問題
④の部分の最少電線本数(心線数)は。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
配線図で「最少電線本数」を求めるときは、まず複線図を描き、その区間を通る電線を、重ねずに数えます。④の区間(居間のボックス間)には、電源の非接地側の線1本と接地側の線1本のほか、3路スイッチ間の渡り線2本が通ります。合計は 1+1+2=4本で、正答は(ウ)です。3本とすると渡り線の数え落とし、5本とすると、共用できる電線を重ねて数えたことになります。
複線図を描いて、電線の本数を数える手順は次のとおりです。
1. 電源の非接地側(黒)と接地側(白)の電線が、どの器具・スイッチへ届くかを確認する。
2. 3路スイッチ2個で1つの器具を点滅する回路では、スイッチ間の渡り線が2本必要になる。
3. その区間を通る回路の電線を、同じ電線を重ねずに合計する。
④の区間は、居間のボックスとボックスの間で、電源の接地側1本、非接地側1本、3路スイッチ間の渡り線2本が通ります。非接地側の電線は、複数の回路に電源を分けるために使われますが、同じ区間では1本をボックスで共用するので、1本と数えます。
合計は 1+1+2=4本となり、正答は(ウ)です。
最少電線本数の問題は、配線図から複線図を起こす力を問います。毎年出題されるので、考え方を確実に身につけましょう。
【電線の本数の基本】
・コンセントなどに電源を送るだけの区間:非接地側1本と接地側1本の2本。
・スイッチで点滅する照明器具の区間:電源の2本に加え、スイッチと器具を結ぶ線が必要で、通常は3本。
・3路スイッチ2個で1つの照明器具を点滅する区間:スイッチ間の渡り線が2本必要で、電源の線とあわせて、区間によっては4本になる。
本数は、配線図の線の数(斜線の数)ではなく、複線図で実際に必要な電線の数で決まります。
【数え方のコツ(複線図の描き方)】
1. 接地側(白)の電線は、電源から全ての器具に届くよう、ボックスで渡す。
2. 非接地側(黒)の電線は、スイッチを経由して器具に届く。電源側では1本をボックスで共用する。
3. 3路スイッチの渡り線2本は、スイッチ間の区間を必ず通る。
4. 区間ごとに、通る電線を足し合わせる。同じ電線を二重に数えない。
【④の区間の読み取り】④の区間では、電源の接地側1本、非接地側1本、3路スイッチ間の渡り線2本の合計4本が必要になります。「最少」とは、共用できる電線を共用して数えた、必要最小限の本数のことです。
【間違えやすい点】
・非接地側の電線を回路ごとに別々に数えて、5本としてしまう。
・3路スイッチの渡り線を1本と数えて、3本としてしまう。
・接地側の電線を数え忘れる。
配線図の問題は、図中の位置関係を丁寧に追い、区間ごとに通る回路を確かめることが、正答への近道です。正答は(ウ)です。
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問34(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。



