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登録販売者試験 福岡の合格率27.2%難しい県・簡単な県を都道府県別に比較

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この記事でわかること

登録販売者試験の福岡県の合格率(令和7年度27.2%)と、令和3〜7年度の5年合算で見た難しい県・簡単な県を厚生労働省の数字で比較。静岡・岐阜・群馬など各県の試験日、令和8年度の結果、県ごとの合格基準も整理しました。

目次
  1. 令和8年度の試験日・会場・受験手数料(公式資料で確かめた自治体)
  2. 福岡県の登録販売者試験(令和8年度は12月20日)
  3. 登録販売者試験で難しい県・簡単な県はどこか(令和3〜7年度の5年合算)
  4. 大阪・京都・兵庫など関西の7府県は関西広域連合が実施
  5. 静岡・岐阜・群馬・石川の令和8年度の試験情報
  6. 47都道府県の早見表:試験の実施者・令和8年度の試験日・令和7年度の合格率
  7. 令和8年度の結果が公表された県(北海道・宮城・福島・栃木)
  8. 登録販売者の合格率の推移(令和元年度〜令和7年度)
  9. 合格基準:7割程度の正答と、章ごとの基準
  10. 何点で合格?県によって章ごとの基準が違う
  11. 都道府県別の合格率(令和7年度・全41区分)
  12. 地方別に合算した合格率(令和3〜7年度)
  13. 同じ都道府県でも年度で大きく動く(令和5〜7年度の比較)
  14. 合格率が低い・難しいと言われる理由を、数字で言えることに分ける
  15. 受験する都道府県は選べる?住所地以外での受験
  16. 難易度を自分の数字で確かめる
  17. 関連記事
結論:福岡県の令和8年度の登録販売者試験は令和8年12月20日(日)の実施予定で、受験手数料は13,000円、合格発表は令和9年1月27日(水)の予定です(福岡県の案内ページ)。試験は都道府県ごとに行われ、令和8年度は北海道・青森県・宮城県・茨城県が8月26日(水)、関西広域連合(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の7府県)が8月30日(日)に実施しました。合格率は令和7年度の全国計が40.7%(受験者58,996人・合格者24,004人、延べ人数)、福岡県は27.2%(41区分中、下から3番目)で、都道府県別では北海道の54.8%から沖縄県の23.2%まで31.6ポイントの差があります。ただし福岡県は令和4年度に58.3%、令和5年度に53.4%でした。令和3〜7年度の5年合算では群馬県53.8%・静岡県52.9%が高く、沖縄県32.6%・鹿児島県36.9%が低い一方、愛媛県・山口県・岡山県のように5年間で35ポイント以上動く県もあり、「難しい県」は年度によって入れ替わります。合格には総出題数の7割程度の正答に加えて、章ごとに都道府県知事が定める割合以上の正答が必要です。

この記事は、各自治体(都道府県・関西広域連合)の令和8年度の受験案内と公式ページ、厚生労働省が年度ごとに公表している「登録販売者試験実施状況」(都道府県別の受験者数・合格者数・合格率)、試験の実施要領だけをもとにしています。「難しい・簡単」という評価ではなく、数字と比較対象で示します。

合格ナビの登録販売者の問題は360問で、すべて当サイトが過去の出題論点をもとに作った問題です(第1章40・第2章44・第3章150・第4章62・第5章64/2026-10-02集計)。本試験の章ごとの出題数とは別の、当サイトの問題の数です。

令和8年度の試験日・会場・受験手数料(公式資料で確かめた自治体)

登録販売者試験は、薬機法第36条の8第1項で「都道府県知事は、一般用医薬品の販売又は授与に従事しようとする者がそれに必要な資質を有することを確認するために、厚生労働省令で定めるところにより試験を行う」と定められています(条文はe-Gov 法令検索で確認・2026-10-02 時点の現行条文)。そのため、試験日・会場・受験手数料・合格発表日は、実施する自治体ごとに決まります。

令和8年度について、各自治体の受験案内・公式ページで確かめた内容は次のとおりです。

実施者試験日会場(公式資料の記載)受験手数料合格発表
北海道8月26日(水)札幌市・旭川市・函館市・釧路市18,200円9月29日(火)午前10時(予定と案内。結果は公表済み)
青森県8月26日(水)カクヒログループスーパーアリーナ(青森市総合体育館)17,600円9月29日(火)午前10時
宮城県8月26日(水)協同組合仙台卸商センター産業見本市会館サンフェスタ・卸町会館17,600円9月29日(火)午前11時
茨城県8月26日(水)茨城大学水戸キャンパス15,000円10月2日(金)午前9時
福井県8月30日(日)の予定が中止・延期当初の予定は福井大学松岡キャンパス13,000円未定(詳細は県のホームページで案内)
関西広域連合(7府県)8月30日(日)7府県の会場(下の表)12,800円10月13日(火)午前10時以降
福岡県12月20日(日)九州産業大学・福岡工業大学(実施予定)13,000円令和9年1月27日(水)10時頃

出典:北海道 令和8年度登録販売者試験の実施について・青森県 令和8年青森県登録販売者試験実施要綱と青森県 登録販売者試験のページ・宮城県 令和8年度宮城県登録販売者試験について・茨城県 令和8年度茨城県登録販売者試験 案内書・福井県 令和8年度福井県登録販売者試験の実施について・関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験受験案内と関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験のご案内・福岡県 令和8年度福岡県登録販売者試験のご案内

