登録販売者

登録販売者 合格ガイド試験概要・受験資格・合格基準・合格率・管理者要件・合格後の流れ

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

登録販売者試験の全体像を、厚生労働省の実施要領・通知・実施状況にもとづいて整理した合格ガイド。受験資格、試験の形式と合格基準、令和7年度の合格率(全国40.7%)、管理者要件(従事期間・時間・研修)、合格後の販売従事登録の流れを解説します。試験日・受験手数料・合格基準の割合は都道府県ごとに異なるため、公式の案内で確認する方法も示します。

目次
  1. 登録販売者とはどんな資格ですか?
  2. 医薬品登録販売者資格とは:「合格」と「登録」は別です
  3. 受験資格:制限はありません
  4. 管理者要件:従事期間・時間・研修
  5. 試験の形式と合格基準
  6. 章ごとの整理
  7. 合格率
  8. 医薬品登録販売者資格の難易度:全国の合格率の推移
  9. 何回目で合格する人が多いのか:公式の統計でわかること
  10. 受験から合格・登録までの流れ
  11. 登録販売者を履歴書に書くには
  12. 学習計画の目安
  13. 試験直前の確認
  14. まとめ
  15. 関連記事
結論:登録販売者試験は受験資格の制限がなく、5つの章で合計120問・配分時間240分です。令和7年度の合格率は全国(年度計)40.7%で、都道府県によって23.2%〜54.8%と差があります。合格基準の割合・試験日・受験手数料は都道府県ごとに異なるため、受験する自治体の案内で確認します。

登録販売者は、ドラッグストアなどで第2類・第3類の一般用医薬品を販売するための資格です。この記事では、試験の全体像・合格基準・合格率・管理者要件・合格後の登録までを、厚生労働省の資料と医薬品医療機器等法(e-Gov)にもとづいて整理します。

登録販売者とはどんな資格ですか?

医薬品医療機器等法36条の8は、都道府県知事が、一般用医薬品の販売または授与に従事しようとする者に必要な資質を確認するために試験を行い、試験に合格した者などで医薬品の販売に従事しようとするものは、都道府県知事の登録を受けなければならないと定めています。

同法36条の9は、一般用医薬品の販売について、次のように定めています。

区分販売させなければならない者(法36条の9)情報提供(法36条の6・36条の10)
要指導医薬品薬剤師(法36条の5)薬剤師による書面での情報提供
第1類医薬品薬剤師薬剤師による書面での情報提供
第2類医薬品薬剤師または登録販売者情報提供の努力義務
第3類医薬品薬剤師または登録販売者個別の情報提供の規定はありません(購入者などから相談があった場合は応じる義務があります)
一般用医薬品の販売に従事する者:第1類医薬品は薬剤師、第2類医薬品・第3類医薬品は薬剤師または登録販売者(法36条の9)。最終確認日:2026-10-03。出典:e-Gov法令検索 医薬品医療機器等法。

登録販売者は、第2類・第3類の一般用医薬品の販売に従事できますが、第1類医薬品と要指導医薬品は扱えません。薬剤師との違いや、薬剤師になる道は、登録販売者から薬剤師になるにはで整理しています。

医薬品登録販売者資格とは:「合格」と「登録」は別です

「医薬品登録販売者」は、一般に使われる呼び名です。薬機法の条文では「登録販売者」と書かれ、当サイトが条文の全文を検索したかぎり、「医薬品登録販売者」という名称の条文はありません(2026-10-03時点の現行条文)。薬機法4条5項1号は、同条で使う用語として、登録販売者を「第三十六条の八第二項の登録を受けた者」と定めています。登録を受けることは、36条の8第2項が求めています。

資格は、次の順に成り立ちます。

段階内容根拠
① 試験都道府県知事が行う試験に合格する薬機法36条の8第1項
② 販売従事登録合格した者など(政令で定める基準に該当する者を含む)で、医薬品の販売または授与に従事しようとするものが、都道府県知事の登録を受ける薬機法36条の8第2項
③ 登録証登録を行った都道府県知事が、登録証を交付する施行規則159条の8第2項

