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基本情報技術者試験 科目Aとは出題数・範囲・分野の内訳と対策、科目Aだけ合格は?

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

基本情報技術者試験の科目A(90分・60問)を、IPAの試験要綱と公表問題で解説。出題範囲の23の中分類、サンプル問題と令和5〜7年度の公開問題計120問の分野の内訳(当サイト集計)、科目Aだけ合格はあるか、令和8年度の公開問題と計算問題の解き方、2027年度の変更点まで。

目次
  1. 科目Aの形式:90分・60問、評価に使われるのは56問
  2. 科目Aの出題範囲:23の中分類すべて、セキュリティは重点分野
  3. サンプル問題と令和5〜7年度の公開問題120問の分野の内訳:テクノロジ系78・マネジメント系13・ストラテジ系29
  4. 「科目Aだけ合格」はある? 科目Aに落ちたらどうなる? 成績の持ち越しは?
  5. スコアレポートの見方:画面に出るのは科目ごとの評価点、証明書は発行されない
  6. 令和8年度の公開問題で見る科目Aの問題:重点分野のセキュリティ
  7. 計算問題の解き方の例:回線利用率(令和7年度 問7)
  8. 科目Aの過去問の使い方:IPAの公表問題と当サイトの収録
  9. 2027年度からの科目A:分類の体系が変わる予定、範囲は変わらない
  10. まとめ:科目Aは「範囲が広い知識の科目」、合格には科目Bも必要
結論:基本情報技術者試験(FE)の科目Aは、90分・60問の四肢択一で、IT全般の「知識」を問う科目です。評価点(IRT・1,000点満点)が600点以上で科目Aの基準を満たしますが、合格には科目Bも600点以上が必要で、「科目Aだけ合格」という扱いはなく、基準を超えた科目の成績も次回に持ち越せません。出題範囲はテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の23の中分類すべてで、セキュリティが重点分野です。IPAが公表した科目Aの形式の問題のうち、サンプル問題と令和5〜7年度の公開問題の計120問を当サイトが分類すると、テクノロジ系78問・マネジメント系13問・ストラテジ系29問でした。
項目科目A科目B
試験時間90分100分
出題数60問(評価は56問)20問(評価は19問)
出題形式多肢選択式(四肢択一)多肢選択式
問う内容知識技能
採点と基準点IRT・600点/1,000点満点IRT・600点/1,000点満点
免除制度あり(IPA認定講座の修了認定者)なし

出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6(2026年10月の試験から適用)、IPA 基本情報技術者試験(いずれも2026-10-02 時点)。

合格ナビには、IPAが公表した基本情報技術者試験の過去問を520問収録しています。内訳は、科目Aの形式の問題120問(2022年12月公開の科目Aサンプル問題60問と、令和5〜7年度の公開問題各20問)と、旧形式の午前問題400問(平成21年度春期〜令和元年度秋期の21回分)です(2026-10-02 集計)。

科目Aの形式:90分・60問、評価に使われるのは56問

試験要綱によると、科目Aは90分・60問の多肢選択式(四肢択一)で、「知識を問う」科目です。60問すべてに答えますが、「出題数60 問のうち,評価は56 問で行い,残りの4 問は今後出題する問題を評価するために使われる。」とされています。どの4問が評価に使われないかは書かれていないので、全問を同じように解くことになります。

科目Aと科目Bは同じ日に続けて受けます。要綱は「同日に科目A と科目B を実施する。」とし、CBT方式では科目Aの終了後、科目Bを始めるまでに最長で10分の休憩を取れるとしています。時間の目安は、90分÷60問=1問あたり1.5分です。

採点はIRT(項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出する方式で、要綱は配点表に「配点割合はない」と注記しています。評価点600点は「60問中36問正解」という意味ではありません。合格基準の読み方と点数の確認方法は600点以上でも不合格になる理由で詳しく扱っています。

科目Aの出題範囲:23の中分類すべて、セキュリティは重点分野

試験要綱の「試験区分別出題分野一覧表」では、基本情報技術者試験の科目Aは、次の中分類1〜23がすべて出題範囲(技術レベル2)で、そのうち「11 セキュリティ」が重点分野(◎)です。

