第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和6年度下期 問22|電気機器・配線器具・配線

問題

第二種電工 | 電気機器・配線器具・配線 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

D 種接地工事を省略できないものは。 ただし,電路には定格感度電流15 mA, 動作時間0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器 が取り付けられているものとする。

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正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

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解説

D種接地工事は感電防止のため、機器の金属ケースを大地につなぐ工事。漏電遮断器(定格感度電流15mA・動作時間0.1秒以下)が付いている場合、多くの場面でD種接地を省略できる。ただし「水気のある場所」に施設する機器は漏電リスクが高く、省略できない。選択肢の中で省略できないのは「水気のある場所のコンクリートの床に施設する三相200V機器」(正答イ)。乾燥した場所や木製の床の上なら条件付き省略が可能。

D種接地工事の省略要件は電技解釈第29条に規定されている。漏電遮断器(定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下)が施設されている場合、D種接地を省略できる条件と省略できない条件がある。

省略できない場合:水気のある場所に施設する場合(正答イ)。

省略できる場合(漏電遮断器があるとき):ア 乾燥した場所の金属管(電線管)に収める配線→省略可、ウ 乾燥した木製床の上で取り扱うように施設する三相200V機器→省略可、エ 乾燥した場所の単相3線式100/200V配線の電線管→省略可。水気のある場所では漏電時に人体への危険が格段に高まるため、漏電遮断器の有無にかかわらずD種接地が義務付けられる(正答イ)。

本問はD種接地工事の省略要件(電技解釈第29条)の理解を問う問題。漏電遮断器があれば省略可能な場合と省略できない場合の区別が核心。

【D種接地の基本】低圧機器(300V以下の機器)の金属製外箱・電線管等に施す接地工事。接地抵抗100Ω以下(漏電遮断器付きなら500Ω以下でも可)。目的は漏電時の対地電圧を抑制し感電保護することと、地絡電流を大きくして過電流遮断器を動作させること。

【省略できる条件(電技解釈第29条第1項ただし書き)】漏電遮断器(定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下)が付いている場合:

  • 乾燥した場所に施設する場合→省略可
  • 対地電圧が150V以下(100V系)の場合→省略可
  • 乾燥した木製床の上で取り扱う場合→省略可

省略できない場合:水気のある場所(浴室・水場・コンクリート床上等)に施設する場合→省略不可(正答イ)。

【水気の場所が省略不可な理由】水(電解質を含む場合)は電気を通す。床が濡れた状態では人体と大地が低抵抗でつながり、わずかな漏電でも致命的な感電事故につながる。漏電遮断器が動作する前の一瞬(0.1秒)でも危険なため、接地により漏電電圧を最小化することが必須とされている。

【電験三種・第一種への展開】電験三種「法規」では電技解釈の接地工事(A種・B種・C種・D種)の適用区分・接地抵抗値・接地線の太さが出題される。第一種電気工事士では高圧機器のB種・A種接地工事の設計と低圧機器のC種・D種の省略要件の判断が試験範囲。特にC種(300V超の機器)は漏電遮断器による省略が認められないため、混同しないよう注意。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問22(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。