応用測量3出典: 令和8年度 問3

測量士補 応用測量 問3:出典: 令和8年度 問3

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-19

次の文の ア 及び イ に入る数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の 1 〜 5 から選べ。なお,関数の値が必要な場合は,巻末の関数表を使用すること。 【図3参照】問題の概要:三角形ABCの3辺の長さが与えられ,余弦定理で∠ABCを求め,面積を計算する問題。 図3の三角形 ABC は,辺 AB の辺長が 11 m,辺 BC の辺長が 14 m,辺 CA の辺長が 9 m である。このとき,∠ABC の角度は余弦定理によりおよそ ア と求められ,三角形 ABC の面積はおよそ イ である。

  • 1ア:40° イ:49.5 m²正答
  • 2ア:40° イ:50.5 m²
  • 3ア:41° イ:49.5 m²
  • 4ア:41° イ:50.5 m²
  • 5ア:41° イ:51.5 m²
正答:1ア:40° イ:49.5 m²

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余弦定理を使って∠ABCと三角形の面積を求める計算問題です。正答は「1(ア:40°,イ:49.5 m²)」です。

余弦定理は「向かい合う辺の2乗=他の2辺の2乗の和-2辺の積×その間の角のコサイン」という公式です。∠ABCの向かい合う辺はCAの9 mです。

公式に当てはめると:9² = 11² + 14² − 2×11×14×cos(∠ABC)

81 = 121 + 196 − 308×cos(∠ABC)

308×cos(∠ABC) = 236

cos(∠ABC) = 236/308 ≒ 0.7662

関数表でcos = 0.7660を調べると,約40°(cos40° = 0.7660)となります。

面積は「½×AB×BC×sin(∠ABC) = ½×11×14×sin40° = ½×11×14×0.6428 ≒ 49.5 m²」です。

標準試験対策の基準レベル

【余弦定理・三角形面積の計算手順】

Step 1:余弦定理でcos(∠ABC)を計算

余弦定理:CA² = AB² + BC² − 2・AB・BC・cos(∠ABC)

与えられた値:AB = 11 m,BC = 14 m,CA = 9 m

9² = 11² + 14² − 2 × 11 × 14 × cos(∠ABC)

81 = 121 + 196 − 308 × cos(∠ABC)

308 × cos(∠ABC) = 317 − 81 = 236

cos(∠ABC) = 236 ÷ 308 = 0.76623…

Step 2:角度の特定

関数表より:

  • cos40° = 0.76604
  • cos41° = 0.75471

0.76623 は cos40° = 0.76604 に最も近い → ∠ABC ≒ 40°

Step 3:面積計算

S = ½ × AB × BC × sin(∠ABC)

sin40° = 0.64279

S = ½ × 11 × 14 × 0.64279

S = ½ × 154 × 0.64279

S = 77 × 0.64279

S = 49.495 ≒ 49.5 m²

選択肢の絞り込み:

∠ABC = 40° → 選択肢1か2に絞られる。面積49.5 m² → 選択肢1が正答

上級誤答論破・根拠条文・実務応用まで深掘り

【余弦定理・三角形面積計算の深層解析と測量実務への接続】

余弦定理の幾何的意味と測量実務での位置づけ:

余弦定理 c² = a² + b² − 2ab cosC は,ピタゴラスの定理(C = 90°のとき cosC = 0)の一般化です。測量実務では「3辺既知から角度を逆算する」手法として,三角測量・用地測量における面積計算に直接応用されます。

精密計算(電卓なし・関数表使用)の技法:

cos(∠ABC) = 236/308の計算を筆算で行う際の手法:

236/308 = 59/77(約分)。これを小数展開すると:

59 ÷ 77 = 0.76623…

関数表との照合は「差補間(内挿)」で精度を上げることができます:

cos39° = 0.77715,cos40° = 0.76604,cos41° = 0.75471

求めるcos = 0.76623 は cos40° = 0.76604 の直近 → 40°と確定。

面積計算の別解(ヘロンの公式)との比較:

ヘロンの公式:s = (a+b+c)/2 = (11+14+9)/2 = 17

S = √(s(s−a)(s−b)(s−c)) = √(17 × 6 × 3 × 8) = √2448 = √(4×4×9×17) = 12√17

√17 = 4.1231 より S = 12 × 4.1231 = 49.477 ≒ 49.5 m²

正弦公式と一致することを確認でき,試験での検算手段として有効です。

測量実務(面積計算)への接続:

公共測量における用地面積計算では,座標法(ガウスの面積公式)が主流ですが,三角形分割に余弦定理・正弦定理を用いるケースは地形が複雑な場合に頻出します。また,測量士試験では「最確値の計算」「誤差伝播法則」と組み合わせた面積精度の評価問題も出題されます。

計算精度の考察:

関数表の sin40° = 0.64279 は小数点以下5桁精度であり,面積計算への誤差伝播を評価すると,答えの有効数字は3桁程度が適切。本問の「49.5 m²(3桁)」は適切な有効数字表現です。測量士試験では「有効数字と精度」に関する概念理解も問われます。

出典・根拠について

本問は国土地理院が公表した過去問題を出典明記の上で引用しています(コンテンツ利用規約PDL1.0で出典明記による複製・商用利用を許諾・GREEN判定)。 根拠・出典:出典: 令和8年度 測量士補試験 問3(国土地理院)/国土地理院コンテンツ利用規約・PDL1.0に基づき利用 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)や国土地理院公式(https://www.gsi.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-19)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は国土地理院・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは国土地理院・国土交通省と一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 測量法・作業規程の準則・計算式根拠に基づき段差性のあるAI解説(初心者・標準・上級)を作成しています。

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