福岡県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年12月20日(日)10時30分〜16時00分、受験手数料13,000円、合格発表 令和9年1月27日(水)10時頃。最終確認日:2026-10-02。出典:福岡県 令和8年度福岡県登録販売者試験のご案内。
関西広域連合の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年8月30日(日)、受験料12,800円。最終確認日:2026-10-02。出典:関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験受験案内。
福井県の登録販売者試験・令和8年度:8月30日(日)の試験は中止となり延期。新しい日程は県のホームページで発表。最終確認日:2026-10-02。出典:福井県 令和8年度福井県登録販売者試験の実施について。
北海道の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年8月26日(水)、受験手数料18,200円。最終確認日:2026-10-02。出典:北海道 令和8年度登録販売者試験の実施について。
青森県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年8月26日(水)、受験申請手数料17,600円。最終確認日:2026-10-02。出典:青森県 令和8年青森県登録販売者試験実施要綱。
宮城県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年8月26日(水)、受験手数料17,600円。最終確認日:2026-10-02。出典:宮城県 令和8年度登録販売者試験 受験案内。
茨城県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年8月26日(水)、受験手数料15,000円。最終確認日:2026-10-02。出典:茨城県 令和8年度茨城県登録販売者試験 案内書。

複数の府県の試験を1つの実施者がまとめて行っていると公式資料で確かめられたのは、関西広域連合(7府県)です。試験日が同じ自治体(たとえば8月26日の北海道・青森県・宮城県・茨城県)があっても、この記事で確認した公式資料では問題が共通かどうかまでは確かめられないため、この記事では「ブロック」としてまとめていません。

福岡県の登録販売者試験(令和8年度は12月20日)

福岡県の令和8年度の試験は、8月に試験を行った北海道・青森県・宮城県・茨城県・関西広域連合より約4か月遅い、12月20日(日)の実施予定です。福岡県の案内ページの内容は次のとおりです(福岡県 令和8年度福岡県登録販売者試験のご案内)。

  • 試験日時:「令和8年12月20日(日曜日)10時30分から16時00分まで」
  • 受験できる人:「県外からの受験も可能です」
  • 申請:電子申請・郵送とも令和8年8月17日(月)〜8月28日(金)で、「令和8年度の受験申請の受付は終了しました(8月29日追記)」
  • 受験票:「令和8年11月下旬頃に、受験申請書に記入した住所へ郵送します」
  • 会場:九州産業大学(福岡市東区)・福岡工業大学(福岡市東区)が「実施予定」の会場で、「試験会場の選択はできず、試験会場は受験票の発送をもって通知します」
  • 合格発表:「令和9 年1月27日(水曜日)10時頃」、合格者の受験番号を福岡県庁ホームページに掲載

なお、同じ日に更新された福岡県 令和8年度福岡県登録販売者試験日程等のお知らせには、上の2校に加えて福岡大学(福岡市城南区)も会場として載っています。実際の会場は受験票で確かめてください。

福岡県の登録販売者試験の合格率は、令和3年度から令和7年度にかけて次のように動いています。

年度受験者数合格者数合格率
令和7年度4,138人1,127人27.2%
令和6年度4,019人1,242人30.9%
令和5年度2,719人1,451人53.4%
令和4年度2,426人1,415人58.3%
令和3年度2,891人1,405人48.6%

出典:厚生労働省 令和3年度・令和4年度・令和5年度・令和6年度・令和7年度の登録販売者試験実施状況

福岡県の登録販売者試験の合格率:令和7年度 27.2%(受験者4,138人・合格者1,127人)。最終確認日:2026-10-03。出典:厚生労働省 令和7年度登録販売者試験実施状況。

令和7年度の福岡県の受験者4,138人は、関西広域連合を除く40都道府県のうち東京都(4,186人)に次いで多い人数でした。合格率は令和4年度の58.3%から3年続けて下がり、令和7年度は全国計の40.7%を13.5ポイント下回っています。

5年間の受験者数と合格者数を足し合わせると、福岡県は合格者6,640人÷受験者16,193人=41.0%でした。同じ方法で出した全国計(令和3〜7年度)は127,066人÷282,412人=45.0%で、福岡県は41区分中34位です。令和4年度(58.3%)と令和5年度(53.4%)は全国計(44.4%・43.7%)を上回っていたため、福岡県の低さは令和6年度からの2年間の数字です。九州・沖縄の8県は令和7年度にそろって23.2〜30.3%でした(下の「地方別に合算した合格率」)。

12月の試験までに章ごとの問題を解く

登録販売者試験で難しい県・簡単な県はどこか(令和3〜7年度の5年合算)

「難しい県」「簡単な県」を決める公式の指標はありません。ここでは、厚生労働省の実施状況から令和3〜7年度の受験者数と合格者数を県ごとに足し合わせて、合格率を出し直しました(合格者の合計÷受験者の合計。奈良県は令和7年度から関西広域連合に含まれるため除き、関西広域連合は1区分として数えて41区分)。

