問題
写真に示す材料の名称は。 なお,材料の表面には「タイシガイセン EM600V EEF/F1.6mm JIS JET<PS>E○○社タイ ネン 2017」が記されている。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
材料の表面に「EM600V EEF/F」という記号が書いてある。この「EM」はエコマテリアル(環境対応型)を意味し、「EEF/F」はポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形の記号。正答はウ「600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形(EM-EEF)」。VVFとよく似た外観だが表面の「EM」表示で区別できる。EMケーブルは燃えても有毒ガス(塩化水素)が出にくい環境対応型電線。
材料の表面文字「EM600V EEF/F 1.6mm」からケーブル種類を特定する問題(正答ウ)。「EM」はEco Material(エコマテリアル・ノンハロゲン)の略。「EEF/F」はポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形(EM-EEFケーブル)の型式記号。ア「無機絶縁ケーブル(MI)」→酸化マグネシウム絶縁の高温耐熱型(誤り)。イ「600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)」→表面表示に「EM」がなく、絶縁・シースがビニル(誤り)。ウ「EM-EEF」→正答。エ「600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)」→表示がCVになるはずで、表面の「EEF/F」とは一致しない(誤り)。表面文字の読解が本問の鍵。
本問はEM-EEFケーブルの表面表示から種類を特定する問題(正答ウ)。
【EM-EEFの表面表示の読み方】「EM」:エコマテリアル(Eco Material)・ノンハロゲン絶縁材料使用の表示。「EEF」:ポリエチレン絶縁・耐燃性ポリエチレンシースの平形(F=平形)ケーブル。「600V」:定格電圧600V。「1.6mm」:導体直径1.6mm(単線)。JIS表示と電気用品安全法のPSEマーク(JET<PS>E)は、規格・法令に適合した電気用品であることを示す表示。
【各種ケーブルの表面表示の識別(試験頻出)】
| 表面表示 | ケーブル種類 |
|---|---|
| VVF / VVR | ビニル絶縁ビニルシース |
| EM-EEF(平形) / EM-EE(丸形) | ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシース(EM系) |
| CV / CVT | 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース |
| MI | 無機絶縁ケーブル |
| IV | ビニル絶縁電線 |
【EM系ケーブルの普及背景】2000年代以降、公共建築物・学校・病院でEM系(ノンハロゲン)ケーブルの採用が増加。火災時の煙・有毒ガス(HCl等ハロゲン系ガス)低減が目的。VVFと外観が非常に似ているため、誤使用を防ぐために表面の「EM」表示で識別する。
【電験三種・第一種への展開】第一種電気工事士試験では各種電線・ケーブルの識別(表面表示読解・外観)と適用場所・施工規定が試験範囲。EM系ケーブルは省エネ・環境配慮の観点から今後さらに普及が見込まれ、電気工事士の実務知識として重要性が増している。電験三種「法規」では電気設備技術基準の解釈の電線種類規定・絶縁耐力試験が出題される。
- 電気用品安全法e-Govで原文を読む
- 電気設備に関する技術基準を定める省令e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問16(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。