登録の申請先は、医薬品の販売に従事する薬局・店舗の所在地の都道府県知事で、申請書には試験に合格したことを証する書類などを添えます(施行規則159条の7第1項・2項)。登録販売者名簿には、登録番号・登録年月日のほか、登録販売者試験の合格の年月と試験を行った都道府県名が記録されます(施行規則159条の8第1項)。試験に合格しただけでは、条文の定義上の「登録販売者」(登録を受けた者)ではありません。条文の出典はe-Gov法令検索(薬機法)・e-Gov法令検索(施行規則)です(2026-10-03時点の現行条文)。

この論点の問題を解く

受験資格:制限はありません

厚生労働省の通知「登録販売者制度の取扱い等について」は、登録販売者試験の受験資格としてこれまで求めてきた実務経験等は今後不要となるため、学歴や実務経験に関する書類の提出は必要ないとしています。

受験資格:学歴・実務経験の制限なし。最終確認日:2026-10-03。出典:厚生労働省「登録販売者制度の取扱い等について」の一部改正について(令和8年6月26日)。

ただし、合格後に店舗管理者になるには、別に従事期間などの要件があります(次の節)。

管理者要件:従事期間・時間・研修

店舗管理者になるための要件は、厚生労働省の通知で次のように示されています。

区分要件(過去5年間の従事期間などの考え方)
ⅰ薬剤師または登録販売者の管理・指導の下での実務や、登録販売者としての業務に従事した期間(従事期間)の合計が通算2年以上
ⅱ従事期間の合計が通算1年以上で、研修(継続的な研修と、店舗の管理および法令遵守についての研修)を修了した者
ⅲ従事期間が通算1年以上で、過去に店舗管理者または区域管理者として業務に従事した経験のある者

従事期間は月単位で数え、ⅰの場合は1か月に80時間以上、ⅱの場合は1か月に160時間以上従事した場合に、必要な実務または業務に従事したものと認められます。月当たりの時間数が足りない場合でも、通算1年以上または2年以上あり、かつ過去5年間の合計が1,920時間以上であれば、それぞれ1年以上または2年以上の従事期間とみなして差し支えないとされています。

店舗管理者の要件:従事期間が通算2年以上(月80時間以上)、または通算1年以上(月160時間以上)で追加的な研修を修了、など。最終確認日:2026-10-03。出典:厚生労働省「登録販売者制度の取扱い等について」の一部改正について(令和8年6月26日)。この通知の一部改正は、令和8年10月1日から適用されています。

実際に自分が要件を満たすかどうかは、勤務先の都道府県の案内で確認してください。詳細は販売従事登録と実務経験のしくみで整理しています。

試験の形式と合格基準

試験の形式・合格基準:試験方法は筆記試験。5つの試験項目で合計120問・240分。合格基準は、総出題数に対して7割程度の正答かつ、各試験項目ごとに都道府県知事が定める一定割合以上の正答。最終確認日:2026-10-03。出典:厚生労働省 登録販売者試験実施要領。
章(試験項目)出題数配分時間
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識20問40分
第2章 人体の働きと医薬品20問40分
第3章 主な医薬品とその作用40問80分
第4章 薬事関連法規・制度20問40分
第5章 医薬品の適正使用・安全対策20問40分
合計120問240分

合格基準の「各試験項目ごとの一定割合」は、都道府県知事が定めます。たとえば宮城県の令和8年度の受験案内は、原則として総得点の7割以上かつ各項目の得点が4割以上としています(宮城県 令和8年度登録販売者試験 受験案内)。他の自治体の割合は、それぞれの受験案内で確認してください。

章ごとの整理

出題の範囲は、厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」に示されています(令和8年4月版)。

第3章(40問):出題数が最も多い章

120問のうち40問(3分の1)を占めます。かぜ薬・解熱鎮痛薬・胃腸薬・アレルギー用薬・外用薬・漢方処方製剤などの成分と薬効、副作用、使用上の注意が範囲です。成分の整理は第3章(主な医薬品とその作用)の覚え方で行っています。第3章の問題を解く

第1章(20問):医薬品に共通する特性と基本的な知識

医薬品の副作用、アレルギー、相互作用、小児・高齢者・妊婦などへの配慮が範囲です。第1章の問題を解く

第2章(20問):人体の働きと医薬品

人体の構造と働き、薬の体内での働き(吸収・分布・代謝・排泄)が範囲です。第2章の問題を解く

第4章(20問):薬事関係法規・制度

医薬品の区分と、誰が販売できるか、登録販売者の制度、店舗の許可などが範囲です。上の医薬品区分の表(法36条の5〜36条の10)が整理の出発点になります。第4章の問題を解く

