問題
図のような回路で,スイッチS1 を閉じ,スイ ッチS2を開いたときの,端子a-b間の合成抵抗 [Ω]は。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
図は、端子a-b間に30Ωの抵抗が4個ある回路で、S1とS2の入り切りで電流の通り道が変わる。S1を閉じると、S1と並列の30Ωは両端が導線でつながれて短絡され、この抵抗には電流が流れない。S2を開くと、S2につながる右側の30Ωの枝には電流が流れず、無いものと同じになる。残るのは、a側の30Ωと、b側へ下りる縦の30Ωの二つの直列である。合成抵抗は30+30=60Ωで、正答はイ。45や75はスイッチの状態を取り違えた値、120は4個をすべて直列に足した値で誤り。
図は、a端子から30Ωを通り、S1と並列の30Ωを経たあと、S2につながる30Ωの枝と、b側へ下りる30Ωの縦の枝に分かれる回路である。まずS1を閉じると、S1と並列に入っている30Ωは導線で短絡され、電流は導線側だけを流れるので、この部分の抵抗は0Ωとみなせる。次にS2を開くと、S2側の30Ωの枝は電流の戻り道がなく、合成抵抗の計算から除く。残るのは、a側の30Ωと縦の30Ωの直列だけで、合成抵抗は30+30=60Ωとなる。選択肢では、イの60が正しい。エの120は、4個の30Ωをすべて直列に足した値で、短絡と開放を考えていない。アの45は、S2を閉じたとみなして右側30Ωと縦の30Ωを並列(15Ω)にした値、ウの75は、さらにS1も開いたとみなして30+30+15とした値で、どちらもスイッチの状態を取り違えた誤答である。正答はイ。
本問は、スイッチの状態によって、どの抵抗が回路に残るかを見極める問題である。計算は直列・並列の基本だけだが、短絡と開放の扱いを取り違えると誤答になる。
【回路の読み取り】a端子から、30Ωの抵抗を通って接続点に入る。この間に、S1と30Ωの並列部分がある。続いて、右側の30Ω(S2につながる枝)と、b側へ下りる30Ω(縦の枝)に分かれる。S2の枝は、b側の導線に戻る形でつながる。
【スイッチの扱い】
- S1を閉じる:S1と並列の30Ωは、両端が導線でつながれて短絡される。電流は抵抗のない導線を通るので、この30Ωは合成抵抗に寄与しない(0Ωとみなす)。
- S2を開く:S2の枝は開路で、電流が流れない。この枝の30Ωは回路から切り離されたものとして除く。
【計算】残るのは、a側の30Ωと、縦の30Ωの直列接続である。
合成抵抗=30Ω+30Ω=60Ω
【他の選択肢が出る理由】
- ア 45:S2を閉じたとみなし、右側30Ωと縦の30Ωの並列(15Ω)にa側30Ωを足した値(30+15)。
- ウ 75:S1も開いたとみなし、S1と並列の30Ωまで残した値(30+30+15)。
- エ 120:4個の30Ωをすべて直列に足した値。短絡も開放も考えなかった誤答。
【解き方のコツ】スイッチ付きの合成抵抗は、①閉じたスイッチと並列の抵抗は短絡されて消える、②開いたスイッチの枝は切り離す、の順に整理してから、直列・並列を計算する。直列は和、並列は2個なら「積÷和」、同じ値のn個なら「1個分÷n」で求める。回路を書き直してから計算すると、取り違えを防げる。正答はイ。
- 定期監査問題文の単位(Ω)と端子の名前(a-b間)が抜けていたため補い、解説を図の数値を使って書き直しました(正答は変更なし)。
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。