分野中分類(要綱の番号と名前)
テクノロジ系1 基礎理論、2 アルゴリズムとプログラミング、3 コンピュータ構成要素、4 システム構成要素、5 ソフトウェア、6 ハードウェア、7 ユーザーインタフェース、8 情報メディア、9 データベース、10 ネットワーク、11 セキュリティ、12 システム開発技術、13 ソフトウェア開発管理技術
マネジメント系14 プロジェクトマネジメント、15 サービスマネジメント、16 システム監査
ストラテジ系17 システム戦略、18 システム企画、19 経営戦略マネジメント、20 技術戦略マネジメント、21 ビジネスインダストリ、22 企業活動、23 法務

出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6の試験区分別出題分野一覧表。各中分類で何を学ぶかの細目は、2026年1月8日掲載の「基本情報技術者試験(レベル2)」シラバスVer.9.2にあります(IPA 試験要綱・シラバスについて)。

範囲の広さは、実際の問題を分野ごとに並べるとよく分かります。

サンプル問題と令和5〜7年度の公開問題120問の分野の内訳:テクノロジ系78・マネジメント系13・ストラテジ系29

IPAは、科目Aの分野ごとの出題数を公表していません。そこで、IPAが公表した科目Aの形式の問題120問(サンプル問題60問と、令和5〜7年度の公開問題各20問)を、当サイトが問題の論点から上の3分野に分類しました。

問題セットテクノロジ系マネジメント系ストラテジ系計
科目A サンプル問題(2022年12月公開)41問7問12問60問
令和5年度 公開問題12問2問6問20問
令和6年度 公開問題12問2問6問20問
令和7年度 公開問題13問2問5問20問
合計78問(65.0%)13問(10.8%)29問(24.2%)120問

当サイトの分類(2026-10-02 集計)。問題はIPA サンプル問題セットとIPA 公開問題。

数え方の注意が3つあります。

  • ① IPAの問題冊子は、テクノロジ系→マネジメント系→ストラテジ系の順に並んでいます。用語がテクノロジ系のシラバスにも載っている2問(サンプル問題 問49のVDI、令和6年度 問15のビッグデータの加工)は、冊子の並び順に合わせてストラテジ系に数えました。テクノロジ系に数えると合計は80・13・27問です
  • ② 公開問題は、実際の試験60問のうち20問です。この内訳は「公表された問題ではこうだった」という数字で、本番の各回の出題数を示すものではありません
  • ③ 令和8年度の公開問題20問(2026年7月1日公開)は当サイトにまだ収録していないため、この集計には入っていません

それでも、60問のサンプル問題でテクノロジ系が約7割、120問全体でも6割を超えていることから、学習時間の多くをテクノロジ系に割くのが実際的です。一方、マネジメント系とストラテジ系を合わせると120問中42問(35.0%)あり、どちらも外せません。分野別に続けて解く場合は、次の問題集が使えます(マネジメント系・ストラテジ系の問題集に並ぶのは、旧形式の午前問題です)。

「科目Aだけ合格」はある? 科目Aに落ちたらどうなる? 成績の持ち越しは?

科目Aだけの合格はありません。試験要綱は「基本情報技術者試験では,各科目(次表の科目A 試験,科目B 試験)の評価点が全て基準点以上の場合に合格とする。」と定めています。科目Aが600点以上でも科目Bが600点未満なら不合格です。

科目Aの成績を次の受験に持ち越せるかは、試験の申込み窓口のよくあるご質問が、そのまま答えています。「基本情報技術者試験で科目A試験、科目B試験いずれかが基準点を超えた場合、次回の試験では基準点を超えてない試験だけを受験できますか。」という質問に対する回答は、「成績は次回以降に持ち越すことはできず、不合格となり、次回試験も科目A試験、科目B試験の両方を受験する必要があります。」です(申込み窓口のよくあるご質問 持ち越し、2026-10-04 時点)。結果ごとの扱いは次のとおりです。

科目Aの評価点科目Bの評価点結果次回の受験
600点以上600点以上合格基準を満たす(合格は経済産業大臣が決定し、受験番号が公表される)不要
600点以上600点未満不合格科目Aと科目Bの両方
600点未満600点以上不合格科目Aと科目Bの両方
600点未満600点未満不合格科目Aと科目Bの両方

出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6(合格基準)、申込み窓口のよくあるご質問 結果、上記の持ち越しのご質問。