第5章(20問):医薬品の適正使用と安全対策

添付文書、副作用情報の報告制度、医薬品副作用被害救済制度、薬害の歴史などが範囲です。第5章の問題を解く


合格率

登録販売者試験の合格率:令和7年度の年度計は受験者58,996人・合格者24,004人・合格率40.7%(延べ人数・令和8年3月31日現在)。最高は北海道54.8%(受験者1,598人・合格者875人)、最低は沖縄県23.2%(受験者887人・合格者206人)。最終確認日:2026-10-03。出典:厚生労働省 令和7年度登録販売者試験実施状況。

令和7年度の年度計の合格率は40.7%でした。年度計は、同じ人が複数の試験を受験し、複数の試験で合格している可能性があるため、延べ人数です。都道府県別の合格率は、北海道の54.8%から沖縄県の23.2%まで差があります。都道府県ごとの数値と、試験日・受験手数料は、都道府県別の合格率と試験日で整理しています。

他の資格との合格率の比較は、試験の仕組みや受験者層が違うため、数字だけでは比べられません。この記事では掲載していません。

医薬品登録販売者資格の難易度:全国の合格率の推移

公式には、試験の難しさの評価は示されていません。確かめられる数字は、厚生労働省が毎年公表する実施状況(年度計)です。

年度受験者数合格者数合格率
令和元年度65,288人28,328人43.4%
令和2年度52,959人21,953人41.5%
令和3年度61,070人30,082人49.3%
令和4年度55,606人24,707人44.4%
令和5年度52,214人22,814人43.7%
令和6年度54,526人25,459人46.7%
令和7年度58,996人24,004人40.7%

出典:厚生労働省の各年度の登録販売者試験実施状況(年度計・延べ人数)。令和元年度・令和2年度・令和3年度・令和4年度・令和5年度・令和6年度・令和7年度。数値は各PDFの年度計の行によります(2026-10-03 時点)。

令和元年度から令和7年度までの7年間の年度計の合格率は、40.7%(令和7年度)から49.3%(令和3年度)の範囲です。都道府県別では、令和7年度は23.2%(沖縄県)から54.8%(北海道)まで差があり、差の理由は公式には示されていません。「難しかった」という受験者の感想は個人差が大きいため、この記事では数字の範囲だけを示します。都道府県ごとの数字は、都道府県別の合格率をご覧ください。薬剤師国家試験との合格率の違いは、登録販売者から薬剤師になるにはで、受験者の範囲の違いとあわせて説明しています。

何回目で合格する人が多いのか:公式の統計でわかること

厚生労働省の実施状況は、都道府県ごとの受験者数・合格者数・合格率だけを示しており、初めての受験か再受験かの区別はありません。そのため、「何回目で合格した人が何割」という数字は、公式の統計からは出せません。当サイトでも、そうした数字は書きません。

統計から確かめられることは、次の2点です。

  • 年度計は、同じ人が複数の試験を受験し、複数の試験で合格している可能性があるため、延べ人数です(実施状況の注記)。令和7年度の合格率40.7%は、受験1回ごとに数えた割合で、「受験した人のうち4割が合格する」という実人数の割合とは限りません。
  • 令和7年度の延べ受験者58,996人のうち、合格は24,004人、合格に至らなかったのは34,992人です(58,996−24,004=34,992。検算:24,004÷58,996=40.7%)。不合格になった人が再び受験したかどうかは、統計には含まれていません。

落ちた場合の次の受験機会は、受験する自治体の試験日で決まります。実施要領は、試験を少なくとも年1回以上、定期的に実施するとしており、日程は自治体ごとに違います。再び受験するときは、手引きが原則年1回改訂されることから、教材が受験する年度の手引きに対応しているかを確認してください。学習時間の見積もりは登録販売者 試験の勉強時間で計算しています。


受験から合格・登録までの流れ

1. 受験申込:受験する都道府県(または広域連合)の試験案内を確認し、申込書類を提出します。申込方法・受付期間・必要書類は自治体ごとに異なります。

2. 試験:5つの章で合計120問・240分(実施要領)。

3. 合格発表:各自治体が公表します。

4. 販売従事登録:試験に合格した者などで医薬品の販売に従事しようとするものは、都道府県知事の登録を受けます(法36条の8)。申請先・必要書類・手数料は都道府県ごとに異なります。

