問題
電気設備の簡易接触防護措置としての最小高さの組合せとして,正しいものは。 ただし,人が通る場所から容易に触れることのない範囲に施設する。 屋内で床面からの最小高さ[m]:a 1.6/b 1.7/c 1.8/d 1.9 屋外で地表面からの最小高さ[m]:e 2/f 2.1/g 2.2/h 2.3
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
簡易接触防護措置としての最小高さの組合せを問う問題。表では屋内(床面から)がa=1.6m・b=1.7m・c=1.8m・d=1.9m、屋外(地表面から)がe=2.0m・f=2.1m・g=2.2m・h=2.3m。選択肢はア(a・h)=屋内1.6m・屋外2.3m、イ(b・g)=屋内1.7m・屋外2.2m、ウ(c・e)=屋内1.8m・屋外2.0m、エ(d・f)=屋内1.9m・屋外2.1m。簡易接触防護措置の最小高さは、屋内が床面から1.8m以上、屋外が地表面から2.0m以上なので、組合せはウ(c・e)。正答はウ(屋内1.8m・屋外2.0m)。
簡易接触防護措置の最小高さ(電技解釈第24条):簡易接触防護措置とは:人が誤って触れないように機械的な防護(金属製ガード・ネット・囲い等)を施すもの。ただし「完全な接触防護措置」より基準が低く、通常は高い場所に設置することで代替できる。最小高さ(電技解釈第24条):屋内・床面からの高さ:1.8m以上。屋外・地表面からの高さ:2.0m以上。本問の表では、屋内の高さa〜d(1.6・1.7・1.8・1.9m)と屋外の高さe〜h(2.0・2.1・2.2・2.3m)から組合せを選ぶ。屋内1.8m(c)と屋外2.0m(e)の組合せがウに対応する。ア(a・h:屋内1.6m・屋外2.3m)、イ(b・g:屋内1.7m・屋外2.2m)、エ(d・f:屋内1.9m・屋外2.1m)は、いずれも屋内1.8m・屋外2.0mという基準値の組合せと一致しない。正答はウ(c=1.8m・e=2.0m)。
簡易接触防護措置と接触防護措置(完全防護)の高さ基準は試験頻出。数値を正確に覚えるとともに、「なぜその高さか」という人間工学的・安全工学的根拠も理解しておくことが上位試験への接続につながる。
【接触防護措置の種類と高さ基準(電技解釈第24条)】接触防護措置(完全防護):金属板・木板・金属ネット等で人が触れられない構造にする。高さ制限:なし(構造で防護するため)。対象:高圧電気設備・特別高圧設備・保護が必要な機器。簡易接触防護措置(高さで防護):人が通る場所から「容易に触れることのできない範囲」に施設する方法。屋内:床面から1.8m以上。屋外:地表面から2.0m以上。対象:低圧開閉器・電線の一部・分電盤の露出充電部等。
【なぜ屋内1.8m・屋外2.0mか(安全工学の根拠)】屋内1.8m:日本人成人男性の平均身長(約170cm)に約10cm余裕を加えた値。手を伸ばして届きにくい高さを目安としている。屋外2.0m:屋外は荷物を持った状態・自転車・原動機付自転車等が通る→より高い安全裕度が必要。ゴルフクラブや長い棒を持った状態でも触れにくい高さ。2.0mが人の通常動作範囲の上限として設定されている。
【簡易接触防護措置の適用例(実務)】分電盤の露出端子部:床から1.8m以上の高さに設置すれば触れにくい(ただし完全防護の方が安全)。高圧受電設備の低圧側引き出し部:1.8m以上に施設して簡易防護を確保。電柱の引下線(屋外):地上2.0m以上の高さから分岐する低圧接続部は簡易防護の高さを満たす。正答はウ(屋内床面から1.8m以上・屋外地表面から2.0m以上)。
- 電気設備に関する技術基準を定める省令e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和4年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問20(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。

