第二種電工 工事の方法 問36:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
木造住宅の単相3 線式100/200 V 屋内配線 工事で,不適切な工事方法は。 ただし,使用する電線は600V ビニル絶縁 電線,直径1.6 mm(軟銅線)とする。
- ア合成樹脂製可とう電線管(CD 管)を木造の床下や壁の内部及び天井裏に配管正答
- イ合成樹脂製可とう電線管(PF 管)内に通線し,支持点間の距離を1.0 m で
- ウ同じ径の硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE)2本をTSカップリングで接続した。
- エ金属管を点検できない隠ぺい場所で使用した。
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合成樹脂製可とう電線管(CD管)は難燃性がなく、コンクリート埋設専用の電線管。木造住宅の床下・壁・天井裏に直接配管すると火災時に延焼するリスクがあり、これらの場所への施設は認められていない。CD管の代わりにPF管(難燃性)を使う必要がある。正答はア(CD管を木造建物の隠ぺい場所に配管)が不適切な工事方法。
電技解釈第158条(合成樹脂管工事)では、CD管(Combined Duct管・自己消火性なし)は「コンクリートに埋設する場合のみ」施設可能と規定。木造建物の床下・壁内・天井裏はコンクリート埋設ではないため、CD管の施設は不可。PF管(Plastic Flexible管・自己消火性あり)は隠ぺい場所への施設が可能。各選択肢:ア(CD管を木造隠ぺいに配管)→不適切(正答)。イ(PF管を支持点1.0m以下)→1.5m以下が規定で1.0mは適切。ウ(VE管をTSカップリングで接続)→規定の接続方法で適切。エ(金属管を点検できない隠ぺい場所で使用)→金属管は全施設場所に使用可能で適切。
CD管とPF管の区別は第二種電気工事士試験の頻出事項で、名称・色・適用場所の3つを合わせて覚えることが重要。
【CD管とPF管の比較】CD管(Combined Duct):色オレンジ。自己消火性なし(難燃性なし)。適用:コンクリート埋設専用。木造・鉄骨造の露出・隠ぺい部には使用不可。施設後の電線引き込みはCD管専用引き込み工具を使用。PF管(Plastic Flexible):色グレー(一般)。自己消火性あり(JIS自己消火性試験合格)。適用:露出・隠ぺい・コンクリート埋設すべてに使用可能。木造住宅の壁内・天井裏の配管に広く使われる。
【試験での引っかけポイント】CD管の「コンクリート埋設専用」という用途制限を「コンクリートでも使えない」と誤解したり、「PF管と同じように使える」と思い込むパターンが多い。「CD管=コンクリート専用・木造隠ぺい不可」を確実に覚えることが合格への近道。
【現場での確認方法】CD管は橙色(オレンジ)なので目視で識別可能。工事現場で「橙色の電線管が露出している」場合は配管ミスの可能性があり、設計図書と照合して埋設前のコンクリート型枠内配管でなければ是正が必要。正答はア。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問21(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。