都道府県令和3年度令和4年度令和5年度令和6年度令和7年度5年合算(合格者/受験者)5年の最低〜最高(差)
群馬県(1位)50.9%57.1%55.2%51.2%54.0%53.8%(4,732/8,797)50.9〜57.1%(6.2pt)
静岡県(2位)57.0%46.1%52.7%56.6%51.7%52.9%(4,705/8,896)46.1〜57.0%(10.9pt)
北海道(3位)42.4%52.0%51.2%62.3%54.8%51.7%(4,650/8,987)42.4〜62.3%(19.9pt)
愛知県(4位)59.1%43.5%47.5%56.7%50.3%51.7%(8,412/16,281)43.5〜59.1%(15.6pt)
三重県(5位)52.2%44.8%43.2%57.2%51.1%50.3%(1,978/3,932)43.2〜57.2%(14.0pt)
宮崎県(37位)42.9%53.3%46.0%29.4%28.8%39.1%(938/2,401)28.8〜53.3%(24.5pt)
福井県(38位)48.8%30.6%33.8%40.1%35.6%38.4%(774/2,017)30.6〜48.8%(18.2pt)
高知県(39位)52.4%29.8%21.4%46.6%32.7%38.2%(674/1,765)21.4〜52.4%(31.0pt)
鹿児島県(40位)35.1%50.7%45.1%28.8%28.0%36.9%(1,572/4,258)28.0〜50.7%(22.7pt)
沖縄県(41位)37.0%44.6%39.5%24.5%23.2%32.6%(1,128/3,457)23.2〜44.6%(21.4pt)

出典:厚生労働省 令和3年度・令和4年度・令和5年度・令和6年度・令和7年度の登録販売者試験実施状況(延べ人数)。5年合算は当サイトの計算で、全国計(同じ5年)は45.0%です。

数字から言えることは3つです。

  • 5年合算で高いのは群馬県・静岡県・北海道・愛知県・三重県、低いのは沖縄県・鹿児島県・高知県・福井県・宮崎県でした。 全国計45.0%との差は、群馬県が+8.8ポイント、沖縄県が−12.4ポイントです
  • 同じ県でも年度で大きく動きます。 5年間の最低と最高の差がいちばん大きかったのは愛媛県(25.3〜64.6%、39.3ポイント)・山口県(29.7〜68.8%、39.1ポイント)・香川県(38.7ポイント)・岡山県(36.8ポイント)で、いちばん小さかったのは栃木県(5.2ポイント)・東京都(5.9ポイント)・群馬県(6.2ポイント)です。「岡山は難しい」と感じる年(令和5年度の28.1%)と、そうでない年(令和3年度の64.9%)が同じ県の中にあります
  • 九州・沖縄は直近2年が低い地方です。 福岡県・長崎県・沖縄県を含む九州・沖縄8県は、令和6年度30.3%・令和7年度27.2%で、全国計(46.7%・40.7%)を2年続けて下回りました(「地方別に合算した合格率」の表)

この数字は「県ごとの問題の難しさ」を測ったものではありません。実施要領は章ごとの合格割合を都道府県知事が定めるとしており、県の合格基準の違い(後述)や受験者の顔ぶれも合格率に含まれますが、公表資料からは、どの要因がどれだけ効いているかまでは確かめられません。どの県で受験するかを合格率の高低だけで決めるのではなく、受験する自治体の試験日・会場・合格基準を確かめるための材料にしてください。

検索の多い県の令和3〜7年度の合格率

都道府県令和3年度令和4年度令和5年度令和6年度令和7年度5年合算(合格者/受験者)5年の最低〜最高(差)
福岡県(34位)48.6%58.3%53.4%30.9%27.2%41.0%(6,640/16,193)27.2〜58.3%(31.1pt)
静岡県(2位)57.0%46.1%52.7%56.6%51.7%52.9%(4,705/8,896)46.1〜57.0%(10.9pt)
岐阜県(6位)53.0%40.5%45.1%55.1%53.8%49.7%(2,524/5,074)40.5〜55.1%(14.6pt)
群馬県(1位)50.9%57.1%55.2%51.2%54.0%53.8%(4,732/8,797)50.9〜57.1%(6.2pt)
茨城県(7位)47.8%48.3%53.7%46.5%46.1%48.4%(3,793/7,842)46.1〜53.7%(7.6pt)
山口県(10位)68.8%43.9%29.7%54.3%42.8%48.2%(1,749/3,627)29.7〜68.8%(39.1pt)
石川県(13位)51.9%40.5%43.5%52.2%46.8%47.3%(1,874/3,963)40.5〜52.2%(11.7pt)
愛媛県(19位)64.6%38.7%25.3%51.8%36.7%45.5%(1,471/3,232)25.3〜64.6%(39.3pt)
栃木県(20位)42.8%43.4%48.0%42.8%47.9%45.0%(2,190/4,863)42.8〜48.0%(5.2pt)
岡山県(21位)64.9%39.3%28.1%51.8%36.7%44.9%(2,550/5,682)28.1〜64.9%(36.8pt)
長崎県(31位)44.0%55.2%47.0%30.3%30.3%41.5%(1,142/2,752)30.3〜55.2%(24.9pt)
高知県(39位)52.4%29.8%21.4%46.6%32.7%38.2%(674/1,765)21.4〜52.4%(31.0pt)

出典:上の表と同じ(厚生労働省 令和3〜7年度の登録販売者試験実施状況・延べ人数)。順位は41区分の5年合算の高い順です。

登録販売者試験の5年合算の合格率:令和3〜7年度の全国計 45.0%(合格者127,066人÷受験者282,412人)。令和8年度の全国集計は公表前。最終確認日:2026-10-03。出典:厚生労働省 これまでの登録販売者試験実施状況等について。

章ごとの問題で、今の実力を確かめる

大阪・京都・兵庫など関西の7府県は関西広域連合が実施

滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・徳島県の試験は、関西広域連合が実施しています。関西広域連合の受験案内には「滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県の試験については令和元年度から、奈良県の試験については令和7年度から関西広域連合長が実施しています」とあります。令和8年度は8月30日(日)に実施され、関西広域連合のページでは「予定どおり終了しました」、合格発表日は「令和8年10月13日(火曜日)」と案内されています(関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験のご案内)。

