第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和5年度上期午前 問14|電気機器・配線器具・配線

問題

第二種電工 | 電気機器・配線器具・配線 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

定格周波数60 Hz,極数4の低圧三相かご形 誘導電動機の同期速度[min-1]は。

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正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

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解説

三相誘導電動機の同期速度はNs=120×周波数÷極数で計算する。「同期速度」とは回転磁界の速度(理論上の最大回転速度)のこと。極数P=4、周波数f=60Hzを代入するとNs=120×60÷4=1800min⁻¹(正答ウ)。実際の回転速度はこれより少し遅いが、試験では同期速度を計算する。

三相かご形誘導電動機の同期速度Ns=120f/P。f=60Hz、P=4を代入:Ns=120×60/4=1800min⁻¹(正答ウ)。選択肢ア1200(6極・60Hzの値)、イ1500(4極・50Hzの値)、ウ1800(正解・4極・60Hz)、エ3000(2極・50Hzの値)。同期速度は周波数に比例し極数に反比例する。4極・60Hzは1800min⁻¹が同期速度で、実際の回転速度は1750〜1780min⁻¹程度(すべり1〜3%)。工場の汎用ポンプ・コンプレッサー等に多用される回転数帯。

本問は三相誘導電動機の同期速度計算。60Hz・4極→1800min⁻¹(正答ウ)。

【計算】Ns=120×60/4=1800min⁻¹。

【極数・周波数別同期速度の系統整理(第二種必須)】

  • P=2:50Hz→3000、60Hz→3600
  • P=4:50Hz→1500、60Hz→1800(本問)
  • P=6:50Hz→1000、60Hz→1200
  • P=8:50Hz→750、60Hz→900

【4極電動機の実務応用】4極・60Hz(1800rpm)は北米・中南米・西日本60Hz地区で最もよく使われる電動機。ポンプ・圧縮機・コンベヤ等の駆動源として産業分野で広く使われる。実際の電動機銘板には「1750rpm」(60Hzで4極、すべり約2.8%)と記載されることが多い。

【すべりの計算(本問の発展)】すべりs=(Ns-N)/Ns=(1800-1750)/1800≒0.028(2.8%)。二次銅損P₂=s×P_gap。定格出力での効率η=P_output/P_input≒1-s(近似)。すべりが大きいほど効率が低下するため、大容量電動機では低すべり設計(0.5〜1%)が採用される。

【電験三種「機械」への展開】電験三種「機械」の誘導電動機問題は二次銅損・機械出力・一次入力の関係(P_gap=P₂/s=P_mech/(1-s))の計算が最頻出。すべり・等価回路・トルク特性(比例推移)の3テーマを組み合わせた計算問題が毎年出題される。同期速度の計算はその入口にすぎず、実際の試験では数式変形・連立方程式が必要になる。第一種電気工事士では電動機選定(出力・効率・力率・始動電流)の計算が出題される。

この問題の根拠出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問14(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問14(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。