再受験の日程にも決まりがあります。再申込みで受験日に指定できるのは、前回の受験日の翌日から数えて30日を超えた日以降で、未受験の申込みが残っている間は、別の日の申込みができません(申込み窓口のよくあるご質問 再受験)。科目Aで基準を超えた人も、次回は科目Aを改めて受けるため、科目Aの復習を続けながら、点数が足りなかった科目Bに時間を多く回す、という配分が考えられます(当サイトの考え方です)。

科目Aを受けずに済む方法は、IPAが認定した講座を受講し、修了試験に合格して修了認定を受けた人が申請する「科目A免除制度」だけです。IPAのよくある質問では、免除有効期間の開始日から1年間、科目Aが免除されると説明しています(IPA 試験に関するよくある質問)。条件と申込み方法は科目A免除の解説にまとめています。

科目Aの点数によって科目Bの扱いが変わる規定もありません。要綱の「多段階選抜方式」(科目Aが基準点に達しない場合に科目Bを採点せずに不合格とする方式)は応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験の規定で、基本情報技術者試験は対象に挙がっていません。試験の申込み窓口の案内では、試験終了後の画面で科目A・科目Bそれぞれの評価点を確認できます(申込み窓口 FE試験概要ページ)。

科目Aの難しさの目安として、IPAの評価点分布(令和8年9月分)から計算すると、科目Aで600点以上だった人の割合は65.3%で、科目Bの48.2%より高くなっています(当サイト算出。合格率とは別の数字)。点数帯ごとの表は基本情報技術者試験の難易度にあります。

科目Aで600点以上だった人の割合:令和8年9月分は65.3%(科目Aの評価点がある10,373人中6,769人)。当サイトが評価点分布から算出。最終確認日:2026-10-29。出典:IPA 基本情報技術者試験 評価点分布(令和8年9月分)。

スコアレポートの見方:画面に出るのは科目ごとの評価点、証明書は発行されない

「スコアレポート」という名前の書類は、IPAの受験申込みのページとよくある質問、試験の申込み窓口の概要ページとよくあるご質問(88件)に記載がありません(2026-10-04 時点)。基本情報技術者試験で見られる成績は、次のとおりです。

いつ・どこで見られるもの
試験の終了時(画面)科目A・科目Bごとの評価点
終了の2〜3時間後以降(マイページ)同じ評価点。マイページで成績を印刷できる
成績の証明書発行されない
問題・正解公開されない。個々の問題や結果についての問合せにも応じてもらえない

出典:申込み窓口 基本情報技術者試験(FE)(成績照会)、申込み窓口のよくあるご質問 成績の内容、同 成績の証明、同 問題の公開。

案内で確認できる成績の情報は、科目ごとの科目評価点です。試験の申込み窓口のよくあるご質問が成績として挙げているのは科目評価点だけで、分野ごとの正答数や間違えた問題の一覧は挙がっていないため、どの分野が弱かったかは、自分の記憶と、IPAが公表している問題の解き直しで確かめることになります。

評価点の読み方は、次の3つです。

  • ① 満点は1,000点で、基準点は600点:科目Aも科目Bも、評価点がこの基準点以上であることが合格の条件です
  • ② 正答数ではない:評価点はIRT(項目応答理論)に基づいて解答結果から算出され、1問ごとの配点割合はありません。「60問中36問正解」という読み替えはできません
  • ③ 画面の結果が基準を満たしても、その場で合格にはならない:合格者は経済産業大臣が決定し、受験番号が後日公表されます

自分の点数の位置は、IPAの評価点分布で確かめられます。令和8年9月分では、科目Aの評価点がある10,373人のうち、550〜599点だった人は1,657人(16.0%)、600点以上の人は6,769人(65.3%)でした(当サイト算出)。科目Bでは、550〜599点が1,819人(11,315人中の16.1%)です。600点にあと少し届かなかった人は、少なくありません。点数帯ごとの表は基本情報技術者試験の難易度と合格率に、600点以上でも不合格になる場合は600点以上でも不合格になる理由にあります。

科目Aの評価点の分布:令和8年9月分は、科目Aの評価点がある10,373人のうち、550〜599点が1,657人、600点以上が6,769人。当サイトが評価点分布から算出。最終確認日:2026-10-29。出典:IPA 基本情報技術者試験 評価点分布(令和8年9月分)。

