第二種電工 工事の方法 問124:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
同一敷地内の車庫へ使用電圧100 V の電気 を供給するための低圧屋側配線部分の工事と して,不適切なものは。 ●3Aam 008 - 8 -
- ア600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)によるケーブル工事
- イ硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE)による合成樹脂管工事
- ウ1 種金属製線ぴによる金属線ぴ工事正答
- エ600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)によるケーブル工事
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同一敷地内の車庫への低圧屋側配線工事で不適切なものを選ぶ問題。正答はウ(1種金属製線ぴによる金属線ぴ工事)。金属線ぴ(1種:幅4cm未満の金属製モール)は屋内の乾燥した場所のみ施設可能で、屋側配線(屋外に露出した配線)には使用できない。ア(CVケーブル工事)・イ(VE管合成樹脂管工事)・エ(VVRケーブル工事)は屋側配線でも使用可能な工事方法。正答はウ(1種金属製線ぴ工事は屋側配線に使用不可)。
屋側配線で使用できる工事方法(電技解釈第170条):屋側配線(屋外の建物外壁等に沿った配線)に使用できる工事:ケーブル工事(CV・VVF・VVR等)→適切(全場所で使用可)。合成樹脂管工事(VE管・PF管)→適切(屋外でも使用可・防湿措置で)。金属管工事→適切(屋外でも使用可)。使用できない工事:金属線ぴ工事→屋内の乾燥した場所のみ(屋外・湿気・水気のある場所はNG)。ライティングダクト工事→乾燥した展開場所のみ(屋外はNG)。本問ウ(1種金属製線ぴ=幅4cm未満の金属モール)→屋側配線(屋外)には使用不可→不適切で正答。正答はウ。
金属線ぴ工事の使用可能場所は「乾燥した場所限定」という制約が最重要。屋側(屋外)・湿気・水気のある場所での使用禁止を徹底して覚えることが失点防止になる。また屋側配線の許容工事種類を総合的に把握することも重要。
【金属線ぴ工事の施設規定(電技解釈第163条)】金属線ぴ(メタルモール)の種類:1種金属製線ぴ→幅4cm未満の金属製モール(狭いタイプ)。2種金属製線ぴ→幅4cm以上の金属製モール(広いタイプ)。使用可能な施設場所:乾燥した場所のみ(展開または点検できる隠ぺい場所)。使用できない場所:湿気のある場所・水気のある場所・屋外(屋側含む)。理由:金属製モールは防水構造ではなく、雨水・湿気が侵入して内部の電線絶縁を劣化させるリスクがある。金属線ぴ工事の用途:オフィスのデスク周りの配線(床面・壁面の表面配線)・展示場の仮設配線等。
【屋側配線に使用できる工事方法(電技解釈第170条)】使用可能:ケーブル工事(VVF・VVR・CV・CVT等)。合成樹脂管工事(VE管・PF管)。金属管工事(薄鋼・厚鋼・2種金属可とう管)。がいし引き工事(屋外用がいし使用)。使用不可:金属線ぴ工事(本問の核心)。ライティングダクト工事(乾燥した展開場所限定→屋外はNG)。フロアダクト工事(屋内床面専用)。
【屋側配線工事の実務例】建物外壁に沿ったエアコン配管:VVFケーブル(保護管なし)または2種金属可とう管で配線。屋外コンセント・外部照明への配線:VVFケーブル+PF管(耐候性のため)が標準。ガレージへの引込み:地中ではFEP管またはVVR/CVケーブル直接埋設。壁面露出では合成樹脂管またはケーブル。正答はウ(1種金属製線ぴ工事は屋側配線には使用できない)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問20(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。