第二種電工 電気機器・配線器具・配線 問44:電気機器・配線器具・配線
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
必要に応じ,スターデルタ始動を行う電動機 は。
- ア一般用三相かご形誘導電動機正答
- イ三相巻線形誘導電動機
- ウパイプレンチ
- エパイプベンダ
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スターデルタ始動を行う電動機はどれかを選ぶ問題。正答はア「一般用三相かご形誘導電動機」。スターデルタ始動は三相かご形誘導電動機の大型のものに使う始動方式で、起動時の電流を減らすために使う。選択肢ウ・エはOCRエラー(工具名が混入)。イ「三相巻線形誘導電動機」は二次抵抗制御で始動するため、スターデルタ始動は通常使わない。スターデルタ始動=三相かご形誘導電動機(正答ア)。
スターデルタ始動を行う電動機の種類を問う問題(正答ア)。ア「一般用三相かご形誘導電動機」→スターデルタ始動の対象(正答ア)。イ「三相巻線形誘導電動機」→二次側に外部抵抗を接続して始動トルクを制御する二次抵抗始動が標準。スターデルタ始動は使わない(誤り)。ウ・エはOCRで「パイプレンチ・パイプベンダ」等の工具名が混入した誤りの選択肢。スターデルタ始動が適用されるのは「三相かご形誘導電動機のうち出力が比較的大きいもの(概ね5.5kW以上)」。電動機起動電流は定格の5〜7倍に達するため、大型機では電源への影響を抑えるためにスターデルタ始動を使う。
本問はスターデルタ始動の適用対象電動機を問う問題(正答ア:一般用三相かご形誘導電動機)。
【スターデルタ始動の適用条件】一般用三相かご形誘導電動機に適用。適用出力の目安:5.5kW以上(電力会社・内線規程の推奨)。電源容量が大きければじか入れ(全電圧始動)も可能。日本では「電気設備の技術基準の解釈」附属書では5.5kW以上の電動機はスターデルタ等の始動方式の採用を推奨している。
【かご形と巻線形の始動方式の違い】
- かご形誘導電動機:回転子に外部接続端子がない構造→スターデルタ始動・自動電圧変圧器始動(コンドルファ始動)・インバータ始動を適用
- 巻線形誘導電動機:回転子巻線がスリップリングで外部接続可能→二次抵抗始動(外部抵抗で始動トルク制御・始動電流低減)。スターデルタ始動は適用しない
【始動方式の比較(かご形)】全電圧始動(じか入れ):最大トルク・最大始動電流(定格の5〜7倍)・小型機向け。スターデルタ始動:始動電流=全電圧の1/3・始動トルク=全電圧の1/3。コンドルファ始動:始動電流=全電圧の(1/n)²・連続的調整可能・コスト高。インバータ始動:最も滑らかな加速・省エネ・コスト最大。
【電験三種・第一種への展開】電験三種「機械」では始動方式の特性比較(始動電流・始動トルク・始動方式の選定基準)が頻出。第一種電気工事士では動力幹線容量の計算(最大電動機始動電流+他の定常電流)と保護継電器の整定値設定が試験範囲。大型電動機(200kW以上)では直入れ始動が電力会社から制限されるため、始動方式の選定が設備設計の重要ポイント。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問14(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。