危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 危険物に関する法令 問146|甲種・乙種の受験資格・免状の異同

問題

危険物乙四 | 危険物に関する法令

甲種危険物取扱者試験および乙種危険物取扱者試験の受験資格に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は オ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

誤っているのはオです。甲種危険物取扱者試験は受験資格が必要であり、誰でも受験できるわけではありません。

  • ア(正): 乙種試験は受験資格なし。誰でも受験できる。
  • イ(正): 甲種は化学系学歴や乙種複数取得等の受験資格が必要。
  • ウ(正): 乙種は類ごとに試験があり、取り扱えるのは免状に指定された類だけ。
  • エ(正): 甲種を取得すれば全6類を取り扱える(乙種各類の個別取得は不要)。
  • オ(誤): 甲種は年齢・学歴に関係なく受験できるわけではない。受験資格要件がある。

「甲種は受験資格あり(誰でも受験不可)・乙種は受験資格なし」を押さえます。

甲種・乙種危険物取扱者試験の受験資格(消防法第13条の3第4項等):

  • ア(正): 乙種危険物取扱者試験は受験資格の制限なし(危政令等の規定による)。年齢・学歴・職歴等を問わず、どなたでも受験可能。これが乙4(乙種第4類)が最多受験者数を誇る理由のひとつ。
  • イ(正): 甲種危険物取扱者試験には一定の受験資格が必要(消防法第13条の3第4項等)。主な受験資格の例: ①大学・短期大学・高等専門学校等の化学系学科を修了したもの、②乙種免状で第1類又は第6類・第2類又は第4類・第3類・第5類の4種類以上を取得したもの、③乙種免状の交付を受けた後2年以上危険物取扱いの実務経験を有するもの等。
  • ウ(正): 乙種の試験は第1類(酸化性固体)〜第6類(酸化性液体)の類ごとに行われ、取り扱えるのは免状に指定された類の危険物です(危規則第49条)。なお免状の種類そのものは甲種・乙種・丙種の3種類(消防法第13条の2第1項)で、別の類に合格すると同じ乙種免状に類が書き加えられます。
  • エ(正): 甲種免状を取得すれば、第1類から第6類すべての危険物の取扱いおよび立会いが可能。乙種各類を個別に取得せずともすべての類が対象となる。
  • オ(誤): 甲種試験には受験資格が必要であり、「年齢・学歴を問わず誰でも受験できる」は誤り。乙種(受験資格なし)との違いが最重要論点。

引っかけパターント: 「甲種も誰でも受験可能」(オ)が定番誤り。甲種の受験資格要件が問われます。

【理論的背景】

甲種危険物取扱者は「全類の危険物を取り扱える最上位の資格」であるため、その取得に一定の化学知識・実務経験等が求められます。受験資格を設けることで「危険性の高い危険物(全類)を扱える資格者の水準」を担保しています。乙種は「特定の類に特化した資格」で、普通高校生・社会人・主婦等の幅広い層が取得できるよう受験資格なしとされています。

【実務・条文構造】

甲種危険物取扱者試験の受験資格(消防法第13条の3第4項等の主な例):

  • 大学・短期大学・高等専門学校(理科・化学・工学系の学科等)の修了者(卒業者)。
  • 乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、2年以上危険物取扱いの実務経験を有する者(消防法第13条の3第4項第2号)。
  • 乙種免状で第1類又は第6類・第2類又は第4類・第3類・第5類の4種類以上の交付を受けている者(危規則第53条の3第5号)。
  • その他、甲種受験資格に該当する学歴・経験等を有する者。

乙種危険物取扱者試験の受験資格: なし(誰でも受験可能)。

免状体系の対比:

免状種類受験資格取扱い範囲立会い範囲保安監督者
甲種あり(要件あり)全類(1〜6類)全類なれる(実務経験6か月以上)
乙種なし取得した類のみ取得した類のみなれる(取得した類・実務経験6か月以上)
丙種なし指定品名のみ(政令所定の第4類の一部)できないなれない

甲種の取得後の効果:

  • 第1〜6類すべての危険物の取扱い・立会いが可能。
  • 乙種の各類の免状を別途取得する必要なし(甲種1枚で全類対応)。

【試験での位置づけ】

甲種・乙種の受験資格の違いは法令B頻出です。(1)乙種は受験資格なし(誰でも受験可)、(2)甲種は受験資格あり(化学系学歴・乙種複数取得等)・誰でも受験できるわけではない、(3)甲種は全6類を取り扱える(乙種各類の個別取得は不要)、(4)乙種は類ごとに試験があり免状に指定された類だけ扱える(免状の種類は甲・乙・丙の3種類)、が核心です。引っかけは「甲種も誰でも受験可能」(オ)です。「乙種は誰でも・甲種は要件あり」という対比を徹底します。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(正): 乙種試験は受験資格なし(年齢・学歴等不問)。
  • イ(正): 甲種試験には受験資格あり(化学系学歴・乙種複数取得・実務経験等の要件)。
  • ウ(正): 乙種は類ごとに試験・免状に指定された類だけ取扱い可(危規則第49条)。
  • エ(正): 甲種は第1〜6類すべての取扱い・立会いが可能。乙種各類の個別取得不要。
  • オ(誤): 甲種には受験資格の要件があり誰でも受験できない。「年齢・学歴を問わず誰でも」は乙種(受験資格なし)の説明であり甲種に適用すると誤り。

【根拠法令】消防法第13条の3第4項(危険物取扱者試験の受験資格・甲種に要件あり)。

【補足】甲種は受験資格あり(化学系学歴・乙種複数取得等)・誰でも受験不可。乙種は受験資格なし。甲種は全6類取扱い可(乙種各類個別取得不要)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 消防法第13条の2(危険物取扱者免状)、消防法第13条の3第4項(甲種受験資格)。甲種の受験には一定の受験資格(化学系学科等の大学卒業・乙種4種類以上の取得・乙種免状の交付後2年以上の危険物取扱いの実務経験等)が必要であり、誰でも受験できるわけではない(オが誤り)。乙種は受験資格なし(誰でも受験可)。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

この問題の関連トピック

  • 甲種・乙種の受験資格・免状の異同
  • 頻出度B

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