令和8年度の公開問題で見る科目Aの問題:重点分野のセキュリティ

IPAは2026年7月1日に、令和8年度の科目Aの公開問題20問を掲載しました(IPA 公開問題 令和8年度)。重点分野のセキュリティから1問を引用します。

問9 2 要素認証に該当する組みはどれか。
ア クライアント証明書,ハードウェアトークン
イ 静脈認証,指紋認証
ウ パスワード認証,静脈認証
エ パスワード認証,秘密の質問の答え
出典:令和8年度 基本情報技術者試験 科目A 公開問題 問9(独立行政法人情報処理推進機構)

IPAの解答例では、正解はウです。シラバスVer.9.2は利用者認証の用語例に「多要素認証(記憶,所有,生体)」を挙げています。この3つに当てはめると、次のように整理できます。

選択肢組み合わせ要素の種類
アクライアント証明書・ハードウェアトークンどちらも端末や機器として持つもの(所有)
イ静脈認証・指紋認証どちらも体の特徴(生体)
ウパスワード認証・静脈認証覚えているもの(記憶)+体の特徴(生体)=異なる2要素
エパスワード認証・秘密の質問の答えどちらも覚えているもの(記憶)

認証の方法が2つあっても、同じ種類どうしなら2要素認証にはなりません。科目Aでは、このように用語の意味を区別できるかが問われます。当サイトで解けるセキュリティの問題は次のとおりです。

計算問題の解き方の例:回線利用率(令和7年度 問7)

科目Aには計算問題も出ます。令和7年度の公開問題から1問を、計算と検算の手順つきで解きます。

問7 1G バイトの動画データを40M ビット/秒の回線を使用してダウンロードしたところ,5 分掛かった。このときの回線利用率はおよそ何%か。ここで,ダウンロード時には動画データに20%の制御情報が付加されるものとする。
ア 10 イ 53 ウ 67 エ 80
出典:令和7年度 基本情報技術者試験 科目A 公開問題 問7(独立行政法人情報処理推進機構)

1G=10^9として計算します。

  • ① 実際に送ったデータ量:1Gバイト×1.2=1.2Gバイト=1.2×8=9.6Gビット
  • ② 回線が5分で送れる量:40Mビット/秒×300秒=12,000Mビット=12Gビット
  • ③ 回線利用率:9.6Gビット÷12Gビット=0.8=80%

検算1(時間から):9.6Gビットを40Mビット/秒で休まず送ると、9.6×10^9÷(40×10^6)=240秒です。実際には300秒かかったので、240÷300=0.8で、同じく80%になります。

検算2(単位の取り方):データ量の1Gを2^30として計算しても(回線速度の40Mビット/秒は40×10^6のまま)、利用率は約86%で、選択肢の中ではエの80%が最も近くなります。

IPAの解答例も、正解はエ(80)です。単位をそろえ(バイト→ビット)、制御情報の20%を足し忘れないことが、この型の問題のポイントです。同じように数値を扱う問題は次のとおりです。

科目Aの過去問の使い方:IPAの公表問題と当サイトの収録

IPAは、科目Aの形式の問題として、次の2種類を無料で公表しています。

  • ① 科目A サンプル問題 60問(2022年12月公開・本番と同じ60問のセット)
  • ② 公開問題:令和5〜8年度の各年度、実際の試験60問のうち20問

IPAは2023年4月の形式変更の公表で、科目Aの出題範囲を「現在の午前試験に準じます」と説明しています(IPA 変更内容の公表)。旧形式の午前問題も論点の確認に使えますが、シラバスはその後も改訂されているので、古い問題は最新のシラバスと照らして使ってください。

使い方の例として、まず①の60問を90分で解いて分野ごとの正答数を数え、手が止まった分野を②と旧形式の午前問題で補う、という順が組みやすいでしょう。当サイトでは、①と令和5〜7年度の②を年度ごとに解けます。

令和8年度の公開問題は、IPAの公開問題のページで問題冊子と解答例を確認できます。

2027年度からの科目A:分類の体系が変わる予定、範囲は変わらない

IPAは2027年度から新しい試験制度に移る予定を公表しています。基本情報技術者試験は継続する区分で、科目A 90分・60問、科目B 100分・20問のまま、2027年度春頃に始まる予定です。科目Aについては「科目Aの出題範囲体系の変更」が挙げられていますが、IPAは「技術動向や環境変化等を踏まえて表記の変更等を行うもので、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません。」と説明しています。