令和8年度の受験案内に載っている受験地と会場は次のとおりです。

受験地試験会場(受験案内の記載)
滋賀会場長浜バイオ大学
京都会場龍谷大学深草キャンパス
大阪会場大阪商業大学・大阪経済大学大隅キャンパス
兵庫会場神戸市外国語大学・兵庫県立大学神戸商科キャンパス
奈良会場天理大学杣之内キャンパス
和歌山会場和歌山県勤労福祉会館プラザホープ・フォルテワジマ
徳島会場徳島大学常三島キャンパス

出典:関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験受験案内

受験案内は、願書で希望受験地を選ぶ一方で「試験会場は関西広域連合が指定します。受験者において選択することはできません」とし、「出願者数の状況により、試験会場を変更する場合があります」とも書いています。関西広域連合の試験の合格率は、厚生労働省の実施状況では7府県分をまとめた1行(令和7年度 38.6%)で公表されています。

関西広域連合の試験は難しいのかを数字で確かめると、次のとおりです。

年度関西広域連合の受験者数合格者数関西広域連合の合格率全国計の合格率
令和7年度9,244人3,570人38.6%40.7%
令和6年度6,400人2,987人46.7%46.7%
令和5年度8,885人3,057人34.4%43.7%
令和4年度7,893人2,767人35.1%44.4%
令和3年度9,402人5,295人56.3%49.3%

出典:厚生労働省 令和3年度・令和4年度・令和5年度・令和6年度・令和7年度の登録販売者試験実施状況(延べ人数)。令和6年度までの関西広域連合の行に奈良県は含まれません(奈良県は別の行で、令和7年度から関西広域連合に含まれます)。

5年のうち全国計を下回ったのは令和4年度・令和5年度・令和7年度の3回、上回ったのは令和3年度の1回、同じだったのが令和6年度です。5年合算は42.3%(合格者17,676人÷受験者41,824人)で、全国計の45.0%を2.7ポイント下回りました。「関西広域連合だから難しい」とは数字だけでは言えず、年度によって全国計との位置が入れ替わっています。

静岡・岐阜・群馬・石川の令和8年度の試験情報

検索の多い県のうち、2026年10月3日に公式ページを開いて確かめられた4県の令和8年度の試験情報です。

実施者試験日会場(公式資料の記載)受験手数料合格発表
静岡県9月2日(水)12時30分〜17時30分ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)15,600円10月16日(金)午前10時
岐阜県9月2日(水)12時30分〜17時15分岐阜協立大学 北方キャンパス(大垣市)15,000円10月16日(金)午前10時
群馬県8月26日(水)12時30分〜17時15分Gメッセ群馬(高崎市)(予定)15,000円10月2日(金)午前9時
石川県9月2日(水)12時30分〜17時15分石川県産業展示館1号館(金沢市)15,000円案内ページに記載なし

出典:静岡県 登録販売者試験の試験案内について(令和8年度)・岐阜県 令和8年度岐阜県登録販売者試験実施要領・群馬県 令和8年度群馬県登録販売者試験案内・石川県 登録販売者試験案内(令和8年度)

静岡県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年9月2日(水)、受験手数料15,600円、合格発表 令和8年10月16日(金)午前10時。最終確認日:2026-10-03。出典:静岡県 登録販売者試験の試験案内について(令和8年度)。
岐阜県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年9月2日(水)、受験手数料15,000円、合格発表 令和8年10月16日(金)午前10時。最終確認日:2026-10-03。出典:岐阜県 令和8年度岐阜県登録販売者試験実施要領。
群馬県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年8月26日(水)、受験手数料15,000円、合格発表 令和8年10月2日(金)午前9時。最終確認日:2026-10-03。出典:群馬県 令和8年度群馬県登録販売者試験案内。
石川県の登録販売者試験・令和8年度:試験日 令和8年9月2日(水)、受験手数料15,000円。最終確認日:2026-10-03。出典:石川県 登録販売者試験案内(令和8年度)。

静岡県の案内は「試験会場の希望はできません」とし、岐阜県の実施要領は「出願人数等によって、試験会場を変更、追加する場合があります」としています。令和8年度の試験はいずれも実施済みで、次の令和9年度の日程は、各県の公式ページで公示されたものを確かめてください。茨城県の令和8年度の試験日・受験手数料は、上の「令和8年度の試験日・会場・受験手数料」の表のとおりです(8月26日・15,000円)。

山口県・岡山県・栃木県・愛媛県・長崎県・高知県の令和8年度の試験日と受験手数料は、この記事では公式ページの本文を確かめていないため載せていません。各県の薬務担当課のページで確かめてください(合格率の推移は上の表にあります)。

47都道府県の早見表:試験の実施者・令和8年度の試験日・令和7年度の合格率

「愛知県」「東京都」「神奈川県」など自分の都道府県の行を見てください。令和8年度の試験日は、この記事で公式資料を確かめた自治体だけを書いています。「公式発表で確認」の都道府県は、各都道府県の薬務担当課のページで公示される日程を確かめてください。合格率は厚生労働省「令和7年度登録販売者試験実施状況」の値です。

