工事の方法5工事の方法

第二種電工 工事の方法 問5:工事の方法

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

図のような電熱器H 1 台と電動機M 2 台が 接続された単相2 線式の低圧屋内幹線がある。 この幹線の太さを決定する根拠となる電流 IW[A]と幹線に施設しなければならない過電流 遮断器の定格電流を決定する根拠となる電流 IB[A]の組合せとして,適切なものは。 ただし,需要率は100 %とする。 B 幹 線 H B 定格電流 10 A B 定格電流 20 A M B 定格電流 20 A M

  • IW 50
  • IW 50
  • IW 60正答
  • IW 60
正答:IW 60

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幹線の太さを決める電流(IW)は電熱器と電動機の電流を合算して求める。電動機が複数ある場合は合計電流の1.25倍を加算するルールがある。過電流遮断器の定格電流(IB)はIWを元に規定の倍率で決める。電熱器10A+電動機(20+20)A=50A、電動機分を1.25倍すると20+20=40A×1.25=50A、合計IW=10+50=60A。IBはIWの3倍以下が原則で最大180A。正答はウ(IW=60A)。

標準試験対策の基準レベル

幹線の太さを決める電流IWの計算規則(内線規程・電技解釈第148条):①電動機の合計電流IMと電熱器等の合計電流IHを別々に求める。②IMが最大の電動機電流より大きい場合、IW=1.25×IM+IH。本問:IH=10A(電熱器)、IM=20+20=40A(電動機2台)。1.25×40+10=50+10=60A。IB(過電流遮断器定格電流)はIWが50A以下ならIWの3倍以下、50A超は2.5倍以下が上限。IW=60AなのでIBの上限=60×2.5=150A。IBはIWの値以上であれば良い(IW≦IB≦IW×2.5)。選択肢はIW=60Aのウが正答。

上級誤答論破・根拠規定・実務応用まで深掘り

幹線の太さ(許容電流)と過電流遮断器の定格電流の決定は、電技解釈第148条(低圧幹線の施設)に詳細規定がある。電動機負荷は起動電流が定格の4〜8倍になるため、電熱器と同じ計算では幹線が過熱・遮断器が誤動作する。そのため電動機分を1.25倍(始動電流に対するマージン)して計算する。

【計算手順の詳細】IH(抵抗負荷・電熱器等)=10A。IM(電動機合計)=20+20=40A。電技解釈第148条の条件:「電動機等の定格電流の合計が50A以下の場合、IW=1.25×IM+IH」。40A≦50Aなので IW=1.25×40+10=50+10=60A(正答ウ)。

【過電流遮断器IBの上限規定】IW≦50Aの場合IB≦IW×3倍、IW>50Aの場合IB≦IW×2.5倍。本問IW=60AなのでIBの上限=60×2.5=150A。IBはIW以上で上限以下、すなわち60A≦IB≦150Aの範囲で選定する。

【なぜ1.25倍か】電動機の許容電流(幹線)は始動電流を考慮した「拘束電流」対応のため、定格の1.25倍を見込む。インバータ制御電動機では始動電流が抑制されるが、規定上は同じ係数を適用するのが原則。大規模工場では電動機群の需要率・同時使用率を詳細に計算する「負荷計算書」を作成するが、試験では需要率100%として計算する。第一種電気工事士や電験三種でも三相電動機を含む幹線設計が頻出。正答はウ(IW=60A)。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問9(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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