第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和4年度下期午後 問11|電気機器・配線器具・配線

問題

第二種電工 | 電気機器・配線器具・配線 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

プルボックスの主な使用目的は。

キーボード:1〜4で選択・Enterで次へ

タップするとすぐ答え合わせ

答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

プルボックスは、金属管などの配管が何本も集まる場所に置く、大きめの金属製の箱です。長い配管や曲がりの多い配管では、電線を管の中へ引き入れる(プルする)のが大変になるため、途中にこの箱を設けて電線の引き入れや接続をしやすくします。したがって、「多数の金属管が集合する場所等で、電線の引き入れを容易にする」というアが正答です。イは分電盤や開閉器箱、ウはスイッチボックス、エは天井の取付け金具などの役目です。正答は(ア)。

プルボックスは、配管の途中に設ける金属製(まれに合成樹脂製)の箱で、次のような目的に使います。

・多数の配管が集まる所で、電線の引き入れ(通線)を容易にする。

・配管が長くなる場合や曲がりが多い場合に、途中で電線を引き出して作業しやすくする。

・電線の分岐や接続を行う。

ア(正しい):通線を容易にするという、プルボックスの主な使用目的です。

イ(誤り):多数の開閉器類を集合して設置するのは、分電盤・配電盤・開閉器箱などです。

ウ(誤り):埋込みの金属管工事でスイッチやコンセントを取り付けるために使うのは、スイッチボックス(埋込み形のボックス)です。

エ(誤り):天井に比較的重い照明器具を取り付けるときは、器具の重さに耐える取付け金具や補強材を使い、プルボックスの使用目的ではありません。

正答は(ア)です。

本問は、配線工事で使うボックス類の用途の違いを、四つの記述で確かめる問題です。「どのボックスが何のためにあるのか」を、目的で結びつけて覚えます。

【ボックス類・盤類の用途の整理】

名称主な用途
プルボックス多数の配管が集まる所や長い配管の途中で、通線・接続を容易にする
スイッチボックス埋込みスイッチ・コンセントを取り付ける
アウトレットボックス配管の端末で、照明器具や配線器具の取付け、電線の接続に使う
ジョイントボックス(接続箱)電線の接続・分岐を行う
分電盤・開閉器箱開閉器類や遮断器を集合して収納し、配電する

【プルボックスの使い方のポイント】

・金属製のプルボックスを使うときは、電気的な安全のために、使用電圧に応じた接地工事を行います。

・ボックスの大きさは、入ってくる配管の太さや本数、電線の太さ・本数、電線の曲げ半径に余裕をもって決めます。

・屋外や湿気の多い場所では、水の入りにくい防水形を選びます。

【誤りの選択肢の見分け方】イの「開閉器類を集合して設置する」は盤の用途、ウの「スイッチやコンセントを取り付ける」はスイッチボックスの用途、エの「重い照明器具を取り付ける」は取付け補強の話であり、いずれも「通線のための箱」というプルボックスの目的とは異なります。選択肢の動詞(集合して設置する、取り付ける)に注目すると、プルボックスの目的である「引き入れを容易にする」だけが他と性格が違うことに気づけます。

【復習の観点】配管工事では、電線の引き入れ作業の難易度が施工品質に直結します。曲がりの数や配管の長さに応じて、プルボックスや引き込み口を適切な位置に設ける設計が大切です。正答は(ア)です。

この問題の根拠出典:令和4年度下期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問11(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問11(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。