第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和4年度下期午後 問6|電気機器・配線器具・配線

問題

第二種電工 | 電気機器・配線器具・配線 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

図のように,電線のこう長8 mの配線により, 消費電力2 000 Wの抵抗負荷に電力を供給した 結果,負荷の両端の電圧は100 Vであった。 配線における電圧降下[V]は。 ただし,電線の電気抵抗は長さ1 000 m当た り5.0 Ω とする。 100 V 電 源 抵抗負荷 2 000 W

問題の図(出典: 令和4年度下期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問6/電気技術者試験センター)

図・写真の中の記号が イ・ロ・ハ・ニ のときは、選択肢の ア・イ・ウ・エ に順に対応します(試験の問題用紙の表記)。

図の出典:令和4年度下期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問6(一般財団法人 電気技術者試験センター)

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答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

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解説

電線の抵抗によって電圧が下がる現象を「電圧降下」という。こう長8mの配線で2000W・100Vの負荷に電力を供給したとき、電線1000m当たりの抵抗が5.0Ωの場合の電圧降下を求める。負荷電流はI=2000/100=20A。8mの電線抵抗R=5.0×8/1000=0.04Ω(1本分)。単相2線式なので往復2本で電圧降下e=2×20×0.04=1.6V(正答ウ)。電線が太いほど抵抗は小さく、電圧降下も小さくなる。

単相2線式の電圧降下:e=2×I×r×L。負荷電流I=P/V=2000÷100=20A。電線1m当たり抵抗:5.0Ω÷1000m=0.005Ω/m。こう長L=8m。電圧降下:e=2×20×0.005×8=1.6V(正答ウ)。選択肢を確認すると、イ0.8Vは往復2本分ではなく電線1本分だけで計算した値、ア0.2V・エ2.4Vはいずれも電流や長さの取り違えによる値で、計算値1.6Vと一致するのはウのみ。なお電源電圧はV_s=100+1.6=101.6V。電線の抵抗値が変わると電圧降下も比例して変わることを確認する練習問題。

単相2線式の電圧降下を求める基本問題。電線抵抗は5.0Ω/km。

【計算】I=20A、R=5.0/1000×8=0.04Ω、e=2×20×0.04=1.6V(正答ウ)。電源電圧101.6V。

【抵抗値の物理的意味】5.0Ω/kmという値は、断面積でおよそ3〜4mm²前後のIV電線に相当する大きさ(目安)。実務ではこの抵抗値から逆算してどの電線サイズを使うべきか判断する。

【電圧降下規制との関係】低圧配線の電圧降下については、電気設備技術基準の解釈や内線規程に許容値の目安がある。今回の1.6Vは小さな値で、許容範囲に収まっている。こう長が長くなるほど電圧降下は比例して増えるため、実際の配電設計では長距離になるほど電線を太くするか、電圧を上げて電流を減らす(昇圧)などで対応する。

【第一種電気工事士・電験三種への接続】電験三種「電力」では三相3線式の電圧降下がより複雑な形で出題される(力率の影響)。また電線サイズ選定の計算問題は第一種電気工事士の筆記試験(設計・施工計画)で必ず問われる。電流密度(A/mm²)を一定に保ちながら断面積を決定するアプローチと、電圧降下から逆算するアプローチの両方を理解しておくこと。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問6(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。