問題
電気工事の種類と,その工事で使用する工具 の組合せとして,適切なものは。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
電気工事の種類と、そのときに使う工具の正しい組合せを選ぶ問題。正答はウ「金属管工事とクリックボール」。クリックボールは手で回す手動式のドリルで、先端に付ける刃物で用途が変わる。リーマを付ければ金属管の切り口の面取り(電線の被覆を傷つけない処理)に使い、羽根ぎりを付ければ木材の穴あけに使う。ア「金属線ぴ工事とボルトクリッパ」は、ボルトクリッパは太い電線やボルトの切断用で線ぴ工事の工具として適切でない。イ「合成樹脂管工事とパイプベンダ」は、パイプベンダが主に金属管の曲げ用で、合成樹脂管の曲げは別の方法(加熱など)を使う。エ「バスダクト工事と圧着ペンチ」は、圧着ペンチが電線端末の圧着用でバスダクト工事に特化した工具ではない。
電気工事の種類と工具の対応問題(正答ウ)。ア「金属線ぴ工事とボルトクリッパ」→ボルトクリッパは太い電線やボルトの切断に使う工具で、線ぴの工事に使う工具の組合せとして適切でない(誤り)。イ「合成樹脂管工事とパイプベンダ」→パイプベンダは主に金属管の曲げに使う。合成樹脂管(PF管・CD管・VE管)の曲げは加熱して行うなど別の方法による。不正確な組合せ(誤り)。ウ「金属管工事とクリックボール」→クリックボールは手動式の穴あけ工具で、先端にリーマを付けて金属管の端を面取りする(羽根ぎりを付ければ木材の穴あけ)。金属管工事で使う工具として適切(正答ウ)。エ「バスダクト工事と圧着ペンチ」→バスダクト工事は導体バーを並べたダクトを接続する工事で、圧着ペンチは電線端末の圧着用であり、バスダクト工事の工具として適切でない(誤り)。
本問は電気工事の種類と使用工具の対応を問う問題(正答ウ:金属管工事とクリックボール)。
【工事種別と工具の対応(試験頻出)】
| 工事種別 | 主な工具 |
|---|---|
| 金属管工事 | クリックボール+リーマ(管端の面取り)・パイプカッター(切断)・リード型ねじ切り器(ねじ切り)・パイプバイス(固定)・パイプレンチ(締め付け)・金切りのこ・パイプベンダ(曲げ) |
| 合成樹脂管工事 | 面取り器・合成樹脂管用カッタ・トーチランプ(加熱曲げ) |
| ケーブル工事 | ケーブルカッタ・ナイフ・ストリッパ |
| バスダクト工事 | スパナ・ボルトクリッパなど |
| がいし引き工事 | ドライバ・ペンチ |
【クリックボールの詳細】クリックボールは手で回す手動式のドリル(ブレース式)で、先端に付ける刃物で用途が変わる。リーマを付ければ、金属管を切断したあとの管端を面取りして、バリで電線の被覆を傷つけるのを防ぐ。羽根ぎりを付ければ木材の穴あけに使う。電動工具が使えない場所でも作業できる。
【パイプベンダの用途の整理】パイプベンダは主として金属管(鋼管)の曲げ加工に使う工具。試験では「パイプベンダ=金属管」が基本的な対応関係として出題されるため、合成樹脂管工事との組合せは誤りとなる。
【電験三種・第一種への展開】第一種電気工事士の技能試験では金属管工事の実技(ねじ切り・曲げ・接続)が出題され、各工具の正確な使い方が求められる。電験三種では施工工具より電気設備技術基準の解釈の施工規定(金属管の種類・支持間隔・屈曲半径)が問われる。
- 電気設備に関する技術基準を定める省令e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和4年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問13(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。