公表された出題範囲等の改定案(Ver.1.0)では、科目Aの分類に「ビジネス変革の方法論」「経営戦略・デジタル戦略」「データマネジメント」「AI利活用」「クラウド」といった新しい名前が並んでいます(IPA 出題範囲等の改定案 Ver.1.0)。新制度向けの「基本情報技術者試験 シラバス案 Ver.0.1」は2026年9月30日に掲載されました(IPA 新試験制度のシラバス案)。科目A免除制度は「変更を予定していません」とされています。

新試験制度の予定:基本情報技術者試験は2027年度春頃から新試験制度で継続予定(科目A 90分・60問、科目B 100分・20問)。科目Aは出題範囲体系を変更予定(範囲そのものは変わらない)。公表内容は検討状況で、今後変更の可能性あり。最終確認日:2026-10-02。出典:IPA 情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について。
CBT試験の休止:基本情報技術者試験は2026年12月28日以降に休止予定。2026年9月1日以降の新規申込みは、申込日から2026年12月27日までの試験開催日から選択。再開時期は決まり次第公表。最終確認日:2026-10-02。出典:IPA CBT方式で実施する3試験区分における2026年5月以降の試験実施について。

まとめ:科目Aは「範囲が広い知識の科目」、合格には科目Bも必要

  • 科目Aは90分・60問の四肢択一。評価は56問で、IRTで1,000点満点の評価点を出す
  • 出題範囲は23の中分類すべてで、セキュリティが重点分野
  • サンプル問題と令和5〜7年度の公開問題の計120問を当サイトが分類すると、テクノロジ系78・マネジメント系13・ストラテジ系29
  • 「科目Aだけ合格」はない。科目Aだけ基準を超えても成績は持ち越せず、次回は科目Aと科目Bの両方を受ける。科目Aを受けずに済むのは認定講座による科目A免除だけ
  • 「スコアレポート」という書類は、IPAの受験申込みのページ・よくある質問と、試験の申込み窓口の概要ページ・よくあるご質問に記載がなく(2026-10-04 時点)、見られる成績は画面とマイページの科目ごとの評価点(証明書は発行されない)
  • 2027年度からは分類の体系が変わる予定だが、範囲そのものは変わらない

よくある質問

Q科目Aと科目Bは別の日に受けられますか?

受けられません。試験要綱は、基本情報技術者試験では同日に科目Aと科目Bを実施するとしています。CBT方式では、科目Aの終了後、科目Bを始めるまでに最長で10分の休憩を取ることができます。

Q科目Aは何割正解すれば600点になりますか?

IPAは換算を示していません。科目Aの評価点はIRT(項目応答理論)に基づいて解答結果から算出され、1問ごとの配点割合はありません。60問のうち評価に使われるのは56問で、残る4問がどれかも公表されていないため、「6割正解なら600点」とは言えません。

Q科目Aだけ600点以上でした。次回は科目Bだけ受ければよいですか?

いいえ。試験の申込み窓口の案内では、成績は次回以降に持ち越せず、科目Aまたは科目Bのどちらか一方が基準点を超えていても不合格で、次回は科目Aと科目Bの両方を受験する必要があります。

Q基本情報技術者試験のスコアレポートは、どこでもらえますか?

「スコアレポート」という名前の書類は、IPAの受験申込みのページ・よくある質問と、試験の申込み窓口の概要ページ・よくあるご質問には記載がありません(2026-10-04 時点)。試験終了時に画面へ科目A・科目Bごとの評価点が表示され、2〜3時間後以降はマイページでも確認できます。成績を証明する書類は発行されませんが、マイページで成績を印刷できます。

Q旧形式の午前問題は、いまの科目Aの対策に使えますか?

IPAは2023年4月の形式変更の公表で、科目Aの出題範囲を「現在の午前試験に準じます」と説明しています。範囲の考え方は同じですが、シラバスはその後も改訂されているので、古い年度の問題は最新のシラバスに載っている論点かを確かめながら使ってください。

この資格の問題を解く基本情報技術者(FE) 科目A過去問問題集(全520問)
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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月29日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

合格ナビ 編集長・運営者

基本情報技術者(FE)の出題範囲・法令・公式の統計を参照して書いています。プロフィール・編集方針