都道府県試験の実施者令和8年度の試験日(公式資料)令和7年度の合格率
北海道北海道8月26日(水)54.8%
青森県青森県8月26日(水)46.6%
岩手県岩手県公式発表で確認46.6%
宮城県宮城県8月26日(水)50.2%
秋田県秋田県公式発表で確認36.7%
山形県山形県公式発表で確認42.4%
福島県福島県公式発表で確認39.8%
茨城県茨城県8月26日(水)46.1%
栃木県栃木県公式発表で確認47.9%
群馬県群馬県8月26日(水)54.0%
埼玉県埼玉県公式発表で確認38.6%
千葉県千葉県公式発表で確認34.4%
東京都東京都9月6日(日)39.9%
神奈川県神奈川県公式発表で確認41.6%
新潟県新潟県公式発表で確認45.5%
富山県富山県公式発表で確認49.6%
石川県石川県9月2日(水)46.8%
福井県福井県8月30日(日)の予定が中止・延期(新しい日程は県が発表)35.6%
山梨県山梨県公式発表で確認40.9%
長野県長野県公式発表で確認51.5%
岐阜県岐阜県9月2日(水)53.8%
静岡県静岡県9月2日(水)51.7%
愛知県愛知県公式発表で確認50.3%
三重県三重県公式発表で確認51.1%
滋賀県関西広域連合8月30日(日)38.6%(関西広域連合の計)
京都府関西広域連合8月30日(日)38.6%(関西広域連合の計)
大阪府関西広域連合8月30日(日)38.6%(関西広域連合の計)
兵庫県関西広域連合8月30日(日)38.6%(関西広域連合の計)
奈良県関西広域連合8月30日(日)38.6%(関西広域連合の計)
和歌山県関西広域連合8月30日(日)38.6%(関西広域連合の計)
鳥取県鳥取県公式発表で確認36.0%
島根県島根県公式発表で確認44.3%
岡山県岡山県公式発表で確認36.7%
広島県広島県公式発表で確認40.0%
山口県山口県公式発表で確認42.8%
徳島県関西広域連合8月30日(日)38.6%(関西広域連合の計)
香川県香川県公式発表で確認36.6%
愛媛県愛媛県公式発表で確認36.7%
高知県高知県公式発表で確認32.7%
福岡県福岡県12月20日(日)27.2%
佐賀県佐賀県公式発表で確認24.4%
長崎県長崎県公式発表で確認30.3%
熊本県熊本県公式発表で確認29.1%
大分県大分県公式発表で確認28.4%
宮崎県宮崎県公式発表で確認28.8%
鹿児島県鹿児島県公式発表で確認28.0%
沖縄県沖縄県公式発表で確認23.2%

出典:試験日は上の「令和8年度の試験日・会場・受験手数料」の各自治体の資料と、「静岡・岐阜・群馬・石川の令和8年度の試験情報」の資料、東京都は東京都 令和8年度登録販売者試験。合格率は厚生労働省 令和7年度登録販売者試験実施状況(令和8年3月31日現在・関西広域連合の7府県は1行の計)。鳥取県は「令和8年度鳥取県登録販売者試験については、令和8年5月22日に公示します」と案内していました(鳥取県 令和8年度鳥取県登録販売者試験について)。

令和8年度の結果が公表された県(北海道・宮城・福島・栃木)

令和8年度の全国の集計は、まだ厚生労働省から公表されていません。県が先に自分のページで公表した結果のうち、公式ページを開いて確かめられたのは次の4自治体です(宮城・福島・栃木は2026年10月3日、北海道は2026年10月29日に確認)。ほかの自治体の発表は、この表には入れていません。

県受験者数合格者数令和8年度の合格率令和7年度の合格率
北海道1,716人958人55.8%54.8%
宮城県1,400人722人51.6%50.2%
福島県792人342人43.2%39.8%
栃木県1,696人686人40.4%47.9%

出典:北海道 令和8年度登録販売者試験の結果について(出願者1,821名・欠席者105名)・宮城県 令和8年度宮城県登録販売者試験合格者について・福島県 令和8年度福島県登録販売者試験の結果について・栃木県 令和8(2026)年度登録販売者試験合格者の発表について。令和7年度は厚生労働省の実施状況。

令和8年度の県別結果:北海道 55.8%(1,716人中958人)、宮城県 51.6%(1,400人中722人)、福島県 43.2%(792人中342人)、栃木県 40.4%(1,696人中686人)。最終確認日:2026-10-29(宮城県・福島県・栃木県は2026-10-03)。出典:北海道・宮城県・福島県・栃木県の公式ページ。

同じ4自治体の令和7年度と比べると、北海道は+1.0ポイント、宮城県は+1.4ポイント、福島県は+3.4ポイント、栃木県は−7.5ポイントでした。栃木県は、5年間(令和3〜7年度)の最低42.8%を令和8年度に下回っています。1年分・4自治体分の数字なので、全体の傾向とは言えません。栃木県のページには総合平均点78.3点(120点満点)も載っています。

登録販売者の合格率の推移(令和元年度〜令和7年度)

年度受験者数(延べ)合格者数(延べ)合格率
令和7年度58,996人24,004人40.7%
令和6年度54,526人25,459人46.7%
令和5年度52,214人22,814人43.7%
令和4年度55,606人24,707人44.4%
令和3年度61,070人30,082人49.3%
令和2年度52,959人21,953人41.5%
令和元年度65,288人28,328人43.4%

出典:厚生労働省 これまでの登録販売者試験実施状況等について(各年度の「登録販売者試験実施状況」の年度計)

