第二種電工 工事の方法 問114:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
金属管による低圧屋内配線工事で,管内に直径 8 2.0 mm の600V ビニル絶縁電線(軟銅線)2 本を 収めて施設した場合,電線1 本当たりの許容 電流[A]は。 ただし,周囲温度は30 ℃以下,電流減少係数 は0.70 とする。
- ア19
- イ24正答
- ウ27
- エ35
AI解説(初心者・標準・上級)
理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気工事士法・電気用品安全法)も明記。
金属管内に2.0mm×2本を収めた場合の許容電流を求める計算問題。電流減少係数0.70が指定されている。2.0mm(600Vビニル絶縁電線)の基本許容電流は35A。2本なので電流減少係数は3本以下の0.70を適用:35A×0.70=24.5A→小数点以下切り捨て→24A。正答はイ(24A)。なお選択肢ウ(27A)は電流減少係数を適用しない1.6mmの許容電流値、エ(35A)は2.0mmの基本許容電流(係数適用前)で、どちらも誤り。正答はイ(24A)。
許容電流計算の手順(本問):(1)電線の基本許容電流を確認:2.0mm(単線・軟銅)→35A(JIS C 3307表値・周囲温度30℃以下)。(2)収容本数の確認:2本。3本以下なので電流減少係数は0.70。(3)計算:35A×0.70=24.5A。(4)端数処理:小数点以下は切り捨て→24A。各選択肢の解析:ア(19A)→1.6mm×0.70=18.9A≈19Aだが本問は2.0mm。イ(24A)→2.0mm×0.70=24.5A≈24A→正答。ウ(27A)→1.6mmの基本許容電流(係数なし)。エ(35A)→2.0mmの基本許容電流(係数なし)→未適用。正答はイ(24A)。
許容電流計算問題は毎年必ず出題される。電線の基本許容電流値と電流減少係数の組み合わせを完全に習得し、選択肢のひっかけパターンを事前に把握することが確実な得点につながる。
【基本許容電流の主要値(JIS C 3307・内線規程準拠)】単線(軟銅・600Vビニル絶縁電線 IV):1.6mm→27A。2.0mm→35A(本問の基本値)。2.6mm→48A。3.2mm→62A。より線(軟銅・600Vビニル絶縁電線 IV):2mm²→27A。3.5mm²→37A。5.5mm²→49A。8mm²→61A。14mm²→88A。22mm²→115A。ケーブル(VVF・VVR等)の外装付きは上記単線値から電流減少係数を適用。
【電流減少係数の全値(内線規程)】3本以下:0.70。4本:0.63。5〜6本:0.56。7本以上:0.49。同一管内・同一ダクト内・束ねた電線の合計本数で係数を決める。ただし「電流の流れない電線(接地線・中性線など)」は本数カウントに含めない場合もある(問題文の条件に従う)。
【選択肢の「ひっかけ」パターン分析】エ(35A):電流減少係数を適用せずに答えるミス。ウ(27A):1.6mmの基本値27Aを使うミス(2.0mmと混同)。ア(19A):1.6mm×0.70=18.9≒19Aを使うミス(電線径と係数両方間違い)。試験では選択肢に「係数適用前の値」「1つ細い電線の値」「係数も径も間違い」の3パターンのひっかけが配置されていることが多い。正答はイ(24A:2.0mm×電流減少係数0.70=24.5A→24A)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度上期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問8(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。