5. 店舗管理者になるには:上の「管理者要件」を満たします。

受験手数料・令和8年度の例:福岡県13,000円、関西広域連合12,800円、北海道18,200円。最終確認日:2026-10-03。出典:福岡県 令和8年度福岡県登録販売者試験のご案内・関西広域連合 令和8年度 登録販売者試験受験案内・北海道 令和8年度登録販売者試験の実施について。受験手数料・試験日は自治体ごとに異なるため、受験する自治体の案内で確認してください。

登録販売者を履歴書に書くには

履歴書の免許・資格欄の書き方は、厚生労働省のハローワークの資料「応募書類」に、次のように示されています。

  • 免許・資格は、「○○免許 取得」「○○検定 合格」のように記載することが基本
  • 多数の資格を持つ場合は、応募先の職務に関係するものを選んで記載する
  • 勉強中のものや、1次試験のみ合格したものでも、その旨を明示したうえで記載してよい

出典:厚生労働省 ハローワークインターネットサービス「応募書類」(2026-10-03時点)。

登録販売者の場合は、上の「合格」と「登録」の違いに合わせて書き分けると、事実と合います。次は当サイトの書き方の例で、正式な表記の決まりが公的に示されているわけではありません。

状況書き方の例書き分ける理由
試験に合格し、まだ登録していない令和○年○月 ○○県 登録販売者試験 合格条文の定義では、登録を受けた者が登録販売者(薬機法4条5項1号)
販売従事登録を受けた令和○年○月 登録販売者 登録(○○県)登録は都道府県知事が行い、登録証が交付される(薬機法36条の8、施行規則159条の8)
勉強中・受験予定(資格欄の下に)登録販売者試験の合格に向けて勉強中勉強中でも、その旨を明示して書いてよいとされている

年月は、合格通知や登録証の日付と合わせます。登録販売者名簿にも、試験の合格の年月と試験を行った都道府県名が記録されるためです(施行規則159条の8第1項)。履歴書の様式や、資格欄の記載の指定は、応募先の指示に従ってください。

学習計画の目安

公式に示された勉強時間はありません。期間別(1週間〜6か月)の1日に必要な時間の計算と、3ヶ月の週次スケジュールの例は、登録販売者 試験の勉強時間にまとめています。テキストの選び方はテキストの選び方、問題の使い方は問題演習の使い方で解説しています。


試験直前の確認

試験当日の流れ・時間配分・持ち物を受験案内ごとに確かめた表は登録販売者試験の当日の流れにまとめています。

  • [ ] 受験する自治体の受験案内で、合格基準(各章の割合)・試験日・持ち物を確認したか
  • [ ] 全5章を章別に解き、各章が自治体の基準を満たせる見込みか確認したか
  • [ ] 医薬品の区分と、誰が販売できるか(法36条の9)を説明できるか
  • [ ] 管理者要件の考え方(従事期間・月の時間・研修)を説明できるか
  • [ ] 副作用情報の報告制度と、医薬品副作用被害救済制度の対象を説明できるか
  • [ ] 教材が、受験する年度の手引きの版に対応しているか

まとめ

  • 登録販売者試験に受験資格の制限はなく、5つの章で合計120問・240分
  • 合格基準は、総出題数の7割程度の正答と、各章ごとに都道府県知事が定める割合以上の正答
  • 令和7年度の年度計の合格率は40.7%、都道府県別は23.2%〜54.8%
  • 登録販売者は、第2類・第3類の一般用医薬品の販売に従事できる(法36条の9)
  • 合格後は、都道府県知事の登録が必要(法36条の8)。店舗管理者になるには管理者要件がある

章別問題集で実力を測る / 勉強時間の目安 / 第3章(主な医薬品とその作用)の覚え方 / 都道府県別の合格率 / 販売従事登録と実務経験のしくみ


※ 本記事は、厚生労働省の登録販売者試験実施要領・「登録販売者制度の取扱い等について」の通知・令和7年度登録販売者試験実施状況、および医薬品医療機器等法(e-Gov)をもとに、合格ナビ編集部が作成しています(最終確認日 2026-10-03)。試験日・受験手数料・合格基準の割合は都道府県ごとに異なります。最新の情報は各自治体・厚生労働省の公式発表でご確認ください。

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よくある質問

Q登録販売者の受験資格はありますか?