登録販売者試験の合格率:令和7年度 40.7%(受験者58,996人・合格者24,004人、延べ人数・令和8年3月31日現在)。最終確認日:2026-10-02。出典:厚生労働省 令和7年度登録販売者試験実施状況。

7年間でいちばん低いのが令和7年度の40.7%、いちばん高いのが令和3年度の49.3%です。受験者のおよそ4割〜5割が合格している、というのが全国の数字です。

ただし、この受験者数・合格者数は延べ人数です。実施状況の注記には「同一人が複数の試験を受験し、複数の試験で合格している可能性があるため、受験者数及び合格者数の計は延べ人数である」とあります。1人で複数の都道府県の試験を受ける人がいる、という前提の数字です。

合格基準:7割程度の正答と、章ごとの基準

試験の問題数と時間、合格基準は、厚生労働省の登録販売者試験実施要領で次のように示されています。

章(試験項目)問題数時間
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識20問40分
第2章 人体の働きと医薬品20問40分
第3章 主な医薬品とその作用40問80分
第4章 薬事関係法規・制度20問40分
第5章 医薬品の適正使用・安全対策20問40分
合計120問240分

実施要領は、試験問題・正答・合格基準を「試験実施後に公表すること」としています。

合格基準について、実施要領は「総出題数に対して7割程度の正答の場合であって、各試験項目ごとに、都道府県知事が定める一定割合以上の正答のときに合格とすること」としています。章ごとの割合は各都道府県知事が決めるため、受験する自治体の受験案内で確かめる必要があります。

たとえば宮城県の令和8年度の受験案内は、合格基準を「原則として、総得点の7割以上、かつ、各項目の得点が4割以上」としています(宮城県 令和8年度登録販売者試験 受験案内)。この場合、120問中84問(120×0.7)以上の正答に加えて、20問の章で8問(20×0.4)以上、第3章で16問(40×0.4)以上が必要になります。合計で84問を超えていても、1つの章が基準に届かなければ不合格です。

章ごとの問題を1問ずつ解く

何点で合格?県によって章ごとの基準が違う

「何点で合格か」は、総得点の基準と章ごとの基準の2つで決まります。総得点は実施要領の「7割程度」で、120問なら84問が目安です。章ごとの基準は都道府県知事が決めるため、公式ページで確かめられた県でも違いがありました。

実施者総得点の基準章(項目)ごとの基準出典の年度
北海道7割以上各項目の得点が4割以上令和8年度の受験案内
宮城県7割以上各項目の得点が4割以上令和8年度の受験案内・合格者のページ
栃木県120問中84点以上(7割)問1〜20・問21〜40・問41〜60・問101〜120は各7点以上、問61〜100は14点以上(どれも35%)令和8年度の合格者のページ

出典:北海道 令和8年度登録販売者試験の実施について・宮城県 令和8年度宮城県登録販売者試験合格者について・栃木県 令和8(2026)年度登録販売者試験合格者の発表について

栃木県の例では、84点(7割)に届いていても、20問の項目で6点(30%)なら不合格です。章ごとの基準が4割の県では、20問の項目で8点(20×0.4)が必要です。章ごとの基準は県で違います。この表の3自治体以外の基準は、受験する自治体の受験案内で確かめてください。

都道府県別の合格率(令和7年度・全41区分)

厚生労働省の令和7年度の実施状況は、40都道府県と関西広域連合の41区分で公表されています。

都道府県受験者数合格者数合格率
北海道1,598人875人54.8%
青森県489人228人46.6%
岩手県521人243人46.6%
宮城県1,332人669人50.2%
秋田県338人124人36.7%
山形県406人172人42.4%
福島県1,037人413人39.8%
茨城県1,746人805人46.1%
栃木県1,002人480人47.9%
群馬県2,221人1,199人54.0%
埼玉県2,723人1,051人38.6%
千葉県3,127人1,075人34.4%
東京都4,186人1,671人39.9%
神奈川県3,152人1,312人41.6%
新潟県858人390人45.5%
富山県619人307人49.6%
石川県804人376人46.8%
福井県404人144人35.6%
山梨県384人157人40.9%
長野県802人413人51.5%
岐阜県1,007人542人53.8%
静岡県1,956人1,011人51.7%
愛知県3,472人1,746人50.3%
三重県830人424人51.1%
鳥取県250人90人36.0%
島根県219人97人44.3%
岡山県1,350人495人36.7%
広島県1,080人432人40.0%
山口県971人416人42.8%
香川県508人186人36.6%
愛媛県596人219人36.7%
高知県263人86人32.7%
福岡県4,138人1,127人27.2%
佐賀県843人206人24.4%
長崎県515人156人30.3%
熊本県862人251人29.1%
大分県735人209人28.4%
宮崎県576人166人28.8%
鹿児島県945人265人28.0%
沖縄県887人206人23.2%
関西広域連合9,244人3,570人38.6%
年度計(延べ)58,996人24,004人40.7%

出典:厚生労働省 令和7年度登録販売者試験実施状況(令和8年3月31日現在)

登録販売者試験の都道府県別合格率:令和7年度の最高は北海道 54.8%(1,598人中875人)、最低は沖縄県 23.2%(887人中206人)。最終確認日:2026-10-02。出典:厚生労働省 令和7年度登録販売者試験実施状況。

合格率が高かったのは北海道54.8%・群馬県54.0%・岐阜県53.8%・静岡県51.7%・長野県51.5%、低かったのは沖縄県23.2%・佐賀県24.4%・福岡県27.2%・鹿児島県28.0%・大分県28.4%でした。

