ITパスポート シラバス6.5 変更点まとめ【Ver.6.3〜6.5 累積差分と生成AI新出用語】
この記事でわかること(30秒サマリ)
- Ver.6.5本体での改正点(下請法→中小受託取引適正化法/2026年1月公開)
- Ver.6.3〜6.5の累積差分(生成AI追加・法令名称変更)
- 分野別の新出用語リスト(生成AI・DX中心)
- 追加学習の優先度と対策方針
- シラバスVer.6.5対応の学習リソースとツール
IPA公式PDFの転載ではなく、「Ver.6.5の現行受験者が何を追加学習すればよいか」を実務視点で整理します。
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シラバスVer.6.5とは何か【公開日・改定の背景と受験者への影響】
Ver.6.5は2026年1月公開(現行)
シラバスVer.6.5は2026年1月にIPAから公開された現行シラバスで、適用は2026年1月以降の試験から開始されています。Ver.6.5の本体改正は1箇所のみで、「下請法→中小受託取引適正化法(取適法)」の改正反映(2026年1月1日施行)です。
具体的な変更は次のとおりです。
- 「下請法」→「中小受託取引適正化法(取適法)」
- 「親事業者」→「委託事業者」
- 「下請事業者」→「中小受託事業者」
- 「下請代金」→「製造委託等代金」
- 適用対象の従業員数基準での拡大/特定運送委託を対象取引に追加/禁止行為(協議応諾義務・手形支払禁止等)の強化/主務大臣の指導監督権限の付与
Ver.6.3〜6.5の累積変更点(時系列)
「Ver.6.5受験者が押さえるべき新用語」は、Ver.6.5本体の変更だけでなくVer.6.3〜6.4の累積差分も含みます。
| バージョン | 公開時期 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| Ver.6.3 | 2024年公開 | 生成AI関連用語が大規模追加(プロンプトエンジニアリング・ハルシネーション・RAG・XAI等)/DX関連の充実 |
| Ver.6.4 | 2025年4月公開 | 「プロバイダ責任制限法→情報流通プラットフォーム対処法」改正反映(生成AI追加は無し) |
| Ver.6.5(現行) | 2026年1月公開 | 「下請法→中小受託取引適正化法(取適法)」改正反映(生成AI追加は無し) |
つまり、生成AI・DX関連の出題範囲はVer.6.3で大幅追加され、Ver.6.4・6.5は法令名称変更が中心です。Ver.6.5受験者は「Ver.6.3で追加された生成AI用語+Ver.6.4・6.5の法令名称変更」を上乗せ学習する必要があります。
旧シラバス(Ver.6.2以前)からの主な変更項目
旧シラバスの内容が大幅に削除されたわけではありません。主な変更は「新用語の追加」と「法令名称の変更」です。旧来の頻出用語(TCP/IP・公開鍵暗号・ガントチャート・PDCA等)は引き続き出題されます。
旧シラバスで学んだ内容に、Ver.6.3〜6.5の累積差分を上乗せすることが対応策です。
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Ver.6.3〜6.5累積の新出用語リスト【分野別一覧】
テクノロジ系:AI・データサイエンス関連の新用語15選(主にVer.6.3で追加)
| 用語 | 概要 |
|---|---|
| 生成AI(Generative AI) | テキスト・画像・音声等を自動生成するAI技術 |
| プロンプトエンジニアリング | AIへの指示(プロンプト)を最適化する技術・手法 |
| ハルシネーション | AIが事実に基づかない情報を生成する現象 |
| RAG(検索拡張生成) | 外部データを参照してAIの回答精度を高める手法 |
| ファインチューニング | 既存AIモデルを特定用途向けに追加学習させること |
| 説明可能なAI(XAI) | AIの判断根拠を人間が理解できる形で説明できる設計 |
| AIバイアス | 学習データの偏りによってAIが不公平な判断をする問題 |
| 機械学習(ML) | データから自動的にパターンを学習するAI手法 |
| 深層学習(ディープラーニング) | 多層ニューラルネットワークを使った機械学習 |
| ニューラルネットワーク | 人間の脳の神経回路を模したAIの計算モデル |
| データサイエンス | 大量データから価値ある知見を引き出す学問領域 |
| データドリブン経営 | データに基づいて意思決定する経営スタイル |
| デジタルツイン | 現実世界をデジタル空間に再現する技術 |
| エッジコンピューティング | データをクラウドではなく端末近くで処理する技術 |
| 量子コンピューティング | 量子力学を利用した次世代コンピュータ技術 |
ストラテジ系:DX・デジタルビジネス関連の新用語10選(Ver.6.3〜6.5)
| 用語 | 概要 |
|---|---|
| DX(デジタルトランスフォーメーション) | デジタル技術で業務・ビジネスモデルを変革すること |
| Society 5.0 | AIやIoTを活用した超スマート社会構想(日本政府) |
| スマートシティ | ICTを活用して都市機能を最適化する取り組み |
