第二種電工 工事の方法 問120:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
硬質ポリ塩化ビニル電線管による合成樹脂 管工事として,不適切なものは。
- ア管の支持点間の距離は2 m とした。正答
- イ管相互及び管とボックスとの接続で,専用の接着剤を使用し,管の差込み
- ウ湿気の多い場所に施設した管とボックスとの接続箇所に,防湿装置を施し
- エ三相200 V 配線で,簡易接触防護措置を施した場所に施設した管と接続す
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VE管を使った合成樹脂管工事で不適切なものを選ぶ問題。正答はア(管の支持点間の距離を2mとした)。VE管(硬質ポリ塩化ビニル電線管)の支持点間距離は1.5m以下(電技解釈第158条)。2mは規定を超えているため不適切。金属管(薄鋼・厚鋼)の支持点間距離は2m以下で混同しやすい。イ(専用接着剤使用)・ウ(湿気の場所に防湿装置)・エ(200V配線に使用)はいずれも適切な施工。正答はア(支持点間距離2mは規定の1.5m以下を超過)。
VE管の支持点間距離規定(電技解釈第158条):VE管(硬質ポリ塩化ビニル電線管):1.5m以下。金属管(薄鋼・厚鋼):2m以下(VE管より長い)。金属製可とう電線管:1m以下(最も短い)。本問アの「2m」はVE管の基準1.5mを超過→不適切で正答。各選択肢の適否:ア(支持点間2m)→VE管は1.5m以下→超過→不適切・正答。イ(専用接着剤使用・差込み外径1.2倍以上)→適切(VE管の標準接続方法)。ウ(湿気の多い場所・防湿装置施設)→適切(VE管は防湿処理で湿気のある場所に施設可)。エ(200V配線に使用)→適切(VE管は使用電圧制限なし)。正答はア。
VE管・金属管・可とう電線管の支持点間距離はそれぞれ異なり、混同が最多の失点ポイント。管種ごとの値を一覧で記憶し、選択肢が「2m」なら即「金属管かVE管か」を確認する反射的な判断力を身に付けることが高得点の鍵。
【各電線管の支持点間距離まとめ(内線規程・電技解釈)】VE管(硬質ポリ塩化ビニル電線管):1.5m以下(本問の核心)。PF管(合成樹脂製可とう電線管):1.5m以下(VEと同じ)。薄鋼電線管(E管):2m以下。厚鋼電線管(G管):2m以下(薄鋼と同じ)。金属製可とう電線管(1種・2種プリカ):1m以下(最短)。ケーブル(VVF・VVR等):造営材に沿い・接触防護なし→1m以下。接触防護措置あり→2m以下。記憶の方法:「プリカは1m(曲げやすい分短め)」「VE・PF管は1.5m」「金属直管は2m(剛直な分長め)」。
【VE管の接続方法の詳細(電技解釈第158条・JIS C 8430)】TS接続(接着剤接続):管端を専用の接着剤(PVC用)でソケット内に差し込む。差込み深さ:管の外径の1.2倍以上。TS継手(カップリング・エルボ等)を使用。接着剤の種類:PVC専用接着剤(シクロヘキサノン系またはTHF系)。乾燥時間:接続後15分以上の養生が必要(接着剤が固まるまで動かさない)。ゴム輪接続(RR接続):管端にゴムパッキンを使った差込み接続(接着剤不要だが防水性が劣る)。
【VE管工事のその他の施工規定】管の切断:塩ビカッターまたはのこぎり。切断後は内外面をリーマで面取り。管の曲げ:電熱式曲げ工具(ベンダヒーター)で加熱後、管曲げ工具(成形型)で曲げる。曲げ半径:管外径の6倍以上(内側半径)。管の色識別:通常はグレー系(通信用はクリーム・防護用は橙等)。水気の多い場所への施設:可能だが防水措置が必要(水気のある場所はVE管の施設禁止のため使用不可→PF管が代替)。正答はア(VE管の支持点間距離2mは規定1.5m以下を超過し不適切)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問23(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。