関西広域連合の行には、滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県・奈良県の試験が入っています。関西広域連合の受験案内に「滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県の試験については令和元年度から、奈良県の試験については令和7年度から関西広域連合長が実施しています」とあります(関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験受験案内)。

地方別に合算した合格率(令和3〜7年度)

都道府県の数字を、当サイトが地方ごとに足し合わせて合格率を出し直した表です。分け方は当サイトによるもので、試験の実施単位とは限りません。

地方(当サイトの分け方)令和3年度令和4年度令和5年度令和6年度令和7年度
北海道・東北(7道県)40.4%46.9%44.9%54.9%47.6%
関東(7都県)44.5%43.8%47.1%46.8%41.8%
甲信越・北陸(新潟・山梨・長野・富山・石川・福井)48.5%45.7%45.5%45.9%46.2%
東海(岐阜・静岡・愛知・三重)56.8%43.8%48.2%56.5%51.2%
関西広域連合+奈良県55.8%36.0%37.5%46.1%38.6%
中国(5県)65.2%40.4%29.1%53.4%39.5%
四国(香川・愛媛・高知)61.5%38.1%24.2%50.8%35.9%
九州・沖縄(8県)43.6%55.6%49.6%30.3%27.2%

計算:各地方の合格者数の合計÷受験者数の合計。検算として、8つの地方の受験者数・合格者数を足すと、5年度すべてで厚生労働省の年度計(令和7年度は58,996人・24,004人)と一致します。徳島県は関西広域連合に含まれるため四国から外しています。元の数字は厚生労働省 これまでの登録販売者試験実施状況等についての各年度PDFです(いずれも延べ人数)。

地方ごとにまとめると、年度による上下の大きさが見えます。

  • 九州・沖縄は令和4年度の55.6%から令和7年度の27.2%まで下がり、令和7年度は8県すべてが23.2〜30.3%の範囲でした
  • 中国は令和3年度65.2%、令和5年度29.1%、令和6年度53.4%と、2年で36ポイント下がり、翌年に24ポイント上がりました
  • 四国(徳島県を除く3県)は令和5年度に24.2%で、3県とも21.4〜25.3%でした

同じ地方の県がそろって上下する年がある一方で、どの地方が高いかは年度ごとに入れ替わっています。

同じ都道府県でも年度で大きく動く(令和5〜7年度の比較)

都道府県令和5年度令和6年度令和7年度
北海道51.2%62.3%54.8%
青森県43.3%54.9%46.6%
岩手県44.3%51.5%46.6%
宮城県44.7%55.0%50.2%
秋田県39.7%50.0%36.7%
山形県41.9%52.5%42.4%
福島県40.1%47.5%39.8%
茨城県53.7%46.5%46.1%
栃木県48.0%42.8%47.9%
群馬県55.2%51.2%54.0%
埼玉県45.3%46.7%38.6%
千葉県43.2%45.9%34.4%
東京都44.0%45.8%39.9%
神奈川県47.5%47.8%41.6%
新潟県50.8%43.5%45.5%
富山県41.6%52.2%49.6%
石川県43.5%52.2%46.8%
福井県33.8%40.1%35.6%
山梨県45.0%40.1%40.9%
長野県50.7%42.0%51.5%
岐阜県45.1%55.1%53.8%
静岡県52.7%56.6%51.7%
愛知県47.5%56.7%50.3%
三重県43.2%57.2%51.1%
奈良県54.2%41.8%(関西広域連合に含む)
鳥取県26.3%53.1%36.0%
島根県28.2%50.2%44.3%
岡山県28.1%51.8%36.7%
広島県30.7%55.9%40.0%
山口県29.7%54.3%42.8%
香川県24.9%52.8%36.6%
愛媛県25.3%51.8%36.7%
高知県21.4%46.6%32.7%
福岡県53.4%30.9%27.2%
佐賀県45.9%28.7%24.4%
長崎県47.0%30.3%30.3%
熊本県48.8%31.3%29.1%
大分県54.9%35.7%28.4%
宮崎県46.0%29.4%28.8%
鹿児島県45.1%28.8%28.0%
沖縄県39.5%24.5%23.2%
関西広域連合34.4%46.7%38.6%
年度計(延べ)43.7%46.7%40.7%

出典:厚生労働省 令和5年度・令和6年度・令和7年度の登録販売者試験実施状況

たとえば鳥取県は26.3%→53.1%→36.0%、福岡県は53.4%→30.9%→27.2%と動いています。1年分の数字だけで「この県は受かりやすい・受かりにくい」と判断すると、翌年には逆になっていることがあります。

合格率が低い・難しいと言われる理由を、数字で言えることに分ける

「なぜ合格率が4割前後なのか」について、公表資料から確かめられることは次の4つです。受験者の職歴や勉強時間の違いといった説明は、公表資料では確かめられないため、ここでは扱いません。

確かめられること根拠
受験に学歴・実務経験の条件がない厚生労働省通知「登録販売者制度の取扱い等について」1(3)
合計点だけでなく、章ごとの基準もある登録販売者試験実施要領「各試験項目ごとに、都道府県知事が定める一定割合以上の正答」
120問のうち40問(3分の1)が第3章登録販売者試験実施要領の問題数
年度計は延べ人数各年度の実施状況の注記

受験資格について、通知は「登録販売者試験の受験資格としてこれまで求めてきた実務経験等については、今後不要となるため、学歴や実務経験に関する書類の提出は必要ない」としています(厚生労働省「登録販売者制度の取扱い等について」の一部改正について(令和8年6月26日・新旧対照表))。