| データエコノミー | データを経済的価値として流通・活用する社会モデル |
| プラットフォームビジネス | 需要・供給を仲介するデジタルプラットフォーム型事業 |
| サブスクリプション | 定額課金で継続的にサービスを提供するビジネスモデル |
| フィンテック | 金融(Finance)とIT技術を組み合わせたサービス領域 |
| ブロックチェーン | 分散型台帳技術(改ざんが困難な取引記録の仕組み) |
| NFT(非代替性トークン) | デジタルデータの所有権を証明するブロックチェーン技術 |
| グリーンIT | 環境負荷を低減するIT機器・システムの設計・運用 |
| 中小受託取引適正化法(取適法) | Ver.6.5 改正反映。旧「下請法」の改正。委託事業者と中小受託事業者の取引適正化(2026年1月1日施行) |
| 情報流通プラットフォーム対処法 | Ver.6.4 改正反映。旧「プロバイダ責任制限法」の改正。削除申請窓口の設置・透明化義務等 |
マネジメント系:プロジェクト・サービス管理の新用語5選(Ver.6.3)
| 用語 | 概要 |
|---|---|
| アジャイル開発 | 短期間のサイクルで開発・改善を繰り返す手法 |
| DevOps | 開発(Dev)と運用(Ops)を統合して継続的改善を行う考え方 |
| CI/CD | 継続的インテグレーション・継続的デリバリーの自動化手法 |
| ノーコード・ローコード | プログラミングなしまたは最小限のコードで開発する手法 |
| サービスメッシュ | マイクロサービス間の通信を管理するインフラ層 |
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新出用語の出題傾向と対策優先度
出題頻度が高いと予想される用語TOP10(Ver.6.3〜6.5累積)
Ver.6.3〜6.5の累積で追加・改正された用語の中で、特に優先して学習することを推奨する用語です。
1. 中小受託取引適正化法(取適法)(Ver.6.5本体の改正点・2026年1月1日施行で出題頻度急増の見込み)
2. 生成AI・プロンプトエンジニアリング(Ver.6.3追加・社会認知度が高く出題されやすい)
3. ハルシネーション(Ver.6.3追加・AIリスクとして注目度大)
4. 情報流通プラットフォーム対処法(Ver.6.4の法令名称変更・旧プロバイダ責任制限法)
5. DX(政府重点施策・企業必須知識として出題継続)
6. Society 5.0(国策用語として出題頻度高)
7. ゼロトラスト(セキュリティ分野の新定番)
8. アジャイル開発(開発手法の現代スタンダード)
9. データドリブン経営(ストラテジ系の新頻出用語)
10. デジタルツイン・ブロックチェーン(IoT・NFT基盤として横断的に出題)
旧来からの頻出用語との組み合わせパターン
新出用語と旧来の頻出用語を組み合わせた問題が増えています。
例:「生成AIのリスクとして適切でないものはどれか」→ハルシネーションの定義を問う問題
例:「ゼロトラストセキュリティの考え方として正しいものはどれか」→境界型セキュリティとの違いを問う問題
セキュリティ分野全体の対策はセキュリティ分野の頻出用語と過去問パターンを参照してください。
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シラバス6.5対応の学習リソースとツール
最新シラバス対応の参考書・サイト一覧
シラバスVer.6.5(2026年1月公開・現行)に対応した学習リソースを選ぶ際の確認事項:
- 書籍:2026年以降の発行+「シラバスVer.6.5対応」または「中小受託取引適正化法(取適法)対応」の明記
- Webサイト:最終更新日が2026年1月以降+「取適法」「情報流通プラットフォーム対処法」「生成AI」用語の収録
- 問題集:Ver.6.5本体の法令改正(取適法)と、Ver.6.3で追加された生成AI用語の両方が問われる問題の収録
IPA公式サイトでは「ITパスポート試験 シラバスVer.6.5」のPDFを無料ダウンロードできます。受験前に目次だけでも確認することを推奨します。最新の公開状況は本記事末尾の確認日バッジから出典先で確認してください。
AI解説で新用語を即理解する方法
シラバス6.5の新出用語は、従来の参考書や解説サイトでは解説が薄い場合があります。そのような用語はAI解説を使うと、背景から実例まで即座に理解できます。
特に「ハルシネーション」「RAG」「ゼロトラスト」など概念が抽象的な用語は、AI解説でたとえ話を使って理解するのが効率的です。
分野別の詳細な対策は3分野の違いと対策法も参照してください。
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まとめ:最新シラバス対応の問題で実力を確認しよう
シラバスVer.6.5(2026年1月公開・現行)本体の改正は「下請法→中小受託取引適正化法」1点に絞られますが、Ver.6.3〜6.5累積では生成AI関連を中心に30語前後の新出があります。優先10用語を確実に押さえた上で、本番直前に全体をざっと確認するアプローチが効率的です。
用語を覚えたら、実際の問題形式で確認することが定着への近道です。
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