受験資格の制限はありません。厚生労働省の通知「登録販売者制度の取扱い等について」は、登録販売者試験の受験資格としてこれまで求めてきた実務経験等は今後不要で、学歴や実務経験に関する書類の提出は必要ないとしています(令和8年6月26日の一部改正通知で確認)。ただし、合格後に店舗管理者になるには、別に従事期間などの要件があります(本文の「管理者要件」)。

Q登録販売者の合格率はどのくらいですか?

厚生労働省の「令和7年度登録販売者試験実施状況」(令和8年3月31日現在)では、年度計は受験者58,996人・合格者24,004人・合格率40.7%です。年度計は同じ人が複数の試験を受けた場合の延べ人数です。都道府県別では、北海道が54.8%(受験者1,598人・合格者875人)と最も高く、沖縄県が23.2%(受験者887人・合格者206人)と最も低くなっています。詳しくは都道府県別の合格率をご覧ください。

Q登録販売者試験はどのような形式ですか?

厚生労働省の実施要領では、試験方法は筆記試験で、出題数は5つの試験項目(章)で合計120問、配分時間は240分です。合格基準は、総出題数に対して7割程度の正答で、かつ各試験項目ごとに都道府県知事が定める一定割合以上の正答のときに合格とされています。章ごとの割合は自治体により異なるため、受験する自治体の受験案内で確認してください。

Q登録販売者はどんな仕事ができますか?

薬局開設者・店舗販売業者・配置販売業者は、第1類医薬品を薬剤師に、第2類医薬品と第3類医薬品を薬剤師または登録販売者に販売させなければなりません(医薬品医療機器等法36条の9)。つまり、登録販売者は第2類・第3類の一般用医薬品の販売に従事できますが、第1類医薬品と要指導医薬品は扱えません。

Q勉強時間はどのくらい必要ですか?

公式に示された勉強時間はありません。必要な時間は、医薬品や人体の知識、学習方法で変わります。試験の分量から計算した当サイトの目安(期間別の1日の時間)は、登録販売者 試験の勉強時間にまとめています。第3章(主な医薬品とその作用)は、120問のうち40問を占める章です。

Q合格後はどうすれば実際に働けますか?

医薬品医療機器等法36条の8により、試験に合格した者などで医薬品の販売または授与に従事しようとするものは、都道府県知事の登録を受けなければなりません。登録の申請先・必要書類・手数料は都道府県ごとに異なるため、勤務する都道府県の案内で確認してください。登録後も、店舗管理者になるには管理者要件を満たす必要があります。

Q第3章の成分暗記はどうすれば効率的にできますか?

第3章は成分名・薬効・副作用・使用上の注意が中心です。厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」に沿って、薬効群ごとに成分を整理し、問題演習で確認する方法があります。当サイトの整理は第3章(主な医薬品とその作用)の覚え方にあります。

Q管理者要件の2つのルートはどちらがおすすめですか?

勤務状況によって異なります。厚生労働省の通知では、過去5年間の従事期間が通算2年以上(月80時間以上)、または通算1年以上(月160時間以上)で追加的な研修を修了した場合などが示されています。どちらが当てはまるかは、勤務時間と研修の受講状況で変わるため、勤務先の都道府県の案内と通知で確認してください。

Q履歴書には、試験に合格しただけでも「登録販売者」と書けますか?

薬機法4条5項1号は、登録販売者を「第三十六条の八第二項の登録を受けた者」と定義しています。登録前は「○○県 登録販売者試験 合格」、登録後は「登録販売者 登録(○○県)」のように書き分けると、事実と合います。厚生労働省のハローワークの資料は、資格欄を「○○検定 合格」「○○免許 取得」の形で書くことを基本とし、勉強中のものも、その旨を明示して書いてよいとしています。

Q登録販売者試験は、何回目で合格する人が多いですか?

厚生労働省の実施状況には、受験回数(初めての受験か再受験か)の区別がなく、何回目で合格した人が何割という数字は公式には出ていません。令和7年度の合格率40.7%は、同じ人の複数回の受験を別々に数えた延べ人数での割合です(受験者58,996人・合格者24,004人)。

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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月3日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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