第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和5年度上期午前 問40|工事の方法

問題

第二種電工 | 工事の方法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

⑩で示す部分の工事方法で施工できない工事 方法は。

配線図の⑩の部分(出典: 令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問40/電気技術者試験センター)
配線図の全体(出典: 令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験/電気技術者試験センター)

図・写真の中の記号が イ・ロ・ハ・ニ のときは、選択肢の ア・イ・ウ・エ に順に対応します(試験の問題用紙の表記)。

図の出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問40(一般財団法人 電気技術者試験センター)

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

配線図は木造1階建住宅で、⑩は屋外の電力量計(Wh)から屋内の分電盤(L-1)へつながる、建物の外壁(屋側)部分の低圧配線です。木造の建物の屋側に施設する低圧配線では、金属管工事は施工できません。金属管が木造の壁に接していると、漏電したときに管を通じて木材に電流が流れ、火災の原因になるおそれがあるからです。合成樹脂管工事・がいし引き工事・ケーブル工事は施工できるので、施工できないものは(ア)金属管工事です。

建物の外壁に沿って施設する低圧の配線(屋側配線・屋側電線路)は、電気設備の技術基準の解釈で施工できる工事方法が限られています。

・がいし引き工事:展開した場所なら施工できる

・合成樹脂管工事:施工できる

・ケーブル工事:施工できる(ただし金属被覆のあるケーブルは木造以外に限る)

・金属管工事:木造以外の造営物に限る

⑩は木造住宅の外壁部分の配線なので、金属管工事は施工できません。選択肢の整理:イ 合成樹脂管工事・ウ がいし引き工事・エ ケーブル工事は施工できる工事方法で、アの金属管工事だけが施工できません。正答は(ア)です。

屋側・屋外の低圧配線で「木造かどうか」が問われるのは、金属製の管や被覆が木造の造営材に接することによる漏電火災を防ぐためです。

【木造の屋側で金属製のものが制限される理由】金属管や金属被覆のケーブルが木造の壁に取り付けられていると、電線の絶縁が劣化して管に漏電したとき、管から木材へ電流が流れ続け、発熱して火災になるおそれがあります(ラスモルタル壁などで起こりやすい)。そのため、木造の造営物では、金属管工事や金属被覆のあるケーブルによる工事を屋側に施設することは認められていません。

【施工できる工事方法の整理】

工事方法木造の屋側木造以外の屋側
がいし引き工事(展開した場所)可可
合成樹脂管工事可可
ケーブル工事(金属被覆なし)可可
金属管工事不可可

【本問の読み取り】配線図の冒頭に「木造1階建住宅」と書かれており、⑩は外壁の電力量計から屋内の分電盤へ向かう部分です。「木造」と「屋側」の2つがそろったら、金属管工事(と金属被覆のあるケーブル工事)は施工できないと判断します。

【よくある誤り】「金属管は丈夫だからどこでも使える」と考えると誤ります。木造か木造以外かで答えが変わる典型問題なので、配線図の建物の構造の記載を必ず確認しましょう。正答は(ア)です。

この問題の根拠出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問40(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問40(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。