もう一つ、出題の範囲を示す厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」は、令和4年3月、令和5年4月、令和6年4月、令和7年4月、令和8年4月と改訂が続いています(厚生労働省 登録販売者試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月)・厚生労働省 これまでの登録販売者試験問題の作成に関する手引き)。関西広域連合の令和8年度の受験案内も「試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月一部改訂)」から出題するとしています。古い版の教材だけで準備すると、改訂された部分に対応できないおそれがあります。

問題数が最も多い第3章と、第5章の問題を解く

受験する都道府県は選べる?住所地以外での受験

住所のある都道府県以外でも申し込める仕組みを、受験案内で定めている自治体があります。北海道の令和8年度の受験者案内は、提出先について「道外に住所を有する者は、北海道保健福祉部地域医療推進局医務薬務課に関係書類を提出すること」としています(北海道 令和8年度登録販売者試験を受験される方へ)。厚生労働省の通知も、受験の申請書は「登録販売者試験を受けようとする場所の都道府県知事に提出しなければならない」としています(厚生労働省「登録販売者制度の取扱い等について」の一部改正について(令和8年6月26日・新旧対照表) 1(3))。

福岡県の令和8年度の案内ページも「県外からの受験も可能です」としています(福岡県 令和8年度福岡県登録販売者試験のご案内)。一方、会場は選べない自治体があります。福岡県は「試験会場の選択はできず」、関西広域連合は「試験会場は関西広域連合が指定します」としています。令和8年度の試験日・受験手数料は、上の「令和8年度の試験日・会場・受験手数料」の表にまとめています。

なお、合格した後の販売従事登録は試験を受けた自治体とは別の手続です。関西広域連合の受験案内は「登録販売者試験合格後の販売従事登録は、最初の就業地を管轄する都道府県へ申請してください」としています。合格後の手続は販売従事登録と実務経験のしくみで扱っています。

難易度を自分の数字で確かめる

全国の合格率は4割〜5割ですが、自分が合格できるかは、章ごとの基準を満たせるかで決まります。宮城県の基準(各章4割以上・総得点7割以上)を例にすると、確かめる順番は次のとおりです。

  • 5つの章それぞれで、正答率が4割を下回る章がないか
  • 120問に換算して84問(7割)に届いているか
  • 問題数の多い第3章(40問)で大きく崩れていないか

当サイトでは、第1章〜第5章を章ごとに解けます。各問題に3段階の解説があり、登録なしで使えます。

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よくある質問

Q厚生労働省の「年度計」の受験者数・合格者数は、実際の人数ですか?

延べ人数です。厚生労働省の実施状況の注記に「同一人が複数の試験を受験し、複数の試験で合格している可能性があるため、受験者数及び合格者数の計は延べ人数である」と書かれています。令和7年度の年度計(受験者58,996人・合格者24,004人)も、実際の人数より多い可能性があります。

Q住んでいる都道府県以外で受験できますか?

受験案内で道外・県外の人の申込方法を定めている自治体があります。たとえば北海道の令和8年度の受験者案内は「道外に住所を有する者は、北海道保健福祉部地域医療推進局医務薬務課に関係書類を提出すること」としています。福岡県の令和8年度の案内ページにも「県外からの受験も可能です」と書かれています。申込の条件や方法は自治体ごとに違うため、受験する自治体の受験案内で確認してください。

Q大阪府で受験する場合、会場は選べますか?

選べません。大阪府の試験は関西広域連合が実施しており、令和8年度の受験案内では、願書で希望の受験地(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の7会場地)を選んだうえで、「試験会場は関西広域連合が指定します。受験者において選択することはできません」とされています。受験地の変更も願書の提出後はできません。

Q令和7年度の表に奈良県が無いのはなぜですか?

奈良県の試験は令和7年度から関西広域連合が実施しているためです。関西広域連合の受験案内に「奈良県の試験については令和7年度から関西広域連合長が実施しています」と書かれています。厚生労働省の令和7年度の表では、奈良県の分は「関西広域連合」の行に含まれます。

Q令和8年度の全国の合格率はいつわかりますか?

厚生労働省の全国集計は年度ごとにまとめた数値で、令和7年度分は「令和8年3月31日現在」の数値として公表されています。令和8年度分の公表日は示されていません。各自治体の合格発表は自治体ごとで、たとえば北海道・宮城県の令和8年度の受験案内には令和8年9月29日(北海道は予定)と書かれていました。北海道は9月29日に結果を公表済みです(2026年10月29日確認)。全国の集計が出るまでは、令和7年度が比べられる最新の全国の数字です。

Q合格率が高い県・低い県は、毎年同じですか?

同じではありません。厚生労働省の公表値で令和3〜7年度を比べると、福岡県は令和4年度の58.3%から令和7年度の27.2%へ、愛媛県は令和3年度の64.6%から令和5年度の25.3%へ動いています。一方、栃木県は5年間の最低42.8%・最高48.0%で、差は5.2ポイントでした。1年分の数字だけで県を比べず、複数年の数字を見てください。

Q令和8年度の合格率が公表された県はどこですか?

公式ページを確認できたのは、北海道(55.8%・2026年10月29日確認)、宮城県(51.6%)、福島県(43.2%)、栃木県(40.4%)(宮城・福島・栃木は2026年10月3日確認)です。厚生労働省の全国集計はまだ公表されておらず、他の自治体は試験日や合格発表日が異なります。受験した自治体の公式ページで確かめてください。

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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月29日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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