問題
登録販売者の研修に関する次のア〜オの記述のうち、正しいものはどれか。
キーボード:1〜5で選択
答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
- オ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
正答はア(正しいもの)です。
薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者は、業務に従事する登録販売者に、厚生労働大臣に届出を行った者(研修実施機関)が行う研修を毎年度受講させなければなりません。
ウは誤り。開設者等に受講させる義務があります。イは誤り。研修実施機関は都道府県知事の指定ではなく、厚生労働大臣への届出です。エは誤り。研修は毎年度受講させます。オは誤り。薬局開設者・店舗販売業者・配置販売業者のいずれにも義務があります。
登録販売者の研修制度の概要:
| 事項 | 内容 |
|---|---|
| 根拠 | 規則第15条の11の3第1項(薬局)、第147条の11の3第1項(店舗販売業)、第149条の16第1項(配置販売業) |
| 受講させる義務がある者 | 薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者 |
| 対象 | その薬局、店舗又は区域において業務に従事する登録販売者 |
| 研修を行う者 | 厚生労働大臣に届出を行った者(研修実施機関) |
| 頻度 | 毎年度 |
| 背景 | 法第1条の5第1項(医薬関係者の責務)を受け、登録販売者は日々最新の情報の入手、自らの研鑽に努める必要がある |
各選択肢の解説:
- ウ(誤): 手引きは、薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者は、登録販売者に対し研修実施機関が行う研修を「毎年度受講させなければならないこととされている」としています。受講させる義務は開設者等にあります。
- イ(誤): 研修を行うのは「厚生労働大臣に届出を行った者(研修実施機関)」です。都道府県知事の指定ではありません。
- ア(正): 規則第15条の11の3第1項、第147条の11の3第1項及び第149条の16第1項に基づく手引きの記述どおりです。
- エ(誤): 研修は「毎年度」受講させなければなりません。最初の年度だけでは足りません。
- オ(誤): 義務を負うのは薬局開設者(規則第15条の11の3)、店舗販売業者(規則第147条の11の3)、配置販売業者(規則第149条の16)の三者です。
【登録販売者の研修が求められる理由と管理者要件との関係】
研修が求められる理由(法第1条の5第1項):
法第1条の5第1項は、医薬関係者の責務として「医師、歯科医師、薬剤師、獣医師その他の医薬関係者は、医薬品等の有効性及び安全性その他これらの適正な使用に関する知識と理解を深めるとともに、…購入し、又は譲り受けようとする者に対し、これらの適正な使用に関する事項に関する正確かつ適切な情報の提供に努めなければならない」と定めています。手引きは、これを受けて「登録販売者は、購入者等に対して正確かつ適切な情報提供が行えるよう、日々最新の情報の入手、自らの研鑽に努める必要がある」としています。
さらに、法第1条の6(国民の役割)で、国民は医薬品等の有効性及び安全性に関する知識と理解を深めるよう努めなければならないとされており、手引きは「購入者が求める知識、理解に応えることが求められている」としています。
研修を受講させる仕組み:
1. 義務を負う者: 薬局開設者(規則第15条の11の3第1項)、店舗販売業者(規則第147条の11の3第1項)、配置販売業者(規則第149条の16第1項)
2. 対象者: その薬局、店舗又は区域において業務に従事する登録販売者
3. 研修を行う者: 厚生労働大臣に届出を行った者(研修実施機関)
4. 頻度: 毎年度
管理者要件との関係:
配置販売業の区域管理者となる登録販売者の要件の一つとして、手引きは、過去5年間のうち通算して1年以上(1か月に160時間以上従事した月が12月以上、又は通算1年以上かつ過去5年間で合計1,920時間以上)の従事期間があり、「第15条の11の3、第147条の11の3及び第149条の16に基づいて毎年度受講する必要がある研修に加えて、区域の管理及び法令遵守に関する追加的な研修を修了している」ことを挙げています(法第31条の2第2項、規則第149条の2)。毎年度の研修は、管理者要件の判断にも関わる仕組みになっています。
【根拠】厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(令和8年4月版)第4章Ⅰ・Ⅲ-1)、薬機法第1条の5・第1条の6・第31条の2、薬機法施行規則第15条の11の3・第147条の11の3・第149条の2・第149条の16
- 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第1条の5e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(各都道府県が公表する試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(令和8年4月版)第4章Ⅰ「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の目的等」(登録販売者の研修、PDF p213) 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(2026版相当)に準拠し、章節を明記しています。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。出題範囲・法令・手引きは改正されることがあるため、最新の内容は各都道府県・厚生労働省の公式情報をご確認ください。

