第二種電工 工事の方法 問102:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
③で示す部分の工事の種類として,正しいも のは。
- アケーブル工事(CVT)正答
- イ3 極2 素子漏電遮断器(過負荷保護付,中性線欠相保護付)
- ウワイド形調光器
- エワイドハンドル形点滅器
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③で示す部分の工事の種類を問う配線図問題。選択肢アがケーブル工事(CVT)で正答。CVT(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル・トリプレックス型)は3本の単心CVケーブルをよりあわせた高圧・低圧幹線用ケーブル。配線図の③箇所に「CVT」と記載されている場合、その工事種別はケーブル工事(CVT)となる。OCRで選択肢イ〜エに別問の器具名が混入しているが正答はア。正答はア(ケーブル工事・CVT)。
CVTケーブルとケーブル工事の種類(JIS C 3606・電技解釈):CVT(トリプレックス型架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル):CV(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)の単心3本をよりあわせた構造。高圧・低圧の幹線配線に使用。特徴:曲げやすい・許容電流が大きい・放熱性が良い(3本がよりあわさっているため)。CV(トリプレックス型でないCV):一括シース型(3心一括被覆)→CVTより断面積が大きく重い。配線図でのCVTの扱い:③の箇所にCVTと明記されている場合、その工事種類は「ケーブル工事」(ケーブルを使用した工事はすべてケーブル工事)。正答はア(ケーブル工事・CVT)。
CVTケーブルは工事士試験・電験試験・施工管理試験すべてで出題される重要ケーブル種。その構造・特性・使用場所・他ケーブルとの違いを体系的に理解することが上位資格への接続にもなる。
【CVTケーブルの構造詳細】単心CV(cross-linked polyethylene insulated PVC sheathed cable)3本→よりあわせ→CVT(Triplex type)。内部構造:導体(銅又はアルミ)→架橋ポリエチレン絶縁体(XLPE)→個別のビニルシース→3本よりあわせ→外部バインドテープ(または外装)。架橋ポリエチレン(XLPE)の特徴:耐熱性が高い(最高許容温度90℃)→同断面積でVVより許容電流が大きい。薄くて軽量→ケーブル全体が軽量。耐薬品性・耐候性が優れる。
【CVTとCVの比較】CVT(トリプレックス):3本よりあわせ→可撓性が高い→配線しやすい。放熱性:3本を分離しているため放熱が均一で許容電流が高い。CVQ(押出3心一括):3心一括型→工場内幹線等で使用。CVTより重く大型だが水トリー耐性に優れる設計もある。
【ケーブル工事として施設できる場所】ケーブル工事(VVF・VVR・CV・CVT・CVQ等のケーブルを使用)はすべての施設場所(展開・隠ぺい・乾燥・湿気・水気)で施設可能。最も汎用性が高い工事方法。幹線(大電流)にはCVTが多用され、分岐回路にはVVFが多用される。
【CVTの電力業界での重要性】配電会社・工場の引込幹線:CVT22sq〜CVT150sqが主力。EVチャージャー用電源:大電流(100A以上)が必要なため幹線にCVT使用。再生可能エネルギー(太陽光・風力)の集電ケーブルにもCV系が使用される。正答はア(ケーブル工事・CVT)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問33(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。