低いほど危険、です。引っかけは、引火点と発火点を入れ替える(本問のイ)、大小関係を逆にする(ウ)、引火点が高いほど危険とする(エ)、燃焼点を引火点より低いとする(オ)です。「引火点は外部火源・低いほど危険/発火点は火源なしで最も高い」を固定します。

【各選択肢の発展補足】

  • ウ(誤): 発火点は引火点より高い。
  • イ(誤): 火源なしで自ら発火するのは発火点。
  • ア(正): 引火点は外部の点火源で引火する最低液温。
  • エ(誤): 引火点が低いほど引火しやすく危険。
  • オ(誤): 燃焼点は引火点よりやや高い。

【根拠】確立した化学(引火点・発火点・燃焼点の定義)。

【補足】引火点=外部火源で引火する最低液温(低いほど危険)。発火点=火源なしで自ら発火(引火点より高い)。燃焼点=引火後に燃焼継続する最低温度(引火点よりやや高い)。

この問題の根拠根拠: 確立した化学(引火点・発火点・燃焼点の定義)。引火点は外部の点火源で引火する最低液温、発火点は点火源なしで自ら発火する最低温度(引火点より高い)、燃焼点は引火後に燃焼が継続する最低温度(引火点よりやや高い)。引火点が低いほど引火しやすく危険。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 確立した化学(引火点・発火点・燃焼点の定義)。引火点は外部の点火源で引火する最低液温、発火点は点火源なしで自ら発火する最低温度(引火点より高い)、燃焼点は引火後に燃焼が継続する最低温度(引火点よりやや高い)。引火点が低いほど引火しやすく危険。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。